【解決法】Windows 10のWi-Fiで「インターネットなし、保護された接続」エラーが出る原因と5つの対処法
「インターネットなし、保護された接続」エラーとは?
Windows 10ユーザーの間で多数報告されている問題に、Wi-Fiネットワークには正常に接続できているのに、インターネットにアクセスできないというものがあります。この問題が発生しているユーザーの画面には、「インターネットなし、保護された接続(No internet, secured)」というエラーメッセージが表示されるのが特徴です。
これまでに判明している情報によると、この問題の多くは無効なIP構成(IP設定の不具合)が原因です。さらに、Windowsアップデートの適用後に症状が現れ始めるケースも少なくありません。Windows 10の更新プログラムの中には、インストール時にネットワーク設定を書き換えてしまうものがあるためです。
事前確認:「ネットワークとインターネット」のトラブルシューティングツールを実行する
幸い、この問題は完全に修復可能です。ほかの対処法を試す前に、まずはWindows 10標準搭載の「ネットワークとインターネット」のトラブルシューティングツールを実行しておきましょう。手順は以下の通りです。
- スタートメニューを開き、「トラブルシューティング」と入力して検索します。
- 検索結果の「トラブルシューティング」をクリックします。
- 「ネットワークとインターネット」を選択し、画面の指示に従って診断を実行します。
トラブルシューティングツールで改善しなかった場合は、以下の対処法を順番に試していきましょう。
対処法1:Wi-Fiネットワークアダプターのプロパティを確認・変更する
- Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「ncpa.cpl」と入力してOKをクリックします。
- 使用中のWi-Fi接続を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「Wi-Fiのプロパティ」内の「この接続は次の項目を使用します:」の欄で、以下の項目すべてにチェックが入っていることを確認します。
Microsoft ネットワーク用クライアント Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンター共有 リンクレイヤー トポロジ探索マッパー I/O ドライバー インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4) インターネット プロトコル バージョン 6 (TCP/IPv6) リンクレイヤー トポロジ探索レスポンダー

対処法2:インターネット接続をリセットする
- タスクバー通知領域にある「ネットワーク」アイコンをクリックします。
- 問題が発生しているWi-Fiネットワークを選択し、「削除(Forget)」をクリックします。
- パソコンに接続されているイーサネットケーブルがあれば、すべて取り外します。
- パソコンの「機内モード」をオンにします。
- Wi-Fiルーターを再起動します。
- ルーターの起動が完了したら、パソコンの「機内モード」をオフにします。
- 通知領域の「ネットワーク」アイコンから、Wi-Fiネットワークに再接続します。
- 数分待つとインターネットへのアクセスが復帰するはずです。それでも問題が解決しない場合は、次の対処法に進んでください。
対処法3:ネットワークアダプターのドライバーソフトウェアを更新する
- Windowsロゴキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押し、「デバイスマネージャー」を起動します。
- 「ネットワーク アダプター」の項目をダブルクリックして展開します。
- 現在パソコンが使用しているネットワークアダプターを見つけ、右クリックして「ドライバーソフトウェアの更新…」をクリックします。
- 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」をクリックし、Windowsによる検索が完了するまで待ちます。

更新されたドライバーが見つかった場合は、自動的にダウンロードとインストールが行われます。完了後、インターネットへアクセスできるかどうかを確認してください。Windowsが新しいドライバーを見つけられなかった場合は、ネットワークアダプターの製造元の公式サイトにアクセスし、「ダウンロード」「ソフトウェア」「ドライバー」などのページから、Windows 10対応の最新ドライバーがないか手動で確認することをおすすめします。
対処法4:ネットワークのIP構成を変更する(IPv6を無効化)
この問題の最大の原因は無効なIP構成であるため、多くの場合、ネットワークアダプターのIP設定を変更するだけで解決できます。具体的には、以下の手順でIPv6を無効化してみましょう。
- 通知領域の「ネットワーク」アイコンを右クリックし、「ネットワークと共有センターを開く」をクリックします。
- 「ネットワークと共有センター」の左側ペインにある「アダプターの設定の変更」をクリックします。
- ワイヤレスネットワーク接続を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「インターネット プロトコル バージョン 6 (TCP/IPv6)」のチェックを外して無効化し、「OK」をクリックします。
- 「ネットワーク接続」ウィンドウを閉じて、パソコンを再起動します。

再起動が完了したら、インターネットへのアクセスが復元されているかどうかを確認してください。
対処法5:ネットワークアダプターをアンインストールして再インストールする
- スタートボタンを右クリックして「WinXメニュー」を開き、一覧から「デバイスマネージャー」をクリックします。
- 「ネットワーク アダプター」の項目をダブルクリックして展開します。
- ワイヤレス接続を担当しているネットワークアダプターを見つけ、右クリックして「デバイスのアンインストール」をクリックします。
- 「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する」にチェックを入れて有効化し、「OK」をクリックします。
- ネットワークアダプターとそのドライバーが完全にアンインストールされるまで待ちます。
- アンインストールが完了したら、「操作」>「ハードウェア変更のスキャン」をクリックします。これにより、Windowsが自動的にネットワークアダプターとそのドライバーを検出し、再インストールします。
- 再インストールが完了したらパソコンを再起動し、起動後に問題が解決したかどうかを必ず確認してください。

まとめ
「インターネットなし、保護された接続」エラーは、IP構成の変更やドライバーの再インストールによって解決できることがほとんどです。上記の5つの対処法を順番に試しても改善しない場合は、Wi-Fiルーター本体の不具合や、インターネットサービスプロバイダー(ISP)側での障害が考えられるため、契約しているプロバイダーのサポート窓口に問い合わせてみてください。
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