C#でガベージコレクションを強制実行する方法
C#では、GC.Collect()メソッドを呼び出すことで、ガベージコレクタ(GC)の動作を強制的に実行することが可能です。
ただし、この方法は推奨されていません。強制的なGCの実行はパフォーマンスのオーバーヘッドを引き起こす可能性があるためです。通常、.NETのガベージコレクタは最適なタイミングで自動的に動作するよう設計されているため、明示的な呼び出しは特別な理由がある場合に限定すべきです。
GC.Collect()メソッドの種類
- Collect():すべてのジェネレーション(第0世代〜第2世代)に対して、即時のガベージコレクションを強制します。
- Collect(Int32):第0世代から指定されたジェネレーションまでを対象に、即時のガベージコレクションを強制します。引数には対象となる最大のジェネレーション番号を指定します。
サンプルコード
以下は、GC.Collect()を使用してメモリ使用量の変化を確認する例です。
using System;
class MyGCCollectClass{
private const int maxGarbage = 1000;
static void Main(){
// メモリ上にオブジェクトを生成する
MyGCCollectClass.MakeSomeGarbage();
Console.WriteLine("コレクション前のメモリ使用量: {0:N0}",
GC.GetTotalMemory(false));
// すべてのジェネレーションのメモリをコレクション
GC.Collect();
Console.WriteLine("フルコレクション後のメモリ使用量: {0:N0}",
GC.GetTotalMemory(true));
}
static void MakeSomeGarbage(){
Version vt;
// オブジェクトを生成して解放し、未使用オブジェクトでメモリを埋める
for(int i = 0; i < maxGarbage; i++){
vt = new Version();
}
}
}コードの解説
このサンプルでは、まずMakeSomeGarbage()メソッド内で1000個のVersionオブジェクトを生成し、参照を切ることで「ゴミ」となる未使用オブジェクトをメモリ上に作成しています。
その後、GC.GetTotalMemory(false)でコレクション前のメモリ使用量を取得し、GC.Collect()を実行した後にGC.GetTotalMemory(true)でコレクション後のメモリ使用量を表示しています。GetTotalMemoryの引数にtrueを渡すと、取得前に強制的にコレクションが行われます。
注意点
GC.Collect()の呼び出しは、メモリリークの調査やベンチマークテストなど、デバッグ・診断目的での使用にとどめるのが望ましいでしょう。本番環境のコードで頻繁に呼び出すと、GCの自動チューニング機能を妨げ、かえってアプリケーション全体のパフォーマンスを低下させる恐れがあります。
-
Macがフリーズしたときの対処法!強制再起動のやり方を解説
Macは、Appleが開発・販売するパーソナルコンピュータのブランドです。独自のオペレーティングシステムと優れた作り込みの高さが特徴で、当初は「Macintosh」という名称でしたが、後に「Mac」へと変更されました。現在ではMacBook Air、MacBook Pro、iMacなど、多彩な製品ラインナップが展開されています。Macを使用していると、動作が固まってしまい再起動が必要になる場面があります。通常であれば普通に再起動すれば問題ありませんが、システムがフリーズしている場合は、通常の方法では再起動できないこともあります。そこで本記事では、Macを強制的に再起動する便利な方法と、フリーズ
-
Macの再起動と強制再起動のやり方をわかりやすく解説
MacBook Proが熱くなりすぎている、動作が重い、アプリが頻繁にクラッシュする——そんなときは、再起動が最もシンプルで確実な解決策です。再起動を行うと、すべてのプログラムが終了され、システムがリフレッシュされた状態で立ち上がります。ただし、Macが完全にフリーズして反応しなくなった場合、通常の再起動では対処できません。このようなときは強制再起動(フォース再起動)が必要です。強制再起動を使えば、再起動コマンドを受け付けない問題のあるMacでも、強制的に再起動させることができます。本記事で紹介する内容は以下の4つです。AppleメニューからMacを再起動する方法キーボードの組み合わせでMac