Outlookデータファイルにアクセスできないときの対処法:試したい4つの修正方法
Outlookには、メールの送受信をより快適かつ効率的に行うための便利な機能が多数搭載されています。しかし、その一方で、利用中にさまざまなトラブルに遭遇することもあります。そのひとつが、「個人用データファイルにアクセスできない」というエラーです。
この問題が発生すると、画面には次のようなエラーメッセージが表示されます。
0x8004010F:Outlookデータファイルにアクセスできません。
このエラーが発生すると、メールの送受信が一切できなくなり、何度操作を繰り返しても同じメッセージが表示され続けます。主な原因は、Outlookプロファイルの破損です。幸いなことに、この問題はいくつかの方法で解決できます。本記事では、Outlookがデータファイルを正しく認識するようにするための4つの対処法を順番に紹介します。
方法1:新しいOutlookプロファイルを作成して使用する
「Outlookデータファイルが見つかりません」というエラーに対する最も簡単な解決策は、新しいプロファイルを作成し、それをメインのプロファイルとして設定することです。古いプロファイルの設定に起因する問題を一掃し、クリーンな状態でやり直すことができます。
手順1:データファイルの保存場所を確認する
まず、Outlookデータファイルがどこに保存されているかを確認しましょう。
- Windowsパソコンでコントロールパネルを開きます。
- 右上の表示方法メニューをクリックし、大きいアイコンが選択されていることを確認します。
- Mail(メール)オプションを見つけてクリックし、メール設定を表示します。
- プロファイルの表示ボタンをクリックして、Outlookのプロファイル一覧を開きます。
- 一覧から現在使用中のプロファイルを選択し、プロパティをクリックします。
- データファイルボタンを選択すると、データファイルの保存先が表示されます。
- チェックマークアイコンが付いたファイルのエントリを確認し、そのOutlookデータファイルの場所を控えておきましょう。
手順2:新しいOutlookプロファイルを作成する
次に、破損した古いプロファイルの代わりとなる新しいプロファイルを作成します。後ほどメールアカウントの設定が必要になるため、ログイン情報を手元に準備しておいてください。
- コントロールパネルを開き、Mail(メール)オプションをクリックします。
- プロファイルの表示ボタンを選択してプロファイル一覧を開きます。
- 次の画面で追加をクリックし、新しいプロファイルを追加します。
- プロファイル名フィールドに新しいプロファイルの名前を入力し、OKをクリックして保存します。
- メールセットアップウィザードが表示されます。手動設定または追加のサーバーの種類を選択し、次へをクリックしてアカウントの設定を開始します。
- メールアカウントの種類を選択し、下部の次へをクリックします。POP3やIMAPの接続情報をお持ちの場合は該当するオプションを選べば、アカウント設定を手動で構成できます。
- 次の画面でメールアカウント情報を入力します。入力が完了したら、新着メッセージの配信先セクションで既存のOutlookデータファイルを選択し、参照ボタンをクリックします。
- 先ほど控えておいたOutlookデータファイルの保存先へ移動し、そのファイルを選択します。
- メールアカウントのセットアップウィザードを完了させます。
- Mail(メール)の画面に戻り、常に使用するプロファイルのドロップダウンメニューから新しく作成したプロファイルを選択してOKをクリックします。これで、新しいプロファイルがOutlookの既定のメールプロファイルとして設定されます。
方法2:メールの配信場所を変更する
もうひとつの解決策は、新しいデータファイルを追加し、Outlookにそこへメールを保存させるように設定することです。Outlook用のまっさらなデータファイルが作成されるため、「Outlookデータファイルを開けません」というエラーは通常、これで解消されます。
- スタートメニューを開き、Outlookを起動します。
- 画面上部のファイルタブをクリックします。
- 左側のサイドバーから情報を選択します。続いて右側のペインにあるアカウント設定をクリックし、再度アカウント設定を選択します。
- 初期状態では「電子メール」タブが表示されているので、データファイルタブに切り替え、追加ボタンをクリックして新しいデータファイルを追加します。
- Outlookがファイルの保存先を尋ねてくるので、任意の場所を選択し、ファイル名を入力してOKをクリックして保存します。
- このままではOutlookは引き続き古いデータファイルを使用します。新しいデータファイルを既定として設定しましょう。一覧から新しく作成したファイルを選択し、上部の既定として設定をクリックします。
方法3:Outlookデータファイルの所有権を取得する
ファイルのアクセス許可が正しく設定されていないことによるトラブルは、Windows環境ではよくある問題です。今回のOutlookのエラーも、データファイルの所有権のアクセス許可設定が誤っていることが原因である可能性があります。
このアクセス許可の問題は、所有権をご自身のユーザーアカウントに戻すことで解決できます。
- エクスプローラーを起動し、Outlookデータファイルが保存されているフォルダーへ移動します。保存場所がわからない場合は、本記事の手順1を参考に確認してください。
- Outlookデータファイルを右クリックし、プロパティを選択します。
- セキュリティタブをクリックし、詳細設定を選択します。
- 所有者と表示されている項目の横にある変更をクリックして、選択したファイルの所有者を変更します。
- 選択するオブジェクト名を入力してくださいの入力欄にコンピューターのユーザー名を入力し、名前の確認をクリックします。その後、OKをクリックします。
- アクセス列で、ご自身のユーザー名の横にフルコントロールと表示されていることを確認し、OKをクリックします。
方法4:修復ツールを使ってOutlookを修復する
それでもOutlookにデータファイルへアクセスできないというエラーが表示される場合は、最終手段としてMicrosoftの修復ツールを利用しましょう。このツールはOfficeのインストール時に同梱されており、Outlookを含むすべてのOfficeアプリケーションの問題を修復できます。
- 設定アプリを開きます。
- 次の画面でアプリを選択します。
- アプリの一覧を下にスクロールし、Microsoft 365またはMicrosoft Officeを見つけます。
- Officeのエントリをクリックし、変更を選択します。
- Windowsからアクセス許可を求められた場合は、はいを選択します。
- 修復ツールがOutlookなどのOfficeアプリの修復方法を尋ねてきます。まずはクイック修復を選択して問題が解決するか確認しましょう。改善しない場合は、オンライン修復を選択してアプリを徹底的に修復してください。
データファイルは、Outlookがメールを送受信するうえで欠かせない重要な要素です。これらのファイルが破損していたり利用できなかったりすると、Outlookはさまざまなエラーを表示することがあります。上記の方法を実行すれば、データファイルへのアクセスエラーは解決できるはずです。また、動作の遅いOutlookを高速化する方法や、オートコンプリート機能の不具合を直す方法なども合わせてチェックしておくと安心です。
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