Google Chromeが更新されない時の対処法|Windows 10で更新エラーを解決する12の方法
Google Chromeは世界で最も利用されているブラウザの一つです。インターネットを閲覧するとき、多くの人が真っ先に思い浮かべるブラウザでしょう。しかし、そんなChromeでも時にエラーが発生することがあります。特に多いのが「更新の確認中にエラーが発生しました」というメッセージ。更新しようとしても失敗してしまうトラブルです。
この記事では、Google Chromeが更新されない問題を解決するための対処法を、基本から応用まで順番にわかりやすく解説します。ぜひ最後までご覧ください。
Windows 10でGoogle Chromeが更新されないときの直し方
Chromeの更新中に、以下のようなエラーが表示されることがあります。
「更新の確認中にエラーが発生しました:更新の確認を開始できませんでした(エラーコード 3: 0x80040154)」

このエラーは、Chromeのアップデーターが更新サーバーを見つけられず、更新プロセスを開始できない場合に発生します。同じエラーコードに悩まされている方は、この記事の手順を試してみてください。
Chromeの更新で発生する主なエラーメッセージ
更新の問題が起きている場合、以下のようなエラーが表示されることがあります。
- 更新に失敗しました:管理者によって更新が無効にされています
- 更新に失敗しました(エラー:7 または 12) 更新の確認中にエラーが発生しました:ダウンロードに失敗しました
- 更新に失敗しました(エラー:4 または 10) 更新の確認中にエラーが発生しました:更新の確認を開始できませんでした
- 更新に失敗しました(エラー:3 または 11) 更新の確認中にエラーが発生しました:更新サーバーが利用できません
- Windows XPおよびWindows Vistaはサポート対象外のため、このパソコンでは今後Chromeの更新を受け取れません
どのエラーメッセージが表示されていても、後述のトラブルシューティング手順で解決できる可能性があります。まずは次のセクションで、Chromeを手動で更新する基本操作を確認しておきましょう。
Google Chromeを手動で更新する方法
更新の確認に失敗するエラーが出た場合、まずは最新版を手動でインストールできるか試してみてください。
1. Google Chromeを起動します。
2. 右上の縦3点アイコンをクリックしてメニューを開きます。
3. [ヘルプ]>[Google Chromeについて]を選択します。

4. Chromeが自動的に更新を確認します。画面に「更新を確認しています」と表示されます。

5A. 更新がある場合は、[再起動]または[更新]ボタンをクリックします。
5B. すでに最新版の場合は、「Google Chromeは最新です」と表示されます。

ここで更新できなかった場合は、以下の対処法を上から順番に試していきましょう。基本的な方法から高度な方法へと並べているので、早く解決したい方はそのままの順番で進めるのがおすすめです。
方法1:PCを再起動する
まず最初に試したいのがシステムの再起動です。多くの場合、再起動するだけで問題が解消します。電源オプションから完全にシャットダウンし、再度電源を入れるのも効果的です。
1. スタートメニューを開きます。
2. 電源アイコンをクリックします。
注意:Windows 10では電源アイコンは画面下部に、Windows 8では上部にあります。
3. [スリープ]、[シャットダウン]、[再起動]の中から[再起動]を選択します。

方法2:Google Chromeを再起動する
Chrome自体を再起動することでも、一時ファイルがクリアされ、問題が解決する可能性があります。
1. Ctrl + Shift + Escキーを同時に押してタスクマネージャーを起動します。
2. [プロセス]タブでChromeのプロセスを探して選択します。
3. [タスクの終了]ボタンをクリックします。

4. Google Chromeを再起動し、問題が解決したか確認します。
方法3:閲覧履歴を削除する
閲覧履歴はブラウザ内に一時ファイルとして保存されます。蓄積するとサイズが膨らみ、破損したファイルが更新エラーの原因になることがあります。閲覧データを削除して改善するか試してみましょう。
1. Google Chromeを起動します。
2. 右上の縦3点アイコン>[その他のツール]>[閲覧履歴データの削除]を選択します。

