ExcelでCSVファイルを整形する方法|カンマ区切り・引用符付きの2つの実例で解説
氏名、住所、商品情報などのデータを扱う際、テキストファイルとして保存することがあります。このようなテキストファイルが「CSVファイル」です。しかし、Excelに正確に取り込むためには、CSVファイルを適切な形式に整形する必要があります。本記事では、ExcelでのCSVファイルの整形方法を、2つの具体例を使ってわかりやすく解説します。
CSVファイルとは?
CSVは「Comma Separated Values(カンマ区切り値)」の略称で、データを特定の区切り文字で分割したシンプルなテキストとして保存する形式です。Excelユーザーの間では、CSVファイルの取り扱いは非常に一般的な作業となっています。拡張子が「.csv」になっているファイルはCSVファイルと認識されます。また、テキストエディタで開くと、テキストがカンマで区切られていることを確認できます。
ExcelでCSVファイルを整形する2つの例
ここでは、区切り文字を含むテキストデータを持つCSVファイルを整形する方法を紹介します。理解しやすいよう、2つの例に分けて手順を説明していきます。
例1:カンマ区切りのCSVファイルをExcelで整形する
最初の例では、カンマを含むCSVファイルをExcelで整形します。以下の手順に従って操作してください。
- まず、ヘッダー付きの表を作成するために、下図のようにカンマを含むテキスト文字列を用意します。

- 次に、新しいExcelブックを開きます。
- 「データ」タブに移動し、「テキスト/CSVから」を選択します。

- すると、CSVファイルを選択するための新しいウィンドウが表示されます。
- デバイス上の対象ファイルをクリックし、「インポート」を選択します。

- 続いて、テキストのプレビューウィンドウが表示されます。
- このウィンドウで、「ファイルの元の形式」を「65001: Unicode (UTF-8)」に設定します。

- あわせて、CSVファイルの区切り文字がカンマであるため、「区切り文字」を「カンマ」に選択します。
- 最後に「読み込み」をクリックしてウィンドウを閉じます。

- これで、CSVファイルから整形された新しいテーブルが表示されます。

- 売上金額(Sales Amount)の表示形式を変更するには、セル範囲D3:D7を選択します。
- 右クリックして「セルの書式設定」を選択します。

- 「表示形式」タブの分類一覧から「会計」を選択し、CSVファイルに合わせて通貨記号を指定します。

- 最後に「OK」をクリックすれば、最終的な出力結果が得られます。

例2:カンマと引用符の両方を使ったCSVデータを整形する
2つ目の例では、同じようなテキストファイルを使用しますが、今回はカンマと引用符の両方を区切り文字として使います。以下の手順に従って、このCSVファイルをExcelで整形しましょう。
- まず、カンマと引用符を含んだCSVファイルを作成します。

- 次に、「データ」>「テキスト/CSVから」からこのファイルをインポートします。
- プレビュー画面が表示されるので、下図のように「ファイルの元の形式」と「区切り文字」を設定します。

- 最後に、Excelで整形されたCSVファイルが以下のように表示されます。

ポイント: CSVファイルでは、以下のような区切り文字を使用できます。
- , = カンマ
- TAB = タブキー
- ; = セミコロン
- | = パイプ(縦線)
- ^ = キャレット(ハット記号)
ExcelファイルをCSV形式で保存する方法
CSVファイルの整形方法がわかったところで、今度はExcelファイルをCSV形式で保存する方法を学びましょう。以下の手順に従ってください。
- まず、作成済みのExcelファイルで「ファイル」タブを開きます。

- 左側のパネルから「名前を付けて保存」を選択します。

- ファイルの種類として「CSV UTF-8 (コンマ区切り)」を選択します。

- 最後に「保存」ボタンをクリックすれば、ExcelファイルがCSV形式で保存されます。

注意点
- CSVファイル内で、値とカンマの間にスペースを入れないようにしてください。
- 整形前に、テキストファイルにヘッダー行が必要です。
- CSV形式で保存する際は、値の書式を揃えておきましょう。
まとめ
以上、ExcelでCSVファイルを整形する方法について、2つの例を挙げながら解説しました。さらに、ExcelファイルをCSV形式で保存する手順もご紹介しました。このチュートリアルに関するフィードバックがあればぜひお聞かせください。今後もこのような記事をお届けしていきますので、お楽しみに。
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