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  1. C# ASP.NET Web APIでクエリ文字列パラメータを使ってAPIバージョニングを実装する方法

    ASP.NET Web APIにおいて、DefaultHttpControllerSelectorクラスは、URIでリクエストされたコントローラのアクションメソッドを選択する役割を担っています。 ここでは、次のようにクエリ文字列を使ってAPIのバージョン管理を実装するケースを考えてみましょう。 v=1 → StudentsV1Controller(バージョン1) v=2 → StudentsV2Controller(バージョン2) たとえば https://localhost:58174/api/student?v=1 のようにクエリ文字列でバージョン情報を渡した場合、404 Not Fou

  2. C# ASP.NET Web APIで未処理の例外を処理する例外フィルターの作成方法

    例外フィルターとは?ASP.NET Web APIでは、コントローラーのアクションメソッド内で発生した未処理の例外に対して、例外フィルター(Exception Filter)を使って共通のエラー処理を行うことができます。ただし、HttpResponseExceptionだけは例外的な存在です。これはHTTPレスポンスを返すことを目的として特別に設計された型のため、例外フィルターの処理対象にはなりません。例外フィルターの基本的な作成方法例外フィルターを実装するには、System.Web.Http.Filters.IExceptionFilterインターフェースを実装します。しかし、実際の開発では

  3. C# ASP.NET Web APIでAcceptヘッダーによるバージョン管理を実装する方法

    Acceptヘッダーは、ブラウザがサーバーに対してどのファイル形式(データ形式)でデータを受け取りたいかを伝えるためのものです。これらのファイル形式は一般的に「MIMEタイプ」と呼ばれています。MIMEとは「Multipurpose Internet Mail Extensions(多目的インターネットメール拡張)」の略称です。Web APIのバージョン情報は、以下のようにヘッダーに含めて送信することができます。Version=1 → StudentsV1Controller Version=2 → StudentsV2Controllerしかし、Acceptヘッダーのバージョン情報に対応した

  4. C# ASP.NET WebAPIでカスタムメディアタイプを使ったバージョニングの実装方法

    メディアタイプ(Media Type)は、APIがクライアントに対してペイロード内のデータをどのように解釈すべきかを伝えるための仕組みです。HTTPプロトコルでは、text/html、application/json、application/xml といった識別子でメディアタイプが指定され、それぞれHTML・JSON・XMLという代表的なWebフォーマットに対応しています。これら以外にも、application/vnd.api+json のようなAPI固有のカスタムメディアタイプが存在します。本記事では、このカスタムメディアタイプを活用してASP.NET Web APIのバージョニングを実現す

  5. C# ASP.NET Web APIでログ記録用のアクションフィルターを作成する方法

    アクションフィルターとはASP.NET Web APIにおけるアクションフィルター(Action Filter)は、アクションメソッドの実行前後に共通のロジックを差し込むための仕組みです。認証チェック、ログ記録、例外処理など、複数のアクションで横断的に必要となる処理を一箇所にまとめられるのが大きなメリットです。特にOnActionExecutingメソッドはアクションメソッドの実行前に、OnActionExecutedメソッドは実行後に呼び出されるため、この2つをオーバーライドすることで、処理の前後に任意のロジックを追加できます。LogAttributeの作成ここでは、ActionFilter

  6. シャローコピーとは何か?C#におけるディープコピーとの違いを徹底解説

    C#でオブジェクトを複製する際、「シャローコピー(浅いコピー)」と「ディープコピー(深いコピー)」という2つの概念を理解することは非常に重要です。この記事では、それぞれの特徴と違いをコード例とともにわかりやすく解説します。 シャローコピー(浅いコピー)とは シャローコピーとは、オブジェクトの「本体」だけをコピーし、その中に含まれる内部オブジェクトまではコピーしない方法です。 つまり、内部オブジェクトは元のオブジェクトとコピー先の両方で共有されることになります。 これがシャローコピー最大の問題点です。2つのオブジェクトは完全に独立していないため、片方のオブジェクトを変更すると、その変更がもう片方

  7. C# LINQでSkip演算子とTake演算子を組み合わせて使う方法

    C# の LINQ には、シーケンス(コレクション)から要素を取得・除外するための便利な演算子が用意されています。Take 演算子は配列やリストの先頭から指定した数の要素を返し、Skip 演算子は先頭から指定した数の要素を読み飛ばします。両者を組み合わせることで、「コレクションの途中の範囲だけを取り出す」という処理を簡潔に記述できます。ページネーション(ページング)処理などでよく使われる定番パターンです。Skip 演算子とはSkip 演算子は、シーケンスの最初の要素から指定した位置までの要素を読み飛ばし、残りの要素を返します。Take 演算子とはTake 演算子は、シーケンスの最初の要素から指

