Microsoft Outlookの受信トレイをプロのように管理する7つのテクニック
メールの受信トレイに振り回されていませんか?毎日届く大量のメールに埋もれて、本当に重要なメッセージを見逃してしまうこともあるでしょう。
実は、Outlookには受信トレイを効率的に管理するための優れた機能が数多く搭載されています。ルールや条件付き書式を使えばメールを自動的に仕分けでき、ショートカットキーや検索機能で必要な情報に素早くアクセスでき、迷惑メールフィルターで不要なメールを一掃できます。この記事では、Outlookの生産性向上ツールを最大限に活用する方法をご紹介します。
あなた自身の受信トレイ管理のコツがあれば、ぜひコメント欄でシェアしてください。
ルールで自動仕分け
Outlookの「ルール」機能は非常に強力で、受信トレイの管理時間を大幅に短縮できます。受信トレイに届くすべてのメッセージは、設定したルールに従って自動処理されます。例えば、上司からのメールにはフラグを付けて通知音を鳴らす、あるいは「ニュースレター」というキーワードを含むメールを削除フォルダへ移動する、といったことが可能です。
設定を始めるには、リボンの「ホーム」タブを選択し、「ルール」>「ルールの作成」をクリックします。事前にメールを選択しておくと、一部の項目が自動入力されますが、内容は自由に変更できます。
さらに細かいカスタマイズを行いたい場合は、「詳細オプション...」をクリックしましょう。ここでは、満たすべき条件を複数設定し、条件に一致したメッセージに対する処理内容を自由に定義できます。
ルールの作成と管理について詳しく知りたい方は、Outlookのルールで受信トレイを自動管理するガイドも併せてご覧ください。
ショートカットキーをマスターする
効率よく受信トレイを管理したいなら、指先からすぐ使えるキーボードショートカットの習得は欠かせません。
特におすすめなのがAlt + Hです。押すとリボン上に対応するキーが表示され、続けて該当キーを押すだけでコマンドを実行できます。その他にも、Ctrl + Eで検索ボックスへジャンプ、Ctrl + 1〜6でメール・カレンダー・連絡先などのビューを切り替え、Insertキーでメッセージにフラグを付けられます。
もちろん、これはほんの一部にすぎません。より包括的な一覧については、Outlookのキーボードショートカット完全ガイドをチェックしてみてください。
迷惑メールフィルターとClutterフォルダを活用する
スパムメールは受信トレイの大敵です。読みたいメールを探すのに貴重な時間を費やすのはやめましょう。迷惑メールフィルターとClutter(クラッター)機能を使えば、Outlookが代わりに処理してくれます。
迷惑メールフィルターには複数の保護レベルがあり、厳しさの度合いを選択できます。設定を変更するには、リボンの「ホーム」タブから「迷惑メール」>「迷惑メールのオプション...」を選択します。
ここでは、明らかな迷惑メールだけを除外する「低」、ほとんどの迷惑メールを捕捉できるものの正常なメールが誤判定される可能性もある「高」、承認済みの差出人からのメールのみを受信する「セーフリストのみ」から選べます。
同じウィンドウ内の「差出人セーフリスト」タブと「ブロックする差出人の一覧」タブでは、受信したい/したくないメールアドレスやドメインをそれぞれ登録できます。
また、法人向けOffice 365ユーザーなら「Clutter」という新機能も利用可能です。差出人、メッセージの内容、そしてあなたの読書習慣を分析することで、Outlookは特定のメールを受信トレイからClutterフォルダへ自動移動します。メールを右クリックして「移動」>「Clutterに移動」を選択すれば、手動で移動しながらシステムに学習させることもできます。
Clutterはデフォルトで有効になっていますが、OutlookのWeb版から無効化することも可能です。歯車アイコンをクリックし、「オプション」>「メール」>「自動処理」>「Clutter」へ進み、「Clutterとして識別されたアイテムを分離する」のチェックを外して「保存」をクリックしてください。
さらに詳しいスパム対策のコツは、Outlookの迷惑メールを防ぐ方法のガイドをご覧ください。
