iTunesでバックアップセッションに失敗したときの対処法6選|原因と解決策を徹底解説
iTunesのバックアップセッションが失敗したときはどうすればいい?
iPhone X(64GB)をパソコンにバックアップしようとしたところ、「バックアップセッションに失敗したため、iTunesはiPhoneをバックアップできませんでした」というエラーが表示されました。今までこんなトラブルは一度もなかったのに、とても不思議です。何かアドバイスをいただけますか?
―― Appleコミュニティより

iOSの新バージョンが正式リリースされると、ベータ版時代の不具合から解放される一方、新しいOSや新製品(iPadなど)を使い始める前に、大切なデータをバックアップしておくことが非常に重要になります。新しいiPhoneへ機種変更する前の下準備としても、事前バックアップは欠かせません。
iTunesはiPhoneのバックアップによく使われる定番ツールです。「今すぐバックアップ」ボタンをワンクリックするだけでデバイス全体のフルバックアップを作成できるので非常に便利ですが、AppleはiTunes自体の不具合を修復する公式ツールを提供していません。そのため、バックアップセッションが失敗しても、修復ボタンもヒントも見つからず、ユーザーは途方に暮れてしまいます。この問題は、iPhoneをバックアップするときだけでなく、iTunesバックアップから復元するときにも発生することがあります。
iTunesでバックアップセッションが失敗する原因は?
● バックアップ中に失敗する場合:システムの一時的な不具合や、過去のバックアップとの非互換性が主な原因と考えられます。
● 同期や復元ができない場合:現在のiOSと古いバックアップの非互換性、またはバックアップファイル自体の破損が原因である可能性があります。
以下では、iTunesのバックアップ失敗を解決するための方法をあらゆる角度からご紹介します。
各対処法を試す前に、まずiPhoneとパソコンの両方を再起動してみてください。再起動だけで問題が解消することも少なくありません。また、接続の安定性も重要です。品質の良いUSBケーブルを使用し、パソコン側のUSBポートが正常に動作しているか確認しましょう。最後に、Cドライブの空き容量が十分にあるかもチェックしてください。容量不足は「パソコンに十分な空き領域がないためバックアップに失敗しました」という別のエラーの原因になります。
対処法1:iTunesを更新または再インストールする
対処法2:古いバックアップを削除する/バックアップを暗号化する
対処法3:Lockdownフォルダをリセットする
対処法4:パソコンのウイルス対策ソフトを一時的に無効にする
対処法5:サードパーティ製ソフトでiTunesを修復する
対処法6:サードパーティ製ソフトでiTunesバックアップのデータを取り出す
おまけ:バックアップに失敗するときはiTunesの代替ツールを使う
対処法1:iTunesを更新または再インストールする
パソコン上のiTunesクライアントが古いままだと、バックアップセッションが失敗することがあります。最新のiPhoneの構成要素をiTunesが正しく認識できなくなるためです。まずはiTunesの更新を確認しましょう。
● Microsoft StoreからiTunesをダウンロードした場合:通常、新バージョンがリリースされると自動更新されます。手動で確認するには、Microsoft Storeを開き、「ダウンロードと更新」をクリックして最終更新日時をチェックしてください。

● Appleの公式サイトからiTunesをダウンロードした場合:iTunesを起動し、メニューバーの「ヘルプ」をクリックして、「アップデートを確認」を選択します。

対処法2:古いバックアップを削除する/バックアップを暗号化する
過去のバックアップが原因でバックアップセッションが失敗することもあります。iTunesは過去のバックアップ内の情報(バックアップが暗号化されているかどうかなど)を参照するためです。前回「ローカルバックアップを暗号化」にチェックを入れていた場合は、今回も同じくチェックを入れる必要があります。そうしないと、iTunesがプライバシー保護のためバックアップを拒否することがあります。また、パソコン上の古いバックアップを見つけて削除するのも有効です。
iTunesバックアップの保存場所:
● Microsoft Store版のiTunesの場合:C:\Users\ユーザー名\Apple\MobileSync\Backup
● Apple公式サイト版のiTunesの場合:C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup

ワンポイント:古いバックアップには必要なデータが含まれている可能性があります。削除する前に、iTunesバックアップ閲覧ツールを使って中身を確認しておきましょう。

