Excelで「filename.xlsxの一部のコンテンツに問題が見つかりました」エラーが出たときの対処法
拡張子が.xlsxのファイルは、XML形式をベースとしたオープン形式のスプレッドシートファイルです。財務データの保存や数理モデルの作成など、ビジネスシーンで広く利用されています。しかし、このファイルを開こうとした際に、「filename.xlsxの一部のコンテンツに問題が見つかりました」というエラーメッセージが表示されることがあります。
これは主にExcelファイルが破損している場合に発生するエラーですが、いくつかの手順を実行することで問題を回避できる可能性があります。本記事では、具体的な解決方法を3つご紹介します。

「一部のコンテンツに問題が見つかりました」エラーの原因と対策
このエラーは、Excelファイル内のデータが破損した場合に発生します。破損の原因は、保存中の強制終了、ネットワーク経由での転送エラー、マクロやアドインの不具合など様々です。修復するには、以下の3つの方法を順番に試してみてください。
- 計算方法の設定を「手動」に変更する
- 読み取り専用モードで内容をコピーして新規ブックに貼り付ける
- ファイル復旧モード(開いて修復)を使用する
1] 計算方法の設定を「手動」に変更する
計算方法が「自動」に設定されていると、ファイルを開くたびにワークブック全体の再計算が実行され、破損したファイルではエラーが発生しやすくなります。「手動」に変更することで再計算を防ぎ、ファイルへアクセスできる可能性が高まります。手順は以下の通りです。
まず、Excelのリボンから「ファイル」メニューをクリックし、左側のメニューから「新規」を選択します。
「空白のブック」を選んで新しいワークブックを作成します。新しいブックが開いたら、再度「ファイル」メニューをクリックし、今度は「オプション」を選択してください。

オプション画面の「数式」カテゴリにある「計算方法」セクションで、「手動」を選択して「OK」をクリックします。
設定を保存したらオプション画面を閉じ、Excelファイルに戻ります。再度「ファイル」メニューから「開く」を選択しましょう。
その後、破損したワークブックが保存されている場所へ移動し、ダブルクリックしてファイルを開きます。
2] 読み取り専用モードでコピーして、読み取れないコンテンツのエラーを回避する
「filename.xlsxの一部のコンテンツに問題が見つかりました」というエラーが表示されると同時に、「可能な限り回復を試みますか?」という確認メッセージも表示されます。ワークブックの出所が信頼できるものであれば、「はい」ボタンをクリックして先へ進みましょう。
さらに、破損したExcelワークブックを読み取り専用モードで開き、その内容をすべて回収する方法も有効です。手順は以下の通りです。
- Excelワークブックを「読み取り専用」モードで開き、内容全体をコピーします。
- 次に、新しいワークブックを作成し、破損ファイルからコピーした全内容をそこに貼り付けます。
多くの場合、この方法でデータを救出できます。
上記の方法で期待した結果が得られない場合は、最後の手段としてファイル復旧モードを試してみてください。
3] ファイル復旧モード(開いて修復)を使用する
まず「ファイル」メニューから「開く」をクリックします。
破損または損傷したファイルが保存されている場所を参照し、該当ファイルをクリックして選択します。
ダイアログボックスが表示されたら、「開く」ボタンの横にあるドロップダウン矢印をクリックしてください。

表示されたメニューから「開いて修復する」を選択します。
また、ワークブックからデータのみを抽出したい場合は、「データの抽出」を選択します。これにより、ワークブックから可能な限りの数式と値が抽出されます。

処理が完了すると、確認メッセージが表示されます。
この方法で問題は解決しましたか?

-
ExcelでCSVファイルを整形する方法|カンマ区切り・引用符付きの2つの実例で解説
氏名、住所、商品情報などのデータを扱う際、テキストファイルとして保存することがあります。このようなテキストファイルが「CSVファイル」です。しかし、Excelに正確に取り込むためには、CSVファイルを適切な形式に整形する必要があります。本記事では、ExcelでのCSVファイルの整形方法を、2つの具体例を使ってわかりやすく解説します。 CSVファイルとは? CSVは「Comma Separated Values(カンマ区切り値)」の略称で、データを特定の区切り文字で分割したシンプルなテキストとして保存する形式です。Excelユーザーの間では、CSVファイルの取り扱いは非常に一般的な作業となってい
-
PowerPoint「コンテンツに問題が見つかりました」エラーの原因と解決策まとめ
PowerPointを開いたときに「コンテンツに問題が見つかりました(PowerPoint found a problem with the content)」というエラーが表示され、プレゼンテーションのスライドが閲覧できない——そんな経験はありませんか?慌てる前に、この記事で解決方法を確認しましょう。 このエラーは、ほぼすべてのバージョンのPowerPointで発生しうるよくあるトラブルです。幸い、いくつかの対処法を実践するだけで、簡単に解決できるケースがほとんどです。 本記事では、Windows 10環境で発生する「PowerPointでコンテンツの問題が見つかりました」エラーを解消する