ExcelでSmartArt階層図を作成・活用する方法【初心者向け簡単ステップ解説】
Microsoft Excelは非常に強力なソフトウェアです。Excelに搭載されたさまざまなツールや機能を使えば、データに対して多様な操作を行うことができます。数式を作成できるExcel関数も豊富に用意されており、教育機関や企業では貴重なデータの管理にExcelファイルが広く活用されています。
データを効果的に伝えたいとき、グラフやチャートはとても役立ちます。特にSmartArt階層図は、組織構造や報告関係など、あらゆる組織に存在するヒエラルキー(階層)を視覚的に表現するのに最適なツールです。この記事では、ExcelでSmartArt階層図を作成し、活用するための手順をステップバイステップで詳しく解説します。
ExcelでSmartArt階層図を使う具体的な手順
Excelのグラフやチャートを活用すると、アンケート結果などの分析が格段にしやすくなります。閲覧者も視覚的な情報から内容を直感的に理解できます。同様に、階層図は企業や会社の組織構造を提示する際に非常に効果的です。
ここでは、ExcelワークシートにSmartArt階層図を挿入する方法と、その活用方法をご紹介します。例として、CEOを頂点とし、その下にプロジェクトマネージャー、さらにその下にチームリーダー、そしてリーダーの下でライター3名が働くという会社の組織図を作成してみましょう。以下の手順に沿って進めてください。
STEP 1:SmartArt階層図を挿入する
まず、目的の階層図を挿入する必要があります。
- リボンの「挿入」➤「図」➤「SmartArt」を選択します。

- するとダイアログボックスが表示されます。
- 「階層」タブに移動します。
- 「組織図」を選択してOKをクリックします。

これで以下のような図形が挿入されます。
- 各図形をクリックして直接テキストを入力できます。
- また、下の画像で示したアイコンをクリックする方法もあります。

- クリックすると、チャートの横に小さなテキストペインが表示されます。
- ここに入力したテキストは、自動的に図形へ反映されます。

STEP 2:データを入力する
次に、各図形に役職名を入力していきます。
- 最初の2つの図形に、それぞれ「CEO」と「プロジェクトマネージャー」を入力します。
- 詳細は下の画像を参考にしてください。

- 続いて、プロジェクトマネージャーの下にある3つの図形を削除します。
- プロジェクトマネージャーの図形を選択します。
- 「SmartArtデザイン」➤「図形の追加」➤「下に図形を追加」を選択します。

- これでプロジェクトマネージャーの下に新しい図形が追加されました。
- そこに「チームリーダー」と入力します。

- 同じ手順で、チームリーダーの下に図形を3つ追加します。
- それぞれの図形を「ライター1」「ライター2」「ライター3」と入力します。
- 完成イメージは以下のチャートの通りです。

STEP 3:チャートを修正・カスタマイズする
このステップでは、レイアウトスタイルの変更など、目的に合わせたカスタマイズ方法をご紹介します。
- まず、チャートをクリックして選択します。
- 「SmartArtデザイン」➤「レイアウトの変更」➤「ラベル付き階層」を選択します。

- さらに、「色の変更」セクションから好みの配色を選びます。
- この例では、閲覧者が役職の違いをひと目で把握できるよう配色を選択しています。

以下の図が変更後の結果です。

- もちろん、その他の設定もお好みに合わせて調整できます。

- 昇進や降格を表現したい場合は、特定の図形を移動させる必要があるかもしれません。
- 同じ階層内の図形同士の位置を入れ替えることも可能です。
- その場合は、対象の図形をクリックします。
- 次に、「SmartArtデザイン」タブ内の「グラフィックの作成」セクションに移動します。
- そこに必要な操作(昇格・降格・上へ移動・下へ移動など)のオプションが揃っています。

最終的な完成図
必要な修正がすべて完了したら、プレゼンテーション用のチャートが完成です。以下が今回作成したSmartArt階層図の最終成果物です。

まとめ
以上の手順を実践すれば、誰でもExcelでSmartArt階層図を作成・活用できるようになります。ぜひ実際の業務や資料作成に取り入れてみてください。他にも便利な方法をお持ちの方は、ぜひ情報を共有していただければ幸いです。本サイトでは、このようなExcel活用術を今後も発信していきますので、ブックマークをおすすめします。ご質問やご意見がありましたら、下のコメント欄からお気軽にお寄せください。
関連記事
- Excelピボットテーブルで階層を作成する方法(簡単な手順付き)
- Excelピボットテーブルで日付階層を作成する方法(簡単な手順付き)
- Excelで行の階層を追加する方法(2つの簡単な方法)
-
Excelで階層図を作成する3つの簡単な方法|SmartArt・アドイン・図形を徹底解説
階層図(ヒエラルキーチャート)を作りたいとき、Excelはとても便利なツールです。この記事では、Excelで階層図を作成する方法を中心に詳しく解説します。 階層図とは? 階層図とは、システムや組織がどのように細分化されているかを視覚的に表した図です。一般的に上から下への構造、または左から右へのレイアウトが用いられます。図の中の四角形はシステム内のさまざまな要素(エンティティ)を示し、線でそれらをつなぐことで関係性を表現します。組織図に似た側面を持つ図でもあります。 Excelで階層図を作成する3つの方法 ここでは、以下のデータセットを使用して階層図の作成方法をご紹介します。このデータセットには
-
Excelの日付に「区切り位置」機能を使う方法|初心者向け簡単3ステップ
Excelを使用していると、「区切り位置」機能を活用したい場面がよくあります。この機能はさまざまな作業に役立ちます。本記事では、Excelで日付に対して「区切り位置」機能を使う方法を、必要な図解とともにわかりやすい3つのステップで紹介します。この記事を読めば、あなたのExcelスキルがさらに向上するはずです。 日付に「区切り位置」機能を使う手順 ここからは、Excelで日付に「区切り位置」機能を使う具体的な手順を説明します。まずデータセットを作成し、次に「区切り位置」ウィザードを実行することで、最終的に目的の結果を得ることができます。以下の手順を順番に確認しながら、図も参考にして進めてくださ