Microsoft Wordで表のプロパティを表示・変更する完全ガイド
表のプロパティ(Table Properties)は、Microsoft WordやOutlookで表の各種設定を行うための機能です。このダイアログボックスを使えば、表全体、行、列、セルの設定をまとめて管理でき、文書内の表を見栄えよく整えることができます。
表のプロパティダイアログボックスの開き方
表のプロパティは簡単に開くことができます。表を右クリックしてコンテキストメニューから「表のプロパティ」を選択するだけです。この記事では、表のプロパティダイアログボックスを開き、思い通りの見た目に表を調整する方法を詳しく解説します。
表のプロパティに含まれる設定項目
表のプロパティダイアログボックスには、以下のようなタブが用意されています。
- テーブル:表全体に適用される設定を行います。
- 行:表の行に関する設定を変更します。
- 列:表の列に関する設定を変更します。
- セル:表のセルに関する設定を変更します。
- 代替テキスト(Alt-Text):視覚に障害のある方や認知障害のある方など、オブジェクトを目で見たり理解したりすることが難しい人のために、代替テキストを作成します。
Wordで表のプロパティを表示・変更する手順
Microsoft Wordで表のプロパティを表示および変更するには、以下の手順に従ってください。
- Wordを起動する
- テーブルタブの設定を変更する
- 行タブの設定を変更する
- 列タブの設定を変更する
- セルタブの設定を変更する
- 代替テキストを設定する
1. テーブルタブ(表全体の設定)
まずMicrosoft Wordを起動し、新しい表を作成するか、既存の表を使用します。
文書内の表を右クリックし、コンテキストメニューから「表のプロパティ」を選択します。

すると表のプロパティダイアログボックスが表示されます。上部のタブをクリックすることで、「テーブル」「行」「列」「セル」「代替テキスト」の各設定画面に切り替えられます。

ここでは「テーブル」タブについて説明します。
「指定幅」のチェックボックスにチェックを入れると、表全体の幅を指定できます。矢印ボタンをクリックして数値を調整してください。
「単位」では、表の幅を「センチメートル/インチ」またはページに対する「割合(%)」のどちらかで測るかを選択できます。
「配置」セクションでは、表をページの「左揃え」「中央揃え」「右揃え」のいずれかに配置できます。
「左揃え」を選択した場合は、「インデント」ボックスで左からのインデント量を指定することも可能です。
「文字の折り返し」セクションでは、表の周囲に文章を回り込ませたい場合に「周囲」を選択します。
より詳細な折り返し設定を行いたい場合は、「配置」ボタンをクリックし、表の配置ダイアログボックスから希望のオプションを選びます。
文字の折り返しが不要な場合は「なし」をクリックしてください。
また、「罫線と網かけ」ボタンをクリックすれば、表の「罫線スタイル」「線の色」「線の太さ」を変更できます。
さらに、「オプション」ボタンをクリックすると、セルの上下余白(マージン)、セル間隔、セル内容に合わせた自動サイズ調整などの詳細な表プロパティを設定できます。
最後に「OK」をクリックして設定を確定します。
2. 行タブ(行の設定)
変更したい行をクリックするか、複数の行を選択(ハイライト)して右クリックし、「表のプロパティ」を選択します。

表のプロパティダイアログボックスが表示されたら、「行」タブをクリックして行の設定を変更します。
「サイズ」セクションで「高さを指定する」にチェックを入れると、行の高さを設定できます。隣のボックスで希望の高さの数値を指定してください。
「行の高さ」では「最小値」や「固定値」などのオプションを選べます。
「オプション」では、「各行の間で改ページする」や「各ページの先頭に見出し行として繰り返す」のチェックボックスに必要に応じてチェックを入れます。
ダイアログボックスを閉じずに行同士を移動したい場合は、「前の行」「次の行」ボタンを使用すると便利です。
設定が完了したら「OK」をクリックします。
3. 列タブ(列の設定)
変更したい列をクリックするか、複数の列を選択して右クリックし、「表のプロパティ」を選択します。

表のプロパティダイアログボックスが表示されたら、「列」タブをクリックして列の設定を変更します。
「サイズ」で「指定幅」にチェックを入れ、ボックスから幅の値を選択します。
「単位」では「センチメートル/インチ」や「パーセント」などのオプションを選択できます。
ダイアログボックスを閉じずに列同士を移動したい場合は、「前の列」「次の列」ボタンをクリックしてください。
最後に「OK」をクリックします。
4. セルタブ(セルの設定)
変更したいセルをクリックし、右クリックしてコンテキストメニューから「表のプロパティ」を選択します。

表のプロパティダイアログボックスが表示されたら、「セル」タブをクリックします。
「サイズ」で「指定幅」にチェックを入れ、ボックスから幅を選択します。
「単位」では「センチメートル/インチ」や「パーセント」などを選べます。
「垂直方向の配置」では、セル内のコンテンツの配置を「上揃え(既定)」「中央揃え」「下揃え」から選択できます。
さらに詳細なセルプロパティ(セルの上下余白など)や、「文字列の折り返し」「全体を表示する」などのオプションを設定したい場合は、右下にある「オプション」ボタンをクリックします。
設定後、「OK」をクリックします。
5. 代替テキスト(Alt-Text)
代替テキストは、視覚に障害のある方や認知障害のある方など、表を目で見たり理解したりすることが難しいユーザーのために作成するものです。アクセシビリティ向上のためにも設定しておくことをおすすめします。

「代替テキスト」タブをクリックします。
「タイトル」ボックスには、表の概要を入力します。
「説明」ボックスには、表の内容に関する詳しい説明を入力します。
入力が完了したら「OK」をクリックします。
このチュートリアルが、Wordで表のプロパティを表示・変更する方法を理解する助けになれば幸いです。ご不明な点がある場合は、コメント欄でお気軽にお知らせください。
-
Microsoft Wordで封筒を作成・印刷する方法|初心者向け手順をわかりやすく解説
Microsoft Officeアプリケーションには、ユーザーの作業を効率化するための独自機能が数多く搭載されています。その一例として、Microsoft Wordを使用すれば、宛名や差出人を記載したプロフェッショナルな封筒を簡単に作成できます。 Microsoft Wordで封筒を作成・印刷する手順 ここでは、Microsoft Wordを使って封筒を作成する方法を詳しく解説します。作成した封筒は、お使いのプリンターで直接印刷することもできますし、業者に印刷を依頼することも可能です。全体の流れは、以下の2つのステップにまとめられます。 封筒の作成 封筒の印刷 1. 封筒を作成する まず、
-
Microsoft Wordで定型句(AutoText)を作成・活用する方法|オートコレクトとの違いも解説
1980年代初頭、MicrosoftがMS-DOS向けにWordを初めてリリースした頃から、ワープロソフトは大きく進化しました。当時の画期的な特徴は、マウスでの操作を前提に設計されていたことでした。現在のMicrosoft Wordには、当時は想像もできなかった機能が数多く搭載されています。そのひとつが「定型句(AutoText)」機能で、これを活用すればコンテンツをより速く、しかもミスを少なく作成できます。 Wordを頻繁に使う方なら、よく使うフレーズやテキストブロック、画像があるはずです。Wordの「オートコレクト」と「定型句」機能は、こうした繰り返し入力する項目を素早く挿入できるように設