対処法3:Lockdownフォルダをリセットする
iTunesのバックアップに関するトラブルの多くは、非互換性とプライバシー保護機能に起因しています。プライバシー関連の問題は、Lockdownフォルダをリセットすることで解決できます。このフォルダには、iTunesがiPhoneを読み取るために必要なデバイス証明書が保存されています。フォルダをリセットすれば、このパソコンに対する接続許可を再度付与できます。
1. iTunesを終了し、iPhoneをパソコンから取り外します。
2. C:\ProgramData\Apple\LockdownにあるLockdownフォルダを探します。ProgramDataフォルダはシステムによって隠されているため、エクスプローラーの上部メニューから「表示」をクリックし、「隠しファイル」にチェックを入れて表示させてください。
3. フォルダ内のすべてのファイルを削除し、ウィンドウを閉じます。
4. iTunesを起動し、USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続して、iPhone画面で「信頼」をタップします。
5. これで、もう一度iTunesでiPhoneをバックアップできるか試してみましょう。

対処法4:パソコンのウイルス対策ソフトを一時的に無効にする
MalwarebytesなどのセキュリティソフトがiTunesをブロックし、iPhoneのバックアップや復元を妨げるという報告もあります。パソコンへのバックアップがうまくいかない場合は、iTunesでのバックアップが完了するまでの間、ウイルス対策ソフトを一時的に無効にしてみてください。

対処法5:サードパーティ製ソフトでiTunesを修復する
AppleはiTunesの不具合を修復するための公式ツールやガイドを提供していません。すぐにiTunesでバックアップを取りたい場合は、専門の修復ツールを利用するのがおすすめです。Tenorshare TunesCareはシンプルながら便利なiTunes修復ツールで、短時間でiTunesの問題を修理できます。無料体験版では「iTunes同期の問題を修復」のみ利用可能です。それでも解決しない場合は、有料のPro版で「すべてのiTunesの問題を修復」を選択する必要があります。

対処法6:サードパーティ製ソフトでiTunesバックアップのデータを取り出す
「バックアップセッションに失敗したため、iTunesはiPhoneを復元できませんでした」という警告が繰り返し表示される場合は、破損したiPhoneバックアップの修復が必要かもしれません。壊れたバックアップフォルダからデータを取り出すには、専用のプロフェッショナルツールが必要です。dr.foneなら、iTunesバックアップの中身を閲覧し、そのバックアップから必要なデータだけを選んでiPhoneに転送できます。iPhone上の既存データを消去することなく復元できるのが強みですが、有料ソフトである点には注意しましょう。

おまけ:バックアップに失敗するときはiTunesの代替ツールを使う
iTunesの使い勝手に不満があるなら、より快適なiPhoneバックアップ手段を試してみてはいかがでしょうか。AOMEI MBackupperは操作が簡単な無料のiPhoneバックアップソフトです。互換性の問題を気にすることなく、iPhoneをパソコンにバックアップしたり、iPhone・iPad・iPod touchなど他のiOSデバイスへデータを転送したりできます。
● データを選択可能:バックアップ前にiPhoneのデータをプレビューできるので、必要なデータだけを確実に保存できます。
● 幅広い互換性:iOS 14/13をはじめとする主要なiOSバージョンと、iPhone 12/11、iPad 8/Air 4などのiOSデバイスを完全サポートしています。
ステップ1. AOMEI MBackupperをダウンロードし、USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続します。
ステップ2. ホーム画面で「カスタムバックアップ」を選択します。

ステップ3. 各機能のアイコンをクリックして、iPhoneのデータを表示します。

ステップ4. iPhone上の項目をプレビューし、必要なものを選択して「OK」をクリックします。

ステップ5. 「バックアップを開始」をクリックすれば、iPhoneのバックアップがすぐに作成されます。

まとめ
iTunesでバックアップや復元を行う際、「バックアップセッションに失敗しました」というエラーに遭遇することがあります。本記事では、iTunesの更新、古いバックアップの削除、Lockdownフォルダのリセット、セキュリティソフトの無効化など、自分で試せる解決策から、専用ツールを使った修復・データ復旧の方法まで幅広くご紹介しました。
iTunesでのバックアップが何度試しても失敗する場合は、AOMEI MBackupperのような使いやすいiPhoneバックアップソフトに切り替えることで、簡単にバックアップを作成できます。
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