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Google Chromeで「ERR_CACHE_MISS」エラーが出たときの原因と7つの解決方法

2020年4月の時点で10億人以上のアクティブユーザーを抱えるGoogle Chromeは、現在もっとも利用されているWebブラウザの一つです。しかし、人気が高いからといって完璧なわけではありません。実際に使用していると、さまざまなトラブルに遭遇することがあり、その一つが「ERR_CACHE_MISS」エラーです。

この記事では、ERR_CACHE_MISSエラーの概要、発生原因、そして具体的な解決方法まで、わかりやすく解説していきます。

Google ChromeのERR_CACHE_MISSエラーとは?

ERR_CACHE_MISSは、Google Chrome上で発生するエラーです。アドレスバーにURLを入力してWebサイトへアクセスしようとしたときや、ページ内のリンクをクリックしたときなどに表示されることがあります。このことから、問題はOS側ではなく、Chrome自体に関連しているものと考えられます。

ただし、このエラーはChrome特有のものではあるものの、Firefoxでも同様の現象が報告されています。Firefoxの最近のバージョンでは、「Document Expired(ドキュメントの有効期限が切れています)」というメッセージとともに、似たようなエラーが表示されるケースがあるようです。

ERR_CACHE_MISSエラーの主な原因

ERR_CACHE_MISSエラーは、主にブラウザのキャッシュに関する設定や構成の不具合によって発生します。また、問題のある拡張機能やアドウェアがきっかけになる場合もあります。エラー名からもわかるように、この問題はキャッシュ処理と密接に関わっており、具体的には以下のような原因が考えられます。

  • Chromeが、アクセス先のWebサイトのキャッシュファイルを取得できない
  • ブラウザが必要としているファイルが破損している
  • ブラウザ内にマルウェアやバグが潜んでいる
  • 閲覧中のWebサイト側にコードやPHPの不具合がある
  • ブラウザの設定が正しくない
  • インストール済みの拡張機能に問題がある

多くの場合、Chromeを再起動するか、最新バージョンへアップデートすることでエラーは解消されます。それでも改善しない場合は、次に紹介する対処法を順番に試してみてください。

ERR_CACHE_MISSエラーの解決方法7選

ここからは、Google ChromeでERR_CACHE_MISSエラーが表示されたときの具体的な対処法を紹介します。

対処法1:閲覧データを削除する

長い間ブラウザの閲覧データを削除していない場合、ブラウザに関連するファイルの一部がすでに破損している可能性があります。以下の手順で確認・修復を行いましょう。

  1. Google Chromeを起動し、右上の縦3点アイコン(⋮)をクリックします。
  2. 「設定」を選択します。
  3. 「プライバシーとセキュリティ」セクションを開き、「閲覧履歴データの削除」をクリックします。
  4. デフォルトでチェックが入った項目が表示されるので、すべて削除対象とするため、どの項目もチェックを外さないようにしてください。
  5. 閲覧データの削除が完了したら、Google Chromeを再起動し、エラーが解消されたかどうかを確認します。

対処法2:怪しい拡張機能を無効化または削除する

ブラウザ拡張機能や無料アプリをインストールした直後からエラーが表示されるようになった場合は、アドウェアやPUP(潜在的に望ましくないプログラム)を導入してしまった可能性があります。この場合は、不審な拡張機能を無効化または削除しましょう。

  1. Google Chromeを開き、アドレスバーにchrome://extensionsと入力します。
  2. インストール済みの拡張機能の一覧を確認し、見覚えのないものを探します。
  3. 削除したい拡張機能の横にある「削除」ボタンをクリックします。
  4. Google Chromeを再起動します。

対処法3:ブラウザをリセットする

ブラウザをリセットすると、保存済みのパスワード、各種設定、ブックマーク、フォームの自動入力情報などが失われる点に注意してください。必ず必要な情報をバックアップしてから実行しましょう。

  1. Google Chromeを開き、アドレスバーにchrome://settingsと入力してEnterキーを押します。
  2. 設定画面を下にスクロールし、「詳細設定」をクリックします。
  3. 「リセット」ボタンを見つけてクリックします。
  4. 確認画面が表示されたら、再度「リセット」をクリックして操作を確定します。

対処法4:キャッシュを無効化する

ブラウザのキャッシュを無効化できるのは、デベロッパーツール(Developer Mode)が有効になっている間だけです。このモードを閉じると、キャッシュシステムは自動的に再び有効になります。

  1. F1キーを押しながら、Ctrl + Shift + Iキーを押します。デベロッパーモード設定画面が開きます。
  2. 「Network(ネットワーク)」オプションを見つけ、「Disable cache(キャッシュを無効化する)」にチェックを入れます。
  3. ページを更新し、エラーがまだ表示されるかどうかを確認します。

対処法5:ネットワーク設定をリセットする

エラーが依然として解消されない場合は、ネットワーク設定のリセットを試みましょう。手順は以下の通りです。

  1. Windowsのスタートボタンを右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」(または「ターミナル(管理者)」)を選択します。
  2. 以下のコマンドをコピー&ペーストし、それぞれ入力するたびにEnterキーを押します。
    • ipconfig /release
    • ipconfig /all
    • ipconfig /flushdns
    • ipconfig /renew
    • netsh int ip set dns
    • netsh winsock reset
  3. Google Chromeを開き、エラーメッセージがまだ表示されるかどうかを確認します。

対処法6:LANの設定が自動検出になっているか確認する

以前にプロキシを使用したことはありませんか?うっかり忘れていると、その設定がインターネット接続に干渉している可能性があります。LANの設定が自動検出になっているか、必ず確認してください。

  1. Cortana(検索ボックス)にinetcpl.cplと入力し、Enterキーを押します。
  2. 「接続」タブを開きます。
  3. 「LAN の設定」をクリックします。
  4. 表示されたウィンドウで、「設定を自動的に検出する」にチェックを入れます。
  5. 「OK」をクリックします。
  6. Google Chromeでエラーがまだ表示されるかどうかを確認します。

対処法7:DNS設定を変更する

DNSは通常、契約しているISP(インターネットサービスプロバイダ)が管理しています。ISPによっては、PUPによるDNS設定の改ざんや広告の不正表示を防ぐ目的で、一部のコンテンツへのアクセスをブロックしている場合があります。

そこでおすすめなのが、Googleが提供するパブリックDNSの利用です。設定手順は以下の通りです。

  1. スタートボタンを右クリックし、「ネットワーク接続」を選択します。
  2. 「アダプターのオプションを変更する」を選択します。
  3. 使用中の接続を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
  4. 「Internet Protocol Version 4 (TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。
  5. 「次のDNSサーバーのアドレスを使う」を選択します。
  6. 以下の情報を入力します。
    • 優先DNSサーバー:8.8.8.8
    • 代替DNSサーバー:8.8.4.4
  7. Google Chromeを再起動し、エラーが解消されたかどうかを確認します。

まとめ

ERR_CACHE_MISSエラーが表示される理由はさまざまです。原因が問題のある拡張機能であれ、誤ったネットワーク設定であれ、幸いにも本記事で紹介した対処法のいずれかで解決できるはずです。自分の環境に合う方法が見つかるまで、順番に試してみてください。

この記事が役に立ったと感じたら、同じ悩みを抱えているかもしれない友人や同僚にもぜひシェアしてください。

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