Google Chromeから印刷できないときの対処法6選|Aw-Snapエラーも解決
Google Chromeから直接印刷する機能を使っているユーザーの間で、「突然印刷できなくなった」という不具合の報告が相次いでいます。多くの場合、それまで長期間問題なく印刷できていたのに、ある日を境に印刷機能だけが使えなくなるというパターンです。
また、印刷操作を実行した瞬間に「Aw-Snap!」というエラーが表示されるケースも多数報告されています。

この問題でお困りの方は、以下で紹介する対処法を試してみてください。同じ状況に悩まされていたユーザーが実際に成功した方法を厳選しました。上から順番に試していき、ご自身の環境で効果のある解決策が見つかるまで進めてください。
方法1:Ctrl + Shift + P ショートカットキーを使う(回避策)
手間のかかる作業を避けて手っ取り早く解決したい場合は、Ctrl + Shift + P のショートカットキーを使うことで問題を回避できる可能性があります。このショートカットでは、Chrome独自の印刷ダイアログではなくシステム側の印刷ダイアログが直接開くためです。
ただし、これはあくまで回避策であり、印刷機能が正常に動かなくなった根本的な原因を解消するものではありません。根本的な解決を目指したい場合は、次の方法以降を試してください。
方法2:Google Cloud Printの不要なプリンターを削除する
ブラウザをアンインストールしなくても、Google Cloud Printに登録されているプリンターを整理することで問題が解決したというユーザーもいます。
どうやら、アクティブなプリンターが複数登録されていると、Chromeから直接印刷できなくなるトラブルが発生することがあるようです。
対策としては、使用していない余分なプリンターを削除します。手順は以下の通りです。
- Google Chromeを開き、右上のメニューアイコン(縦3点)をクリックして「設定」を選択します。
- 設定画面を一番下までスクロールし、「詳細設定」をクリックしてメニューを展開します。さらに下へスクロールし、「印刷」セクションにある「Google Cloud Print」をクリックします。

- 「Cloud Printデバイスを管理」をクリックし、現在使用していないプリンターの「管理」ボタンからそれぞれ削除していきます。

- アクティブなプリンターが1台だけになったら、Google Chromeを再起動し、ブラウザから直接印刷できるかどうかを確認します。改善しない場合は、次の方法に進みましょう。
注意:Google Cloud Printは2021年1月にサービスを終了しています。この方法は古いバージョンのChromeを使用している場合にのみ有効です。最新版をお使いの場合は、後述の方法を試してください。
方法3:閲覧履歴を削除してからChromeを再インストールする
最も成功率が高いのがこの方法です。閲覧履歴などのローカルデータを含めてChromeをアンインストールし、最新版を再インストールすることで、印刷機能が復活したという報告が多数あります。
閲覧データの削除からChromeの再インストールまでの手順は以下の通りです。
- Google Chromeを開き、設定メニューから「その他のツール」>「閲覧履歴データの消去」を選択します。

- 期間を「全期間」に設定し、「閲覧履歴」、「Cookieと他のサイトデータ」、「キャッシュされた画像とファイル」にチェックが入っていることを確認します。その後「データを消去」をクリックして削除を開始します。完了したらChromeを閉じて構いません。

- Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「appwiz.cpl」と入力してEnterキーを押すと、「プログラムと機能」が開きます。

- プログラムと機能の一覧からGoogle Chromeを見つけて右クリックし、「アンインストール」を選択します。閲覧履歴も削除するか尋ねられた場合は同意して「次へ」をクリックします。
- アンインストールが完了したらPCを再起動し、標準のブラウザでChromeの公式サイトにアクセスして、最新版のインストーラーをダウンロードします。

- ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってChromeをインストールします。その後、Chromeから直接印刷できるか確認しましょう。
この方法でも解決しなかった場合は、以下の方法を試してください。
方法4:Tempフォルダへのフルコントロール権限を取得する
一時ファイルフォルダ(AppData内のTempフォルダ)のアクセス許可を変更することで、ようやく問題が解決したというユーザーもいます。Tempフォルダに対して自分自身にフルコントロール権限を与えることで、Google Chromeからの印刷機能が復元されるようです。
確定的な根拠があるわけではありませんが、Windows Updateが既にインストール済みのブラウザ関連のアクセス許可を書き換えてしまったことが原因だと考えられています。
注意:この方法は、Internet Explorerからは印刷できるのに、Google ChromeやFirefoxなどサードパーティ製ブラウザからは印刷できない場合に特に有効です。
Tempフォルダにフルコントロール権限を付与してChromeの印刷機能を復元する手順は以下の通りです。
- エクスプローラーで C:\Users\*ユーザー名*\AppData\Local に移動し、Tempフォルダを右クリックして「プロパティ」を選択します。
- Tempのプロパティで「セキュリティ」タブを開き、「グループ名またはユーザー名」の最初のアカウントを選択して「編集」をクリックします。「フルコントロール」の「許可」にチェックを入れます。これを残りのすべてのアカウントについても同様に繰り返します。

- PCを再起動します。再起動後は、Google Chromeを含むすべてのサードパーティ製ブラウザから印刷できるようになっているはずです。
この方法でも問題が解決しない場合は、最後の方法に進みましょう。
方法5:プリントスプーラードライバーを修復する
ここまでの方法がすべて効果なかった場合、プリントスプーラードライバー、または印刷処理を担当する別のWindowsコンポーネントが破損している可能性が高いです。Microsoft純正のアプリ以外(あらゆるサードパーティ製アプリ)から印刷できない場合は、ほぼ間違いなくこれが原因です。
一部のユーザーの報告によると、SYSWOW64フォルダ内の特定のファイルを置き換える必要があるとのこと。その場合、OSを再インストールせずに問題を解決する最善の方法はシステム修復を実行することです。
システム修復にはシステム ファイル チェッカー(SFC)を使用します。これはシステムファイルの破損をスキャンし、破損したファイルを正常なコピーに置き換えてくれるWindows標準ユーティリティです。以下の手順でSFCスキャンを実行し、Chromeの印刷問題を修正しましょう。
- スタートメニュー(左下)で「cmd」と検索し、コマンドプロンプトを右クリックして「管理者として実行」を選択します。

- 管理者権限のコマンドプロンプトで、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
注意:DISMコマンドはWindows Update(WU)経由で破損ファイルの置き換え用ファイルを取得します。そのため、インターネット接続が有効で安定している必要があります。接続が不安定だと処理に失敗するので注意してください。 - DISMの処理が完了したら、続いてシステム ファイル チェッカーを実行します。管理者権限のコマンドプロンプトに以下のコマンドを入力してEnterキーを押してください。
sfc /scannow

注意:スキャンが開始されると、SFCユーティリティが保護対象のすべてのシステムファイルを走査し、破損しているファイルを新しい正常なコピーに置き換えます。処理が完了するまで管理者権限のコマンドプロンプトウィンドウは閉じないでください。 - 処理が完了したらコマンドプロンプトを閉じ、PCを再起動します。起動後、印刷の問題が解決し、サードパーティ製アプリからも印刷できるようになっているか確認しましょう。
方法6:Chromeを初期設定にリセットする
Chromeをデフォルト設定に戻すことで問題を回避できたというユーザーもいます。この方法では実際にそれを行います。手順は以下の通りです。
- Chromeを起動し、右上の「縦3点アイコン」をクリックします。
- リストから「設定」を選択して下へスクロールします。

- 「リセットとクリーンアップ」の項目にある「設定をデフォルト値に戻す」オプションをクリックします。

- リセット後も問題が発生するかどうかを確認します。
注意:加えて、以下のランタイム・アプリをダウンロードしてインストールしておくとよいでしょう。
XPX Essential
.NET 3.0
.NET 3.5
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