Excelのクエリと接続ペインを簡単に閉じる2つの方法|初心者向けステップバイステップガイド
Excelで「クエリと接続(Queries & Connections)」ペインを閉じたいのに、うまく操作できずに困ったことはありませんか?実は、このペインを閉じる方法はとてもシンプルです。この記事では、Excelのクエリと接続ペインを閉じる2つの簡単な方法を、わかりやすい手順とともに詳しく解説します。
Excel Power Queryエディターとは?
Power Queryは、Excelに搭載されたETL(抽出・変換・読み込み)ツールです。さまざまなデータソースからデータを取得し、必要に応じて加工・整形してからワークシートに取り込むことができます。データ変換に関するあらゆる機能を備えているため、Power Queryは「データクレンジングのマシン」と呼ばれることもあります。さらに、すべての操作がリアルタイムで記録されるため、後から手順を見直したり、更新ボタン一つで最新データに対応させたりすることも可能です。
Power Queryの基本構成要素
1. データの取得
Power Queryを使えば、Web上のデータ、CSVファイル、テキストファイル、フォルダ内の複数のブックなど、さまざまな場所に保存されたデータを柔軟に取得できます。
たとえば、シートに保存された次のようなデータがあるとします。

そのデータをPower Queryで読み込むには、以下の手順を実行します。
- データ > データの取得 > ファイルから > Excel ブックから を選択します。
- ファイルエクスプローラーで、保存済みファイルの場所を指定します。

関連記事: Excelの接続とクエリの違いとは
2. データの変換・編集
Power Queryにデータを読み込んだら、豊富なオプションを使ってデータの変換やクリーニングを行えます。各操作は自動的にクエリとして記録され、順番にステップとして蓄積されていきます。
先ほどの表と同じように、2つ目のデータセットも読み込んでみましょう。
- 読み込み後、両方のテーブルが表示されます。これらを統合する必要があります。
- 1つ目のテーブルは以下のとおりです。

- 2つ目のテーブルは以下のとおりです。

- Power Queryで2つのテーブルを結合すると、新しいテーブルは以下のように仕上がります。

3. データの出力先への読み込み
Power Queryエディターで変換したデータは、ワークシートに読み込むだけでなく、ピボットテーブルやピボットグラフ、あるいはデータ接続として直接出力することもできます。
- 編集したテーブルをExcelに読み込むには、ホームタブから閉じて読み込むを選択し、閉じて読み込む…をクリックします。
- その後、Excel上で出力先のデータセットを選択します。

- 最後にデータセットを読み込むと、データは以下のように表示されます。

Power Queryを活用するメリット
- 多様なデータソースに対応:CSV、TXT、JSONなど、さまざまな形式のデータソースからPower Queryエディター経由でデータをインポートできます。
- 簡単なデータ変換:通常、データの変換には数式やピボットテーブルを使いますが、Power Queryなら数回のクリックで高度な処理を実現できます。
- リアルタイム更新:一度クエリを作成しておけば、元データが変更されたときに更新するだけで、最新のデータに自動的に対応できます。
Excelでクエリと接続ペインを閉じる2つの方法
クエリと接続ペインを閉じるのは、他の作業ウィンドウを閉じるのと同じくらい簡単です。ここでは、Excelでクエリと接続ペインを閉じるための2つの異なる方法をご紹介します。互換性の問題を避けるため、Microsoft 365(旧Office 365)版のExcelを使用することをおすすめします。

方法1:従来の方法でクエリと接続ペインを閉じる
最もシンプルなのが、クエリと接続ペインの右上にある×印(閉じるボタン)をクリックする方法です。以下の画像のように、ペインの角にある×マスを押すだけで、すぐに閉じることができます。

関連記事: Excelで外部データ接続を見つける方法
方法2:Excel VBAでクエリと接続ペインを閉じる
VBAマクロを使えば、クエリと接続ペインをワンタッチで閉じられるようになります。頻繁に操作する場合、作業時間を大幅に短縮できるのでおすすめです。
手順:
- まず、クエリと接続ウィンドウペインが開いている状態にします。
- VBAマクロを使用するために、開発 > Visual Basic を選択します。

- エディターウィンドウに、以下のコードを入力します。
Sub Close_Queries_and_Connections()
Application.CommandBars("Queries and Connections").Visible = False
End Sub
- コード入力後、VBEウィンドウを閉じて、メインのワークシートに戻ります。
- 表示 > マクロ > マクロの表示 を選択します。

- マクロという名前の新しいウィンドウが開きます。
- 一覧から Close_Queries_and_Connections を選択します。
- その後、「実行」をクリックします。

- 最後に実行をクリックすると、クエリと接続ウィンドウが非表示になります。

関連記事: Excel VBAですべてのデータ接続を更新する方法
まとめ
この記事では、Excelでクエリと接続ペインを閉じる方法として、①ペイン右上の×ボタンをクリックする従来の方法と、②VBAマクロを使って自動的に閉じる方法の2つを紹介しました。どちらも簡単なので、用途に合わせて使い分けてください。練習用のマクロ有効ブックも用意していますので、実際に手を動かしながら試してみてください。ご質問やフィードバックがあれば、コメント欄からお気軽にお寄せください。
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