PowerPointで「コンテンツに問題が見つかりました」エラーが出る原因と5つの解決策
Windowsユーザーの間で、PowerPointを起動しようとすると「PowerPointがコンテンツに問題を発見しました(PowerPoint found a problem with content)」というエラーが表示されるという報告が多数寄せられています。この問題は一部またはすべてのプレゼンテーションファイルで発生し、特に.pptx形式のファイルでのみ確認されており、Windows 7、Windows 8.1、Windows 10のいずれでも起こり得ます。
「コンテンツに問題が見つかりました」エラーの主な原因
多数のユーザー報告と、実際に問題の解決に成功した修復手順をもとに調査を行った結果、このエラーメッセージを引き起こす要因は複数あることが判明しました。
- 保護されたビューが有効になっている – トラストセンターの設定で「保護されたビュー」が有効になっている場合、Outlookの添付ファイルやURLから直接ダウンロードしたファイルはプログラムに拒否されます。この場合は、保護されたビューの設定を無効にすることで解決できます。
- ファイルの場所が信頼できる場所に登録されていない – .pptxファイルが保存されているフォルダが信頼できる場所として登録されていない場合、このエラーが表示されることがあります。フォルダを信頼できる場所に追加すれば解決できます。
- ファイルが同期フォルダ内にある – OneDriveやDropboxなどの同期フォルダ、またはバックアップソフトウェアの管理下にあるフォルダにファイルが保存されている場合にも、この問題が発生することがあります。
- ファイルがブロックされている – インターネットからダウンロードした.pptxファイルは、OSによってブロックされている場合があります。この場合は、プロパティ画面からブロックを解除することで解決できます。
以下では、同じ状況のユーザーが実際に成功させた修復方法を紹介します。効率よく進められるよう、効果と手軽さの順に並べていますので、記載された順番に試すことをおすすめします。どのケースに該当しても、いずれかの方法で必ず問題が解決するはずです。
方法1:保護されたビューを無効にする
最も一般的な原因は、トラストセンターの設定により、Outlookの添付ファイル、安全性が確認されていない場所にあるファイル、インターネットから取得したファイルなどがプログラムに拒否されることです。メールでプレゼンテーションを受け取った場合やインターネットからダウンロードした場合は、保護されたビューを無効にするまでエラーが表示され続けます。以下の手順で設定を変更しましょう。
- PowerPointを開き、画面上部のリボンから「ファイル」をクリックします。
- 左側の縦メニューの下部にある「オプション」をクリックします。
- 「PowerPointのオプション」画面が開いたら、左側のペインから「トラストセンター」を選択します。
- 右側にある「トラストセンターの設定」ボタンをクリックします。
- 「トラストセンター」画面で、左側のペインから「保護されたビュー」を選択し、右側に表示される保護されたビューに関連するすべてのチェックボックスのチェックを外します。
- 「OK」をクリックして変更を保存します。
- 設定を反映させるためPowerPointを再起動し、以前エラーが表示されていたプレゼンテーションを開いてみてください。

それでも問題が解決しない場合や、システムを脆弱な状態にしたくない場合は、次の方法に進んでください。
方法2:ファイルの場所を信頼できる場所に追加する
PowerPointファイルを外部から入手した場合(メール添付、直接ダウンロード、USBメモリ経由など)、安全とみなされていない場所に保存されていると開けないことがあります。この場合は、ドキュメントの場所をPowerPointの信頼できる場所リストに追加することで、ファイルを開けるようになります。
方法1(保護されたビューをすべて無効にする)よりも安全性の高い対策ですが、悪意のあるマルウェアが同じフォルダに侵入するとセキュリティ上のリスクになる点には注意が必要です。
- PowerPointを開き、上部のリボンメニューから「ファイル」をクリックします。
- 縦メニューから「オプション」をクリックします。
- 「PowerPointのオプション」画面で、縦メニューから「トラストセンター」を選択し、右側の「トラストセンターの設定」をクリックします。
- 「トラストセンター」画面で、左側のメニューから「信頼できる場所」を選択し、右側の「新しい場所を追加」をクリックします。
- 「Microsoft Office の信頼できる場所」ウィンドウで「参照」をクリックし、開けないファイルが保存されているフォルダへ移動して「OK」をクリックします。
注意:ファイルがダウンロードフォルダなどの汎用的なフォルダにある場合は、専用フォルダを作成してファイルを移動してから登録することをおすすめします。 - PowerPointを再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。

エラーがまだ表示される場合は、次の方法に進んでください。
方法3:ファイルを同期フォルダの外へ移動する
DropboxフォルダやOneDriveフォルダ内にあるファイルを開こうとしている場合は、同期やバックアップソフトウェアの影響を受けない通常のフォルダへ移動してください。同期フォルダから通常のディレクトリへファイルを移動したところ問題が解決したという報告が複数あります。
- ファイルが保存されている同期フォルダへ移動します。
- ファイルを右クリックして「切り取り」を選択します。またはCtrl + Xキーを押します。
- 通常のフォルダへ移動し、空いているスペースで右クリックして「貼り付け」を選択します。またはCtrl + Vキーを押します。
- 再度PowerPointでファイルを開き、問題が解決したかどうかを確認します。

それでも「コンテンツに問題が見つかりました」エラーが発生する場合は、次の方法を試してください。
方法4:ファイルのブロックを解除する
問題の発生しているファイルがインターネットからダウンロードしたものである場合、OSによってファイルがブロックされている可能性があります。ファイルのブロックを解除したところエラーが表示されなくなったという報告もあります。
- 問題のある.pptxファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- プロパティ画面の「全般」タブを開き、「ブロックの解除」(許可する)ボタンをクリックします。
- 「適用」をクリックして変更を保存します。
- .pptxファイルを開き、問題が解決したかどうかを確認します。

方法5:Macでキャッシュフォルダを削除する
場合によっては、特定のファイルが破損し、コンテンツの読み込みが妨げられていることがあります。この手順では、Mac上の特定のフォルダを削除して問題を修正します。
- FinderでCommand + Shift + Gキーを押します。
- 開いたウィンドウに「~/Library」と入力し、「移動」をクリックします。
- スクロールして「com.microsoft.powerpoint」フォルダを探します。
- 「com.microsoft.powerpoint」フォルダを削除し、PowerPointを再起動します。
- 問題が解消されたかどうかを確認します。
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