  8. 【C#入門】Equalsメソッドの挙動を徹底解説!参照比較と値比較の違い、オーバーライドによる実装方法

    C#におけるEqualsメソッドは、オブジェクト同士を比較するための基本的な手段です。しかし、デフォルトの動作では「参照の一致」を判定するため、プロパティの値が完全に同じでも、別々のインスタンスであればfalseが返されます。本記事では、この挙動を具体的なサンプルコードとともに解説し、EqualsメソッドとGetHashCodeメソッドをオーバーライドすることで「値の等価性」を実現する方法を紹介します。 デフォルトのEqualsメソッドの挙動 まず、Employeeクラスのインスタンスeを作成し、それを変数e2に代入するケースを見てみましょう。この場合、両方の変数は同一のオブジェクト(同じ参照

  9. C#でデフォルト以外の値が繰り返される配列を作成する方法

    C#では、Enumerable.Repeat()メソッドを使用することで、デフォルト値以外の要素を持つ配列を簡単に作成できます。このメソッドは、指定した要素を指定した回数だけ繰り返したコレクション(IEnumerable<T>)を生成します。使い方は非常にシンプルです。第一引数に繰り返したい要素の値を、第二引数に繰り返す回数を指定するだけです。結果を配列として扱いたい場合は、後述のようにToArray()メソッドと組み合わせます。なお、Enumerable.Repeat()はSystem.Linq名前空間に属しているため、コードファイルの先頭に using System.Linq;

  10. C#でガベージコレクションを強制実行する方法

    C#では、GC.Collect()メソッドを呼び出すことで、ガベージコレクタ(GC)の動作を強制的に実行することが可能です。ただし、この方法は推奨されていません。強制的なGCの実行はパフォーマンスのオーバーヘッドを引き起こす可能性があるためです。通常、.NETのガベージコレクタは最適なタイミングで自動的に動作するよう設計されているため、明示的な呼び出しは特別な理由がある場合に限定すべきです。GC.Collect()メソッドの種類Collect():すべてのジェネレーション(第0世代〜第2世代)に対して、即時のガベージコレクションを強制します。Collect(Int32):第0世代から指定された

  11. C#でUnixタイムスタンプを取得する3つの方法【初心者向け解説】

    Unixタイムスタンプは、主にUnix系オペレーティングシステムで使用される時間の表現方法です。しかし、タイムゾーンに依存せず世界中のどの地域でも同じ時刻を表せるため、WindowsやmacOSなど他のOSやプログラミング言語でも広く活用されています。Unixタイムスタンプは、1970年1月1日0時0分0秒(UTC)を起点(エポック)とした経過秒数で時刻を表します。つまり、特定の日時とエポックとの間の秒数がそのままタイムスタンプとして扱われます。この記事では、C#でUnixタイムスタンプを取得する代表的な3つの方法を、サンプルコードと実行結果とともに解説します。方法1:DateTime.Now

  12. C#の#if DEBUGディレクティブとは?デバッグとリリース構成の違いと使い方

    Visual Studioには、.NETプロジェクトをビルドするための「Debug(デバッグ)」と「Release(リリース)」という2つの異なるビルド構成が用意されています。Debugモードは、.NETプロジェクトをステップ実行しながらデバッグ作業を行う際に使用します。一方、Releaseモードは、アセンブリファイル(.dllや.exe)の最終的な本番ビルドに使用します。ビルド構成を変更する方法ビルド構成を切り替えるには、以下のいずれかの方法を使用します。メニューの「ビルド」から「構成マネージャー」を選択し、DebugまたはReleaseを選ぶ。ツールバー上の「ソリューション構成」ドロップダ

  13. C#でLINQとラムダ式を使って結合(Join)を行う方法をわかりやすく解説

    内部結合(Inner Join)とは内部結合(Inner Join)は、両方のコレクション(テーブル)に存在し、指定したキーが一致するレコードのみを返す結合方法です。片方だけに存在するデータは結果から除外されます。また、LINQでは単純な2つのコレクション間の結合だけでなく、条件を組み合わせて3つ以上のコレクションを結合することも可能です。複数の条件で結合したい場合は匿名型(Anonymous Type)を利用すると便利です。LINQで結合を書く2つの方法LINQには主に次の2つの記述方法があります。メソッド構文: Join拡張メソッドとラムダ式を使用して結合します。クエリ構文: SQLに似た

