Excelでファイルを開く前に外部リンクを解除する方法(初心者向け簡単手順)
Microsoft Excelは非常に強力なソフトウェアです。Excelのツールや機能を活用すれば、データに対してさまざまな操作を実行できます。数式の作成に役立つ標準のExcel関数も豊富に用意されています。教育機関や企業では、貴重なデータの保存にExcelファイルが広く利用されています。場合によっては、複数のワークシートやワークブックをリンクさせ、異なるソースからデータを取り込むこともあるでしょう。
しかし、リンク元のファイルに変更が加わると、作業中のワークシートにもその影響が及んでしまいます。そのため、状況によってはリンクを解除する必要があります。本記事では、Excelでファイルを開く前にリンクを解除する手順を、ステップごとにわかりやすく解説します。
ステップバイステップ:ファイルを開く前にExcelのリンクを解除する方法
Excelでリンクを解除する方法は大きく分けて2つあります。「ファイルを開く前」と「ファイルを開いた後」です。ファイルを開く前に解除できるのは、ファイル内のすべてのリンクを一括で解除する方法のみです。ここでは、サンプルデータを使って説明します。
以下のデータセットには、販売員(Salesman)、製品(Product)、純売上高(Net Sales)が含まれています。このうち「純売上高」の金額は、別のワークブックから参照しています。リンク元のファイル名は「Sample」で、ソースシートは「Sheet1」です。下図をご覧いただくとイメージしやすいでしょう。それでは、実際の手順を見ていきましょう。

ステップ1:Excelファイルの拡張子を変更する
最初のステップでは、ファイル形式をZip形式に変更します。ファイル名を直接変更する方法でも、Zipファイルを扱えるアプリケーションでExcelファイルを開く方法でも対応可能です。
- この例では、ファイル拡張子を変更する方法を採用します。
- Excelファイルの名前を「Break Lines.zip」に変更してください。

あわせて読みたい: リンク元が見つからないときにExcelのリンクを解除する方法(4つの方法)
ステップ2:ファイルを開く前にリンクを解除する
ここでは、Zipファイル形式でファイルを開き、リンクを解除する手順を紹介します。以下の流れをしっかり確認してください。
- まず、Zipファイルを開きます。
- 次に、「xl」フォルダをダブルクリックして開きます。

- 続いて、「externalLinks」フォルダを選択します。
- その後、「Delete(削除)」キーを押してフォルダを削除します。

- Zipファイルを閉じます。
- 次に、Excelファイルの拡張子を元に戻して開きます。
- すると、警告ダイアログボックスが表示されるので、「はい」をクリックします。

- さらに別のダイアログボックスが表示されたら、「閉じる」をクリックします。

最終結果
これで、Excelファイルからすべての外部リンクが完全に解除されました。リンクや数式はもう残っていません。下のデータセットを見ると、「純売上高」の金額が値のみになっていることが確認できます。このようにすれば、ファイルを開く前にExcelのリンクを解除することが可能です。

あわせて読みたい: Excelでリンクを解除して値を保持する方法(3つの簡単な方法)
ファイルを開いた後にExcelのリンクを解除する方法
実は、ファイルを開いた後にリンクを解除する方が、より簡単な方法です。この方法なら、すべてのリンクを一括で選択することも、必要なリンクだけを選んで解除することもできます。以下の手順に従って作業しましょう。先ほどと同じデータセットを使用します。
手順:
- まず、リボンの「データ」タブ ➤ 「リンクの編集」をクリックします。

- 「リンクの編集」ダイアログボックスが表示されます。
- 目的のリンク、またはすべてのリンクを選択します。
- 「リンクの解除」をクリックします。

- 警告ダイアログボックスが表示されるので、「リンクの解除」をクリックします。

- これで、外部リンクのないワークシートが完成します。
- 下の画像で最終的な結果をご確認ください。

あわせて読みたい: [解決済み!]Excelでリンク解除が機能しないときの対処法(7つの解決策)
まとめ
以上の手順を実践すれば、Excelでファイルを開く前にリンクを解除できるようになります。ぜひ日々の業務でお役立てください。ほかにおすすめの方法があれば、ぜひお知らせください。ExcelDemyのウェブサイトでは、このような便利な記事を今後も発信していきます。コメント、ご提案、ご質問などがあれば、下のコメント欄からお気軽にお寄せください。
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