3. 以下の項目にチェックを入れます。
- Cookieと他のサイトデータ
- キャッシュされた画像とファイル
4. [期間]で[全期間]を選択します。

5. 最後に[データを削除]をクリックします。
方法4:拡張機能を無効化する
タブを大量に開いているとブラウザやPCの動作が遅くなり、Chromeの更新にも支障が出ることがあります。まず不要なタブをすべて閉じてPCを再起動してください。それでも改善しない場合は、拡張機能を無効化してみましょう。
1. Chromeを起動し、アドレスバーにchrome://extensionsと入力してEnterキーを押すと、インストール済みの拡張機能一覧が表示されます。

2. 拡張機能(例:Grammarly for Chromeなど)のトグルスイッチをオフにして無効化します。

3. ブラウザを更新し、エラーがまだ表示されるか確認します。
4. エラーが解消されるまで、上記の手順を繰り返して拡張機能を1つずつ無効化していきます。
方法5:互換モードをオフにする
Chromeは古いOS(Windows XP、Windows Vista、Mac OS X 10.6〜10.8など)では動作しません。ブラウザのショートカットに互換モードが設定されていると、更新エラーの原因になる場合があります。現在のChromeが対応しているWindowsのバージョンは以下の通りです。
- Windows 7
- Windows 8
- Windows 8.1
- Windows 10以降
- SSE3(Streaming SIMD Extensions 3)対応のIntel Pentium 4以降のプロセッサを搭載したデバイス
※なお、近年のChromeの新バージョンではWindows 10以降が必須となっている点にも注意してください。
PCがシステム要件を満たしているのに「Windows XPおよびWindows Vistaはサポート対象外のため、このパソコンでは今後Google Chromeの更新を受け取れません」というエラーが出る場合は、互換モードをオフにしましょう。
1. デスクトップのGoogle Chromeのショートカットを右クリックし、[プロパティ]を選択します。

2. [互換性]タブを開きます。
3. [互換モードでこのプログラムを実行する]のチェックを外します。

4. 最後に[適用]をクリックし、[OK]で変更を保存します。
5. ブラウザを再起動し、問題が解決したか確認します。
方法6:ディスククリーンアップを実行する
破損したChrome関連ファイルやレジストリファイルがあると、更新エラーが発生することがあります。ディスククリーンアップで解決できる可能性があります。
注意:ディスククリーンアップで削除したデータは完全には消去されず、ハードドライブ上に残るため、必要になった際に復元できる場合があります。
1. Windows + Eキーを同時に押してエクスプローラーを起動し、[PC]を開きます。

2. Chromeがインストールされている(C:)ドライブを右クリックし、[プロパティ]を選択します。

3. [全般]タブの[ディスククリーンアップ]ボタンをクリックします。

4. ダイアログが表示され、解放できるディスク容量が計算されます。

5. [削除するファイル]の項目から必要なものにチェックを入れ、[システムファイルのクリーンアップ]をクリックします。

6. スキャンが完了したら、再度選択した項目にチェックを入れて[OK]をクリックします。

7. 確認ダイアログで[ファイルの削除]ボタンをクリックします。

8. PCを再起動します。さらに空き容量を増やしたい場合は、ハードディスクの空き容量を増やす10の方法も参考にしてください。
方法7:Google Updateサービスを有効にする
PCでGoogle Updateサービスが無効になっていると、Chromeが更新できなくなります。以下の手順で手動で有効化できます。
1. Windows + Rキーを同時に押して[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開きます。
2. services.mscと入力して[OK]をクリックします。

3. 一覧を下にスクロールし、Google Update Service (gupdate)をダブルクリックします。

4. [スタートアップの種類]を[自動]または[自動(遅延開始)]に設定します。

5. [適用]をクリックし、[OK]で変更を保存します。
6. 再度一覧をスクロールし、Google Update Service (gupdatem)をダブルクリックします。

7. [スタートアップの種類]を[手動]に設定します。

8. [適用]>[OK]の順にクリックして変更を保存します。
9. 最後にPCを再起動し、Chromeの更新問題が解決したか確認します。
方法8:Windowsレジストリを編集する
レジストリエディターで値を変更すると、エラーコード 3: 0x80040154が解決する場合があります。以下の手順で試してください。
1. [ファイル名を指定して実行]ダイアログを開き、regeditと入力してEnterキーを押します。

