iOS 15アップデート後にiPhone・iPadが起動しない?原因と対処法4選
「iPhone 11を使っていますが、iOS 15にアップデートした後、電源が入らなくなってしまいました。充電してみましたが結果は同じでした。何か解決策はありますか?」――あるiPhoneユーザーからの相談
iOSのアップデートは新機能をもたらす一方で、予期せぬ不具合を引き起こすこともあります。今回は、iOS 15へのアップデート後にiPhoneの電源が入らなくなる問題について、その原因と復旧方法を詳しく解説します。実は「iPhoneが起動しない」というトラブルはよくある問題で、いつ発生してもおかしくありません。この記事を読めば、原因の特定から復旧までの流れが把握できます。
アップデート後にiPhone・iPadが起動しない主な原因
落下や水濡れなどの物理的な損傷がない場合、「アップデート後に起動しない」問題の原因は主に以下の3つが考えられます。
・iOSのクラッシュ:ソフトウェアのクラッシュはさまざまな問題を引き起こします。強制再起動で不良データを消去できる場合があります。
・ファームウェアの破損:アップデート中にエラーが発生するとファームウェアが破損し、端末が起動しなくなることがあります。リンゴマークやスピンマーク(ぐるぐる回る画面)で固まるケースもあります。
アップデート後に起動しなくなったiPhone・iPadの直し方
以下の方法を順番に試して、問題の解決を目指しましょう。
iPhone 6s/6s Plus、iPhone 7/7 Plus、iPhone 8/8 Plus、iPhone X/XR/XS(Max)、iPhone 11(Pro Max)、iPhone 12/12 Pro(Max)/12 mini、iPhone 13/13 Pro(Max)/13 mini、iPhone SE(第2・第3世代)、iPad Pro/Air/mini
対処法1:電源に接続して充電する
まず端末を電源に接続し、1時間ほど充電しましょう。通常は数分後に充電画面が表示されます。1時間経っても充電画面が表示されない場合は、充電自体ができていない可能性があります。LightningケーブルやUSBアダプタに異常がないか確認するか、別のコンセントやPCのUSBポートを試してみてください。充電の問題ではないことが確認できたら、次の対処法へ進みましょう。
対処法2:強制再起動を試す
強制再起動を行うと、端末のメモリがリフレッシュされ、すべてのサービスが再読み込みされます。ファームウェアのクラッシュによって引き起こされた「アップデート後に起動しない」問題の解決に役立ちます。
● iPhone 8以降・Face ID搭載iPadの場合:
音量を上げるボタンを素早く押して離す → 音量を下げるボタンを素早く押して離す → サイドボタン(電源ボタン)をAppleロゴが表示されるまで長押しする。
● iPhone 7/7 Plusの場合:
上部(サイド)ボタンと音量を下げるボタンを同時に長押しする → Appleロゴが表示されたら両方のボタンを離す。
● iPhone 6s、SE(第1世代)以前・ホームボタン搭載iPadの場合:
ホームボタンと上部(またはサイド)ボタンを同時に長押しする → Appleロゴが表示されたら両方のボタンを離す。
対処法3:リカバリーモードで復元する
ファームウェアが破損している場合は、iPhoneを復元することで「アップデート後に起動しない」問題を解決できる可能性があります。
1. パソコンに最新版のiTunesをダウンロードしてインストールします。
2. iTunesを起動し、iPhoneまたはiPadを接続します。
- 「復元またはアップデートが必要です」というポップアップが表示されたら、画面の指示に従って操作してください。
- ポップアップが表示されない場合は、先ほどの手順で端末を強制再起動してリカバリーモードに切り替えると、ウィンドウが表示されます。
- アップデートを選択した場合:iOS/iPadOSがデータを消去することなく再インストールされます。
- 復元を選択した場合:iOS/iPadOSが再インストールされ、既存のデータはすべて消去されます。
対処法4:DFUモードで復元する
リカバリーモードでも問題が解決しない場合は、DFU(Device Firmware Update)モードを試してみましょう。DFUモードはリカバリーモードよりも深いレベルでの復元が可能で、より難易度の高い深刻な問題にも対応できる手段です。
1. パソコンに最新版のiTunesがインストールされていることを確認します。
2. iPhoneを接続してiTunesを起動します。
3. 端末をDFUモードに切り替えます。
● iPhone 6s/6s Plus以前・ホームボタン搭載iPadの場合:
電源ボタンとホームボタンを同時に8〜10秒間長押しする → 電源ボタンを離し、ホームボタンだけを押し続ける → iTunesに端末が認識されたらホームボタンを離す。
● iPhone 7/7 Plusの場合:
電源ボタンと音量を下げるボタンを同時に8〜10秒間長押しする → 電源ボタンを離し、音量を下げるボタンだけを押し続ける → iTunesに端末が認識されたらボタンを離す。
● iPhone 8/8 Plus、X、XS、XS Max、XR、11、12シリーズ・Face ID搭載iPadの場合:
音量を上げるボタンを素早く押して離す → 音量を下げるボタンを素早く押して離す → サイドボタンを画面が真っ暗になるまで長押しする。
画面が黒くなったら、サイドボタンを押し続けたまま音量を下げるボタンも長押しする → 5秒後にサイドボタンを離し、音量を下げるボタンだけを押し続ける → iTunesに端末が認識されたらボタンを離す。
DFUモードに正常に入ると、iPhoneの画面は完全に真っ暗になります。表示がある場合は、もう一度手順をやり直してください。
4. 画面の指示に従って端末を復元します。
まとめ
以上が、アップデート後にiPhone・iPadが起動しなくなったときの対処法です。Appleサポートに問い合わせる前に、まずは上記の方法を順番に試して、端末が再び反応するようにしてみてください。この記事がお役に立てたなら、TwitterやFacebookでシェアしていただければ、同じ悩みを抱える方々の助けにもなります。
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