ChromeのERR_CONNECTION_RESETエラーを解決する11の対処法【Windows 11/10対応】
Chromeで特定のウェブサイトを開こうとした際にERR_CONNECTION_RESETエラーが表示される場合、ブラウザがそのサイトとの安定した接続(または接続そのもの)を確立できていないことを意味します。一部のサイトは正常に開くのに、別のサイトではこのエラーが出るというケースも珍しくありません。この記事では、Windows 11/10/8/7環境のGoogle Chromeで発生する「エラー101(ERR_CONNECTION_RESET):接続がリセットされました」の解決方法を、初心者にもわかりやすく順番に解説します。

「接続がリセットされました」とはどういう意味?
接続のリセットとは、通信相手のコンピュータから送られてきたデータを、受け取る側(この場合はあなたのPC)が処理できない状態を指します。このエラーが発生すると、通常以下のようなメッセージが表示されます。
このサイトにアクセスできません。example.comへの接続が中断されました。エラー101(net::ERR_CONNECTION_RESET):接続がリセットされました。
つまり、問題はChrome単体ではなく、ネットワーク設定やドライバ、プロキシなどPC側の環境に起因していることが多いのです。
ERR_CONNECTION_RESETエラーの解決方法一覧
以下の11の方法を上から順番に試してみてください。各対処を行うたびにページを再読み込みし、どの方法が有効だったかを確認するのがおすすめです。
- ネットワークケーブルの確認とルーターの再起動
- プロキシ設定の解除
- DNSのフラッシュとTCP/IPのリセット
- MTU(最大伝送ユニット)値の変更
- AppEx Networks Accelerator機能の無効化
- WLANプロファイルの削除(Wi-Fi接続時)
- ネットワークアダプタードライバーの再インストール
- Wi-Fi Miniportの無効化
- Chromeをセーフモードで起動する
- Chromeクリーンアップツールの実行
- Chrome設定のリセット
これらの対策は、PC側のネットワーク設定の見直しと、Chrome自体のトラブルシューティングの両方をカバーしています。設定を変更するたびにページを再読み込みして、効果を確認しながら進めましょう。
1. ネットワークケーブルの確認とルーターの再起動
基本的な確認事項ですが、意外にもこれが原因になっているケースは少なくありません。ケーブルがPCやルーターに正しく差し込まれているかを確認しましょう。Wi-Fiで接続している場合は、一度ルーターの電源を切って再起動すると改善することがあります。さらに、接続済みのWi-Fiを「削除」してからパスワードを入力して再接続するのも有効です(パスワードを忘れないように注意してください)。
2. プロキシ設定の解除
- Windowsキー + R を押し、「inetcpl.cpl」と入力してEnterキーを押すと、「インターネットのプロパティ」が開きます。
- 「接続」タブを選択し、「LANの設定」ボタンをクリックします。
- 「LANにプロキシサーバーを使用する」のチェックを外し、「設定を自動的に検出する」にチェックが入っていることを確認します。
- 「OK」→「適用」の順にクリックし、PCを再起動します。

サードパーティ製のプロキシツールやVPNサービスを使用している場合は、それらを一時的に無効化してから接続を試みてください。
3. DNSのフラッシュとTCP/IPのリセット
サイトに接続できない原因の一つとして、PC内のDNSキャッシュに古いIPアドレスが残っていることが挙げられます。コマンドプロンプト(管理者権限)を開き、以下のコマンドを実行してDNSをフラッシュし、TCP/IPをリセットしましょう。
ipconfig /flushdns netsh int ip reset netsh winsock reset
実行後はPCを再起動してください。
4. MTU(最大伝送ユニット)値の変更
通信速度や安定性の向上には、MTU(Maximum Transmission Unit)やRWIN(TCP受信ウィンドウ)といったパラメータの調整が役立つことがあります。
- 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「イーサネット」を開きます。
- アクティブな有線/無線接続名(例:Ethernet)を控えておきます。
- 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押します(インターフェース名は環境に合わせて変更してください)。
netsh interface IPv4 set subinterface "Ethernet 4" mtu=1472 store=persistent
5. AppEx Networks Accelerator機能の無効化