  14. C#で比較デリゲートを使って複合型のリストを並べ替える方法をわかりやすく解説

    C#の List<T> クラスには複数の Sort() メソッドのオーバーロードが用意されており、そのうちの1つは引数として Comparison デリゲートを受け取ります。このデリゲートを活用することで、独自に定義したクラスのような複合型のリストでも、任意の基準で柔軟に並べ替えることができます。public void Sort(Comparison<T> comparison)CompareTo メソッドは、現在のインスタンスの値が、指定したオブジェクトまたは別の Int16 インスタンスの値よりも「小さい」「等しい」「大きい」のいずれであるかを示す整数を返します。戻

  15. C#のMonitorクラスとlockステートメントの違いを徹底解説

    C#において、Monitorクラスとlockステートメントは、どちらもオブジェクトへのアクセスを同期させるための仕組みを提供します。実は、lockステートメントは「Monitor.Enter」をtry-finallyブロックで囲んだ構文のショートカット(糖衣構文)にすぎません。lockとMonitorの使い分けlockステートメントは簡潔に書けるため、基本的な排他制御には最適な選択肢です。一方、より高度なマルチスレッド処理を実装したい場合には、Monitorクラスが適しています。Monitorクラスを使うと、以下のようなメソッドを利用でき、きめ細かな制御が可能になります。TryEnter():

  16. C#で再試行(リトライ)ロジックを実装する方法

    再試行ロジックとは 再試行(リトライ)ロジックは、失敗する可能性のある操作に対して実装される仕組みです。ネットワークの一時的な障害やタイムアウトなど、一時的なエラーは少し時間をおいて再試行することで解決できるケースが多くあります。 ただし、再試行ロジックは失敗した操作の完全なコンテキストを把握できる箇所にのみ実装することが重要です。不適切な場所で再試行を行うと、システムに余計な負荷をかけたり、データの不整合を引き起こしたりする恐れがあります。 さらに、再試行を引き起こすすべての接続障害をログに記録することも欠かせません。ログを残すことで、アプリケーション、サービス、またはリソース側に潜む根本的

  17. C#の匿名クラス(匿名型)はインターフェイスを実装できる?理由と代替方法を解説

    結論から言うと、C#の匿名型(匿名クラス)はインターフェイスを実装することができません。インターフェイスを実装した型が必要な場合は、独自の名前付きクラスやレコード型を定義する必要があります。匿名型とは匿名型は、事前に明示的な型を定義することなく、一連の読み取り専用プロパティを1つのオブジェクトにまとめられる便利な機能です。型名はコンパイラによって自動生成されるため、ソースコードレベルでは参照できません。各プロパティの型もコンパイラが自動的に推論します。new演算子とオブジェクト初期化子を組み合わせて作成します。匿名型の基本的なコード例class Program{  &nbs

  18. C#のif/elseとswitch-caseの違いとは?特徴と使い分けのポイントを解説

    switchステートメントは、マッチ式とのパターンマッチングの結果に基づいて、候補リストの中から実行対象となる単一のセクションを選択する「選択ステートメント」です。 switchは、ひとつの式を3つ以上の条件と照らし合わせて判定したい場合に、if-else構文の代替としてよく利用されます。 さらに、switchステートメントにはif-elseより高速に動作するという特徴があります。switchではケースの数がどれだけ多くても平均比較回数が1回で済むため、任意のケースへの到達はO(1)で行えます。一方、if-elseは上から順番に条件を評価していくため、該当する条件が下にあるほど比較回数が増えて

  19. C# 7.0のoutパラメーターの改善点とは?

    C# 7.0では、outパラメーターの使い方が大きく改善されました。従来のバージョンでは、out変数をメソッドに渡す前に、必ず別の行で宣言しておく必要がありました。しかしC# 7.0以降では、メソッド呼び出しの引数リストの中に直接(インラインで)out変数を宣言できるようになり、コードがより簡潔で直感的になりました。 主なメリット コードが短くなり、読みやすさが向上する。 メソッド呼び出し前に初期値の代入や事前の宣言文が不要になる。 変数の宣言と使用箇所が近くなり、コードの意図が明確になる。 従来の構文(C# 6.0まで) まずは従来の書き方を見てみましょう。Mainメソッド内で、ou

  20. C# 7.0のデコンストラクター(Deconstruct)とは?基本と使い方を解説

    デコンストラクターとはC# 7.0で導入されたデコンストラクター(Deconstructor)は、オブジェクトをその構成要素へ分解するための機能です。コンストラクターがオブジェクトを「組み立てる」のに対し、デコンストラクターはその逆で、オブジェクトから個々の値を取り出して変数に割り当てることができます。主な特徴同一プログラム内に、outパラメータの数が同じデコンストラクターメソッドを複数定義できます。また、パラメータの数と型が同じであっても、順序が異なるものは許可されます。デコンストラクターは新しいタプル構文の一部です。Tuple<> クラスとは無関係で、関数型プログラミングから着

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