【解決】Google Chromeがエラー表示なしで開かない・起動しない時の対処法
Google Chromeが突然起動しなくなり、しかもエラーメッセージが一切表示されない場合、その原因の多くは破損したアドオンや拡張機能にあります。Chromeの拡張機能はエラーを通知する仕組みを持たないため、問題が発生しても画面には何も表示されず、Chromeが勝手に終了してしまうのです。具体的には、Chromeを起動した際に拡張機能やプラグインが内部エラーを引き起こし、その結果としてアプリケーションが自ら閉じてしまいます。
この問題はChromeのユーザープロファイル内で発生しているものなので、Chrome本体を再インストールしたり削除したりする必要はありません。デフォルトの拡張機能と設定でプロファイルを作り直すだけで解決できます。
システムファイルの破損をチェックする
まず、Windowsのシステムファイルが破損している可能性も考慮しましょう。システム修復ツール「Restoro」をダウンロードして実行し、破損または欠落しているファイルがないかスキャンします。破損ファイルが検出された場合は修復を行い、その後問題が解消するかどうかを確認してください。改善しない場合は、以下の対処方法を順番にお試しください。
方法1:ユーザープロファイルの再作成
Windowsキーを押しながらRキーを押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。お使いのOSに応じて、以下のいずれかのパスを入力してください。
Windows XPの場合:
%USERPROFILE%\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data\
Windows 7 / Vista / 8 / 8.1 / 10 / 11の場合:
%LOCALAPPDATA%\Google\Chrome\User Data\

「OK」をクリックするとエクスプローラーが開き、複数のフォルダが表示されます。その中にある「default」フォルダを右クリックして「名前の変更」を選択し、「default.old」に変更してください。
もし「Chromeが使用中のため変更できない」というメッセージが表示された場合は、ここでの作業を中断し、パソコンを再起動します。再起動後はChromeを開こうとせずに、同じ手順をもう一度実行してください。
「default」フォルダを「default.old」へ正常にリネームできれば、Chromeは問題なく起動するようになるはずです。なお、今後どの拡張機能が不具合やデータ破損の原因になっているのか特定しやすくするため、インストールした拡張機能をメモしておくことをおすすめします。
方法2:chrome.dllファイルの再初期化
Chromeの「.dll」ファイルが破損していることが原因で、アプリケーションが正しく読み込まれないケースもあります。この手順では「chrome.dll」を再初期化して問題の解決を図ります。以下の手順に従ってください。
- デスクトップ上の「Google Chrome」のショートカットを右クリックし、「ファイルの場所を開く」を選択します。

- 数字の名前が付いたフォルダが1つ以上あるので、それらを順番に開き、「chrome.dll」ファイルを右クリックします。

- 「削除」を選択し、ファイルが完全に削除されるまで待ちます。
- 「Windows」キー +「R」キーを同時に押し、「cmd」と入力します。
- 「Shift」+「Ctrl」+「Enter」キーを同時に押して、コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。

- 以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれ「Enter」キーを押します。
netsh winsock reset
ipconfig /flushdns - 処理が完了するまで待ち、パソコンを再起動します。
- Chromeを開いて、問題が解決したかどうかを確認します。
方法3:ウイルス対策ソフトを無効化する
過去の事例では、ウイルス対策ソフトを無効化することでこの問題が解決したケースが報告されています。Windows Defenderを含む標準搭載のセキュリティ機能や、後からインストールしたサードパーティ製のセキュリティソフトなど、PC上で動作しているすべてのウイルス対策プログラムを一時的に無効化してみてください。その状態でChromeが正常に起動するかどうかを確認しましょう。
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