2. [ユーザーアカウント制御]のダイアログで[はい]をクリックします。
3. レジストリエディターで以下のパスに移動します。
Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Google\Update

4. 右側のペインでUpdateDefaultを右クリックし、[修正]を選択します。
注意:UpdateDefaultという文字列が見つからない場合は、DefaultUpdateを探してみてください。

5. UpdateDefaultの[値のデータ]を1に設定し、[OK]ボタンをクリックします。

方法9:Windows Defenderファイアウォールを無効にする(非推奨)
セキュリティ上の理由から、Windows DefenderがChromeをブロックしている可能性があります。その場合はファイアウォールを一時的に無効化することで問題が解決することがあります。
注意:ファイアウォールを無効にすると、マルウェアやウイルス攻撃に対してシステムが脆弱になります。問題を解決したら、必ずすぐに有効に戻してください。
1. Windowsキーを押してコントロールパネルと入力し、[開く]をクリックします。

2. [表示方法]>[カテゴリ]に設定し、[システムとセキュリティ]を選択します。

3. [Windows Defender ファイアウォール]をクリックします。

4. 左側のペインから[Windows Defender ファイアウォールの有効化または無効化]を選択します。

5. [ドメイン ネットワーク]、[プライベート ネットワーク]、[パブリック ネットワーク]の各設定で、[Windows Defender ファイアウォールを無効にする(推奨されません)]を選択します。

6. 最後にPCを再起動します。
方法10:マルウェアスキャンを実行する
PCにマルウェアが感染していると、Chromeが更新できないことがあります。以下の手順でマルウェアスキャンを実行しましょう。
1. Windows + Iキーを同時に押して[設定]を開きます。
2. [更新とセキュリティ]をクリックします。

3. 左側のペインで[Windows セキュリティ]を選択します。

4. 右側のペインで[ウイルスと脅威の防止]をクリックします。

5. [クイックスキャン]ボタンをクリックしてマルウェアを検索します。

6A. スキャン完了後、脅威が検出された場合は[現在の脅威]の下にある[アクションの開始]をクリックします。

6B. 脅威が検出されなかった場合は、「現在の脅威はありません」と表示されます。

方法11:Chromeをリセットする
Chromeをリセットするとブラウザが初期設定に戻るため、問題が解決する可能性が高まります。以下の手順で試してみてください。
1. Google Chromeを開き、chrome://settings/resetにアクセスします。
2. ハイライト表示されている[設定を元の既定値に戻す]をクリックします。

3. [設定をリセット]ボタンをクリックして操作を確定します。

方法12:Chromeを再インストールする
ここまでの方法で問題が解決しない場合は、Google Chromeの再インストールを試しましょう。検索エンジンや更新に関連する問題、その他Chromeの更新エラーを引き起こしていた問題を一括で解消できます。
注意:お気に入り、保存済みのパスワード、ブックマークをバックアップし、Gmailアカウントと同期しておきましょう。Chromeをアンインストールすると、保存されたデータはすべて削除されます。
1. Windowsキーを押してアプリと機能と入力し、[開く]をクリックします。

2. [このリストを検索]欄にChromeと入力して検索します。
3. Chromeを選択し、ハイライト表示されている[アンインストール]ボタンをクリックします。

4. 確認画面でもう一度[アンインストール]をクリックします。
5. Windowsキーを押して%localappdata%と入力し、[開く]をクリックしてAppData Localフォルダに移動します。

6. Googleフォルダをダブルクリックして開きます。

7. Chromeフォルダを右クリックし、[削除]を選択します。

8. 再びWindowsキーを押して%appdata%と入力し、[開く]をクリックしてAppData Roamingフォルダに移動します。

9. 同様にGoogleフォルダを開き、手順6〜7と同じ要領でChromeフォルダを削除します。
10. 最後にPCを再起動します。
11. 次に、Google Chromeの最新版を公式サイトからダウンロードします。

12. セットアップファイルを実行し、画面の指示に従ってChromeをインストールします。

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