Excelのデータを使ってAvery 5160ラベルを印刷する方法【完全ステップガイド】
Avery 5160ラベルは、Microsoft Office製品の中でも特に広く使われている定番の宛名ラベルです。Excelに入力した住所録のデータを活用してAvery 5160ラベルを印刷したいとお考えなら、この記事がぴったりです。本記事では、ExcelのデータをもとにAvery 5160ラベルを作成・印刷するための手順を、初心者の方にもわかるよう一つひとつ丁寧に解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
Avery 5160ラベルとは
Avery 5160は、シール状(自己粘着)の宛名ラベルで、1枚のシートに30個のラベルが配置されています。Microsoft Wordの差し込み印刷機能とExcelのデータを組み合わせることで、誰でも簡単にAvery 5160形式のラベルを作成できます。下の画像はAvery 5160ラベルのイメージです。

ExcelのデータからAvery 5160ラベルを印刷する手順
ここからは、Excelのデータを使ってAvery 5160ラベルを作成し、印刷するまでの流れを段階的に説明します。全体の流れは以下の通りです。
- まず、Excelで元データ(データセット)を準備する
- 次に、WordでAvery 5160ラベルのレイアウトを設定する
- 続いて、差し込み印刷フィールドを挿入してラベルを作成する
- 最後に、完成したラベルを印刷する
なお、本記事ではMicrosoft 365のバージョンを使用していますが、他のバージョンでも基本的な操作はほぼ同じです。お使いの環境に合わせて読み進めてください。
ステップ1:Excelで元データを準備する
Avery 5160ラベルを作成するには、まず差し込み印刷のもとになるデータセットを整える必要があります。以下のルールに従ってExcelシートを作成しましょう。
- 1行目に見出しとして「氏名」、「住所」、「連絡先」などの列名を入力します。
- 氏名列には、各人の名前を入力します。
- 住所列には、市区町村や都道府県を含む完全な住所を入力します。
- 連絡先列には、電話番号などを入力します。

このように整理されたデータセットを用意することで、後の差し込み印刷がスムーズに行えます。次のステップでは、このデータを使ってWord側でラベルの設定を行います。
ステップ2:WordでAvery 5160ラベルを選択する
続いて、Microsoft WordでAvery 5160ラベルのレイアウトを設定します。以下の手順に従ってください。
- まず、Wordで新しい文書を開き、リボンの「差し込み文書」タブをクリックします。
- 「差し込み印刷の開始」を選択し、ドロップダウンメニューから「はがき宛名面」または「ラベル」オプションを選びます。

- すると、「ラベルオプション」ダイアログボックスが表示されます。
- 「プリンター情報」では、使用しているプリンターの種類(ページプリンターなど)を選択するか、「既定のトレイ」のままにしておきます。
- 「ラベルの製造元」ボックスで「Avery US Letter」を選択します。
- 「製品番号」の一覧から「5160 Address Labels」を選びます。
- 最後に「OK」をクリックして完了です。

これでAvery 5160のラベル枠が文書に反映されました。次のステップでは、Excelのデータを読み込むための差し込みフィールドを挿入します。
ステップ3:差し込み印刷フィールドを挿入する
ここでは、Excelファイルのデータをラベルに反映させるために、差し込み印刷フィールドを挿入する方法を説明します。
- まず、「差し込み文書」タブにある「宛先の選択」をクリックします。
- ドロップダウンメニューから「既存のリストを使用」を選択します。

- 「データソースの選択」ウィンドウが表示されます。
- 「ファイル名」欄に、先ほど作成したExcelファイルを指定します。
- 「開く」をクリックします。

- 続いて「テーブルの選択」ウィンドウが表示されます。
- 「先頭のデータ行に列見出しが含まれている」にチェックが入っていることを確認します。
- 「OK」をクリックします。

- これで、Avery 5160形式のラベル枠が表示され、各ラベルにデータを挿入できる状態になります。

次に、最初のラベルに「氏名」「住所」「連絡先」のフィールドを配置していきます。
- 「差し込み文書」タブの「差し込みフィールドの挿入」を選択します。
- ドロップダウンメニューから「氏名」を選びます。

- 氏名フィールドが挿入されたら、Enterキーを押して次の行へ移動します。
- 同様に、「差し込みフィールドの挿入」から「住所」を選択して挿入します。

- 住所フィールド挿入後、再度Enterキーを押します。
- さらに「差し込みフィールドの挿入」から「連絡先」を選んで挿入します。

- これで、1つ目のラベルの雛形が完成しました。

- 残りの29個のラベルにも同じ書式を反映させるには、「差し込み文書」タブの「ラベルの更新」をクリックします。
- この機能により、すべてのラベルに自動的に同じフィールド構成が適用されます。

- すべてのラベルにフィールドコードが展開されます。

- 次に、実際のデータが正しく反映されるかを確認します。「差し込み文書」タブの「結果のプレビュー」(ABCアイコン)をクリックしてください。

- すると、Excelのデータが反映されたAvery 5160ラベルが表示されます。

以上の手順でAvery 5160ラベルの作成は完了です。次のステップで、実際に印刷する方法を説明します。
ステップ4:Avery 5160ラベルを印刷する
ラベルの作成が終わったら、いよいよ印刷です。印刷前に、差し込み処理を確定させる必要があります。以下の手順に従ってください。
- まず、「差し込み文書」タブの「完了してマージ」をクリックします。
- ドロップダウンメニューから「個々のドキュメントの編集」を選択します。

- 「新規文書への差し込み」ダイアログが表示されます。
- 「差し込むレコード」で「すべて」を選択します。
- 「OK」をクリックします。

- すると、全件分のデータが反映されたAvery 5160ラベルが新しい文書として生成されます。

- この文書を印刷するには、「ファイル」タブから「印刷」を選択します。
- 使用するプリンターを選びます。
- 必要に応じて設定を調整し、「印刷」をクリックすれば完了です。

なお、どうしてもExcel上で直接印刷したい場合は、Word文書をテキストファイル(.txt)として保存し、空のExcelブックを開いて「データ」タブの「テキストから/CSV」機能でその.txtファイルを読み込み、「ファイル」タブの「印刷」から出力するという方法もあります。ただし、この方法ではAvery 5160特有のラベル配置(レイアウト)が崩れてしまうため、実用的ではありません。そのため、Avery 5160ラベルの印刷はWord経由で行うのがおすすめです。
まとめ
今回は、ExcelのデータをもとにAvery 5160ラベルを作成し、印刷するまでの全手順を解説しました。ポイントは「Excelでデータを整える」「Wordでラベル書式を設定する」「差し込みフィールドを挿入する」「マージ後に印刷する」という4つの流れです。この手順を覚えておけば、大量の宛名ラベルも短時間で効率よく作成できます。
ご不明な点やご要望があれば、ぜひコメント欄でお知らせください。Excelに関するさまざまな問題と解決策については、当サイトの他の記事もあわせてご覧ください。今後も新しいテクニックを学び、スキルアップを目指しましょう!
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