AppEx Networks Acceleratorは、ネットワーク接続を遅くすることで知られる機能です。通信速度が70〜80%も低下したという報告も多くあります。無効化しておくのが得策でしょう。
- 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「イーサネット」>「アダプターのオプションを変更する」を開きます。
- 使用中のネットワークを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 一覧から「AppEx Networks Accelerator」を見つけてチェックを外します。
- 保存して終了し、エラーが解消されたかを確認します。
6. WLANプロファイルの削除(Wi-Fi接続時)

複数のネットワークに接続していると、その情報はすべてPCに保存され、次回以降は自動的に接続されるようになります。しかし、保存されたプロファイルの中に不具合を起こしているものがあると、接続が不安定になったり頻繁に切断されたりする原因になります。すべてのWLANネットワークプロファイルを削除し、最初から接続し直すのがおすすめです。
7. ネットワークアダプタードライバーの再インストール

WLANプロファイルの削除でも改善しない場合は、ネットワークドライバーが破損している可能性があります。「デバイスマネージャー」からネットワークアダプターをアンインストールし、PCを再起動しましょう。Windows Updateが自動的に最新のドライバーをダウンロードして再インストールしてくれます。
8. Wi-Fi Miniportの無効化
Windowsキー + X を押して「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれEnterキーで実行してください。
netsh wlan stop hostednetwork netsh wlan set hostednetwork mode=disallow
コマンドプロンプトを閉じたら、Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」を開き、「ncpa.cpl」と入力してEnterキーを押します。「ネットワーク接続」が開いたら、「Microsoft Virtual WiFi Miniport Adapter」を探して右クリックし、「無効」を選択します。
9. Chromeをセーフモードで起動する
Windowsのセーフモードと同様に、Chromeにも拡張機能やユーザー設定を読み込まずに起動するモードがあります。手動で起動するか、ショートカットを使ってセーフモードでChromeを立ち上げ、問題が解決するかどうかを確認してみてください。セーフモードで正常に動作する場合は、拡張機能のいずれかが原因である可能性が高いです。
10. Chromeクリーンアップツールの実行

Chromeには標準搭載のマルウェアスキャナー&クリーンアップツールが備わっています。これを実行すると、不要な広告、ポップアップ、マルウェア、奇妙なスタートページ、ツールバーなどを除去できます。こうした要素は、過剰なメモリ要求によってページをクラッシュさせ、ウェブ体験を損なう原因になります。
11. Chrome設定のリセット

これはWindowsの「PCのリセット」に似た機能です。Chromeをリセットすると、新規インストール直後のデフォルト設定に戻ります。具体的には、すべての拡張機能、アドオン、テーマが無効化され、コンテンツ設定も初期化されます。また、Cookie、キャッシュ、サイトデータは削除されるため、必要な情報は事前にバックアップしておきましょう。
ERR_CONNECTION_RESETエラーのよくある質問
ERR_CONNECTION_RESETエラーはどうやって修正できますか?
Google Chromeでこのエラーを修正するには、複数のアプローチがあります。たとえば、プロキシの解除、DNSキャッシュのフラッシュ、既存WLANプロファイルの全削除、Wi-Fi Miniportの無効化などが挙げられます。最終手段としては、Google Chromeブラウザ自体をリセットするのが効果的です。
Google Chromeでエラーメッセージが繰り返し表示されるのはなぜ?
Chromeにさまざまなエラーが表示される原因は多岐にわたります。誤った設定、不具合のある拡張機能、破損したキャッシュなどが主な要因です。問題を根本的に解決するには、エラーの発生源を特定することが重要です。
どの方法があなたの環境で有効だったか、ぜひコメントでお知らせください。

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