パラメーターを使った高度な検索
受信トレイを一切整理しなくても、Outlookの強力な検索機能を活用すれば十分対応できます。メール一覧上部にあるインスタント検索ボックスでは、「現在のメールボックス」ドロップダウンから対象を選択することで、すべてのフォルダーやメールボックスを横断して検索できます。
検索ボックスに文字を入力し始めると、Outlookは差出人名、件名、本文などあらゆる項目から該当する内容を探し出します。AND、OR、NOTといった論理演算子を使えば、さらに絞り込んだ検索が可能です。また、from:(差出人)、subject:(件名)、received:(受信日)などのパラメーターの後にコロンとキーワードを続けて入力する方法もあります。パラメーターの完全な一覧は、Outlookのサポートページで確認できます。
検索ボックスをクリックすると、リボンに「検索」タブが表示され、インターフェースからこれらのパラメーターを直接選択することもできます。
条件付き書式で視覚的に整理する
条件付き書式を使えば、特定のルールに一致するメッセージに独自のスタイルを適用できます。例えば、1週間以上前に受信したメールの文字色を変更したり、特定のキーワードを含むメールをカテゴリに分類したりすることが可能です。
条件付き書式を設定するには、リボンの「表示」タブに移動し、「ビューの設定」>「条件付き書式...」をクリックします。「追加」で新しいルールを作成し、「名前」を付け、必要に応じて「フォント」を設定します。準備ができたら「条件...」をクリックしましょう。
このウィンドウで、ルールの細かい条件を調整できます。例えば「差出人...」でルールを適用する送信者を指定したり、「時間」で日付に基づいて適用したりできます。「その他の選択肢」や「詳細設定」など他のタブも必ず確認してください。前者では分類用の色カテゴリを設定できます。
設定が完了したら「OK」をクリックし、再度「OK」で確定します。詳細については、条件付き書式でメールを目立たせる方法のガイドも参考にしてください。
送信済みメールを取り消す
「あのメール、送らなければよかった...」と思ったことはありませんか?実は、取り消せる可能性があります。ただし、Exchangeアカウントを使用していること、受信者が同じサーバー上にいることが条件です。また、元のメールが既読になったり別のフォルダへ移動されたりすると、取り消しは失敗します。
取り消しを試みるには、「送信済みアイテム」を開き、取り消したいメッセージを開きます。リボン上部の「メッセージ」タブを選択し、「移動」グループ内の「アクション」から「このメッセージを取り消す...」をクリックします。
開いた新しいウィンドウで、実行するアクションを選択します。「このメッセージの未読のコピーを削除する」を選ぶと受信者の受信トレイからメールが削除され、「未読のコピーを削除し、新しいメッセージで置き換える」を選ぶと元のメールの代わりに新しいメールを送信できます。
「各受信者について取り消しの成功または失敗を通知する」にチェックを入れると、取り消しの試行結果をお知らせするメールが届きます。結果の概要は、リボンの「追跡」アイコンをクリックして確認できます。
準備ができたら「OK」をクリックして取り消しを実行しましょう。このプロセスの詳細や、取り消しに関わる諸条件、代替手段については、メール取り消しガイドをご覧ください。
受信トレイの主導権を握ろう
世界では毎日約2,050億通のメールが送信されていると推定されています。幸い、そのうちのごく一部しかあなたの受信トレイには届きませんが、それでも処理するのは一苦労です。この記事で紹介したテクニックをすべて活用して、受信トレイ管理のプロになりましょう。
さらに便利なOutlookのヒントを知りたい方は、「Outlookをマスターする10のクイックTips」や「Outlookのワークフローを強化する6つの方法」もチェックしてみてください。すぐにメール術の達人になれるはずです。
あなたはどんな方法で受信トレイをコントロールしていますか?Outlookに追加してほしい機能はありますか?
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