Chromeで「ダウンロードに失敗しました:ネットワークエラー」を解決する7つの対処法
通常、Google Chromeはファイルを何も問題なくダウンロードできます。しかし、ときどき「ダウンロードに失敗しました:ネットワークエラー」というメッセージが表示され、ダウンロードが中断されることがあります。幸い、この問題には簡単にできる対処法からやや手間のかかるものまで、いくつかの解決策が存在します。本記事では、試すべき順番に沿って7つの方法をわかりやすく解説します。

1. インターネット接続を確認する
トラブルシューティングの第一歩は、インターネット接続が正常に機能しているかどうかの確認です。speedtest.netにアクセスしてスピードテストを実行しましょう。このとき、テスト中はブラウザ以外のアプリをすべて終了しておくのがポイントです。速度に急激な低下(スパイク)が見られなければ、インターネット接続自体には問題ないと考えられます。
一方、結果に大きなムラがある場合や、速度が極端に低い場合(1〜2Mbps未満)は、接続に何らかの問題があります。まずVPNやプロキシを使用している場合はオフに切り替えてみてください。それでも改善しないときは、ルーターを再起動してみましょう。

それでも状況が変わらない場合は、問題が自分の手に負える範囲を超えている可能性があります。インターネットサービスプロバイダー(ISP)に連絡して、回線の状態を確認してもらいましょう。
2. ダウンロード先を変更する
インターネット接続に問題がない場合は、ダウンロード先のフォルダに原因があるかもしれません。確認する最も簡単な方法は、デフォルトのダウンロードフォルダを変更することです。手順は以下のとおりです。
- Chromeで画面右上の3点リーダー(縦に並んだ3つのドット)をクリックし、表示されたメニューから設定を選択します。

- 次の画面で左側のツールバーから詳細設定を選び、展開されたメニューからダウンロードを選択します。

- 画面中央に新しいメニューが表示されます。一番上に場所という項目と変更ボタンがあります。ボタンをクリックすると新しい保存先を選択する画面が出るので、「新しいダウンロード」などの名前で新規フォルダを作成して指定するのがおすすめです。

新しいダウンロード先を設定したら、もう一度ファイルをダウンロードしてみてください。それでもうまくいかない場合は、次の方法を試しましょう。
3. シークレットモードを使用する
「ダウンロードに失敗しました:ネットワークエラー」の別の原因として、インストール済みの拡張機能がダウンロードに干渉しているケースが挙げられます。これを回避する最も手軽な方法は、シークレットモード(プライベートブラウジング)を使うことです。
シークレットモードを有効にするには、画面右上の3点リーダーをクリックし、シークレットウィンドウを開くを選択します。または、Chromeを起動している間ならいつでも、キーボードショートカットのCtrl + Shift + Nでも開けます。

新しいウィンドウでダウンロード元のページに移動し、再度ダウンロードを実行してみましょう。
4. 別のブラウザを試す
Chromeでもまだファイルをダウンロードできない場合は、次の手段として別のブラウザを立ち上げてみましょう。選択肢は数多くありますが、おすすめはMozilla FirefoxやVivaldiです。いずれかのインストーラーをダウンロードしてセットアップし、そのブラウザからもう一度ファイルのダウンロードを試してください。

別のブラウザでも失敗する場合は、問題はChromeではなく別の場所にあります。まず確認したいのは、ウイルス対策ソフトです。
5. ウイルス対策ソフトを確認する
ウイルス対策ソフトは、ときどき過剰に反応して、本来は問題のないダウンロードをブロックすることがあります。これはファイルが高度なセキュリティプロトコルに引っかかるために起こります。対策としては、システムトレイのアイコンなどからウイルス対策ソフト全体を一時的に無効にするか、該当する高度な機能だけをオフにする方法があります。
後者の方法のほうが安全なので、まずそちらを試すのがよいでしょう。ただし、ウイルス対策ソフトごとに操作が異なるため、自分でメニューを探す必要があります。多くの場合、設定画面を開き、詳細設定のような名前のメニューへ進む流れになります。
以下はESETウイルス対策ソフトでの例です。

ここでHTTPSスキャンまたは暗号化された接続のスキャンという項目を探します。チェックが入っている場合は外して、ダウンロードを再試行してください。成功・失敗にかかわらず、作業が終わったら必ず設定を元に戻し、保護状態を維持しましょう。
6. ネットワークドライバーを更新する
別の原因として、ネットワークドライバー(ネットワークアダプターとも呼ばれます)が古くなっている可能性も考えられます。Windows 7、8、10で修正するには、スタートメニューの検索やコントロールパネルのハードウェアとサウンドからデバイスマネージャーを開きます。

一覧の中にあるネットワークアダプターの項目を展開します。「イーサネットアダプター」などの表記や、パソコン・マザーボードの製造元の名前が付いた項目を見つけたら、右クリックしてドライバーの更新を選択します。あとはWindowsが自動的に処理してくれます。

7. Google Chromeをリセットする
上記の方法をすべて試しても解決しない場合、残された最後の手段はGoogle Chromeのリセットです。これはいわば「最終兵器」で、設定や拡張機能、その他の環境設定がすべて初期化されてしまいます。とはいえ、これ以外に残された解決策はありません。
- Chromeをリセットするには、画面右上の3点リーダーをクリックし、設定に進みます。

- 設定画面で、左側のペインから詳細設定を選択し、メニューの一番下にある設定をリセットをクリックします。中央のメニューを一番下までスクロールして、設定をリセットボタンを直接探す方法でも構いません。

- 操作の確認を求められるので、内容を確認して確定し、Chromeが処理を完了するのを待ちます。

リセット後は初期状態の真っさらなChromeになり、繰り返し発生していたネットワークエラーの問題も解決するはずです。ただし、Chromeのリセットはかなり思い切った措置なので、必ず他のすべての解決策を試し切ってから実行することをおすすめします。
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