Excelで外部データ接続を見つける5つの方法|リンクの確認・管理を徹底解説
この記事では、Excelで「外部データ接続」を見つける方法を詳しくご紹介します。外部データ接続とは、現在作業中のブックに別のブックからデータを取り込む際に設定される、元データへの参照のことです。これを活用すれば、参照先のブックが更新されたときに、自分のデータセットも常に最新の状態に保つことができます。本記事では、そうした外部接続を確認・追跡する具体的な手順を解説します。
Excelで外部データ接続を見つける5つの方法
ここでは、外部データ接続を見つけるための5つの便利な方法を取り上げます。
- 「検索」機能でリンクを探す
- 「名前の管理」を使う
- 「リンクの編集」コマンドで接続を確認する
- VBAコードで検出する
- Excel 4.0マクロですべての外部接続を抽出する
サンプルとして、「Number of Sale.xlsx」と「Unit Price.xlsx」という2つの異なるシートからデータが接続されたデータセットを使用します。

1. 「検索」機能を使う
まずは、Excelの「検索」機能を使って、データセット内の各セルに含まれる外部接続を見つける方法です。「検索」機能は、必要な値やデータを探すだけでなく、外部接続の検出にも活用できます。
手順:
- まずホームタブを開きます。
- 次に編集グループを選択します。
- 表示されたオプションから「検索と選択」をクリックします。
- ドロップダウンメニューから「検索」を選びます。
- すると、ダイアログボックスが画面に表示されます。

- ダイアログの「検索する文字列」ボックスに「.xl」と入力します。
- 「対象」を「ブック」に設定します。
- 「検索場所」を「数式」に変更します。
- 最後に「すべて検索」をクリックします。

- これで、ブック内のすべてのセルの外部接続が一覧表示されます。

以上の手順で、Excel内のすべての外部データ接続を簡単に見つけることができます。
2. 「名前の管理」を使う
「名前の管理」は、ブック内のすべての名前定義(範囲名)を管理できる機能です。ユーザーは、別のブックにある名前付き範囲を自分のブックに取り込み、数式を効率的に適用することがよくあります。この例でも、「Number of Sales.xlsx」ブックから名前付き範囲を取り込んでいます。
手順:
- まず「Number of Sales.xlsx」ブックを開きます。
- セル範囲B5:B10を選択します。
- 次に、名前ボックスに「Fruits」と入力して範囲に名前を付けます。

- 続いて、元のブックに戻ります。
- セルB5に「=」を入力し、「Number of Sales.xlsx」ブックのFruits範囲を選択することで、両方のブックをリンクさせます。

- 次に数式タブを開き、「名前の定義」を選択します。
- ダイアログボックスが表示されます。

- 「名前」欄に「Fruit_Items」と入力します。
- 「参照範囲」には、「Number of Sales.xlsx」ブックのFruits範囲を指定します。
- 最後に「OK」をクリックします。

- 再び数式タブを開き、定義された名前グループの「名前の管理」を選択します。
- ダイアログボックスが表示されます。

- 「参照範囲」欄に、その名前付き範囲の外部データ接続先が表示されます。

このパスをコピーしてWindowsのエクスプローラー(アドレスバー)に貼り付ければ、「Number of Sales.xlsx」ブックの保存場所へ直接アクセスできます。
あわせて読みたい: 別のExcelファイルへのデータ接続を作成する方法
3. 「リンクの編集」を使う
「リンクの編集」オプションは、外部接続の確認・編集・変更に便利な機能です。ここでは、この機能を使ってリンクを確認してみましょう。
手順:
- まずデータタブを開きます。
- クエリと接続グループから「リンクの編集」を選択します。
- すると、ダイアログボックスが画面に表示されます。

- ダイアログの「ソース」列に、データの参照元ブックの名前が表示されます。
- 「ソースを開く」をクリックすれば、参照元のブックを直接開くことも可能です。

- 結果として、「Number of Sales.xlsx」ワークシートが開かれます。

このようにして、Excelの外部データ接続を確認し、参照元を開くことができます。
4. VBAコードを使う
VBAは、複数の処理を一度に実行できる強力なツールです。この方法では、シンプルなVBAコードを使って、ブック内のすべての外部接続を取得し、新しいシートに一覧表示します。
手順:
- まず開発タブを開きます。
- 「Visual Basic」を選択します。
- 新しいウィンドウ(VBE)が表示されます。

- Visual Basicウィンドウで挿入を選択します。
- ドロップダウンから「標準モジュール」を選びます。
- 新しいモジュールが作成されます。

- モジュールに以下のコードを記述して保存します。
Sub FindExternalConnections()
Dim am_link As Variant
am_link = ActiveWorkbook.LinkSources(xlExcelLinks)
If Not IsEmpty(am_link) Then
Sheets.Add
For a = 1 To UBound(am_link)
Cells(a, 1).Value = am_link(a)
Next a
End If
End Sub

- 最後に、緑色の三角ボタン(実行ボタン)をクリックしてコードを実行します。

- すると、新しいシートにブック内の外部接続の一覧が表示されます。

「リンクの編集」の場合と同様に、表示されたリンクから各ブックの保存場所にアクセスできます。
あわせて読みたい: Excel VBAですべてのデータ接続を更新する方法
5. Excel 4.0マクロですべての外部接続を抽出する
Excelの4.0マクロ(XLMマクロ)は、VBAの前身となる機能で、VBAが登場する前は繰り返し作業の自動化に使われていました。現在でも一部の4.0マクロ関数は利用可能です。ここでは、今も残されている4.0マクロ関数を使って外部データ接続を抽出し、TRANSPOSE関数(TRANSPOSE関数)で縦方向のリストに変換します。
手順:
- まず数式タブを開きます。
- 定義された名前グループから「名前の管理」を選択します。
- ダイアログボックスが表示されます。

- 「名前の管理」ダイアログで「新規作成」を選択します。

- まず、「名前」欄にマクロ名を入力します(例:「GetLinks」)。
- 次に、「参照範囲」ボックスに=LINKS()と入力します。
- 最後に「OK」をクリックします。

- 次に、セルB5を選択し、以下のように入力します。
=TRANSPOSE(GetLinks)
- Enterキーを押すと、外部データ接続の一覧が縦方向に表示されます。

表示されたリンクをWindowsの検索ボックスに入力すれば、該当する外部データファイルの場所を特定できます。
あわせて読みたい: 【解決済み】Excelで外部データ接続が無効化される問題の対処法
練習用ワークブックのダウンロード
この記事で使用した練習用ワークブックはこちらからダウンロードできます。
まとめ
この記事では、Excelで外部データ接続を見つける複数の方法をご紹介しました。これらのテクニックを活用すれば、既存のリンクの確認、更新、切断、削除などを効率的に行えるようになります。ご不明な点があれば、お気軽にコメント欄でお知らせください。
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