OperaとGoogle Chrome徹底比較:あなたに最適なブラウザはどっち?
OperaとGoogle Chromeは、世界中で人気のあるウェブブラウザです。しかし、どちらが自分に合っているのか、判断に迷う方も多いのではないでしょうか。実はOperaはGoogleのChromiumエンジンをベースに開発されており、競合であるChromeと共通のDNAを持っています。一方のChromeは、世界のブラウザ市場で圧倒的なシェアを誇る、いわば標準的な存在となっています。
この記事では、両ブラウザを詳しく比較・レビューし、どちらが自分に最適かを見極めるための情報をお届けします。

総合評価
Opera
- 広告ブロッカーを標準搭載。
- 動画を別ウィンドウでポップアウト表示し、閲覧しながら視聴可能。
- 無料VPN(仮想プライベートネットワーク)を内蔵。
- バッテリーセーバーモードで長時間のブラウジングを実現。
- 多くのChrome拡張機能と互換性あり。
- Turbo機能がデータを圧縮し、ページ表示を高速化。
Chrome
- 使いやすく、Googleによる継続的なサポートを受けられる。
- Android端末とChromebookにプリインストール済み。
- Chromeウェブストアの拡張機能やテーマで高度なカスタマイズが可能。
- Googleエコシステムとの連携が強力。
- メモリなど多くのリソースを消費する。
- 広告ブロックやVPNにはサードパーティ製拡張機能が必要。
両者とも優れたブラウザであり、共通点の方がむしろ多いのが実情です。例えば、以下のような人気機能をどちらも備えています。
- タブブラウジング
- プライベートブラウジング(シークレットモード)
- パスワードマネージャー
- デバイス間でのデータ同期
- 拡張機能とテーマ
- タブのピン留め
Chromeはインターネットユーザーの大多数にとって第一の選択肢となっています。Statcounterによると、2020年5月時点で世界のブラウザ市場シェアは約65%に達しています。Androidのデフォルトブラウザであるだけでなく、ChromebookのOSの中核を担う存在でもあります。
一方、Operaは1994年にノルウェーの通信会社Telenorの研究プロジェクトとして誕生しました。その翌年、開発者たちは「誰もがどんなデバイスでもウェブを閲覧できるべきだ」という信念のもと、独立した会社を設立しています。現在のOperaは、Chromeの代替ブラウザとして自らを位置づけており、Chromeから乗り換えるユーザーはデータを自動的にインポートできるほか、Operaならではの独自機能を活用できます。
OperaとChromeの共通点はすでに見てきましたが、実際にどちらを選ぶかを決めるのは、むしろ両者の違いでしょう。
広告ブロック:Operaに1ポイント
Opera
- 広告ブロッカーを標準搭載。
- ブラウジング速度の向上。
Chrome
- 広告ブロックにはサードパーティ製拡張機能が必要。
Chromeで広告をブロックしたい場合は、拡張機能を別途ダウンロードする必要があります。その点、Operaには広告ブロッカーが統合されています。Operaは、広告ブロック機能をブラウザエンジンに組み込んだ初の主要ブラウザです。その結果、ページの読み込みが速くなり、ブラウジング全体の体感速度も向上します。
VPN:Operaは標準搭載
Opera
- 無料で無制限のVPNが内蔵されており、公衆Wi-Fi利用時のセキュリティを強化。
- VPN使用時はネットワーク性能が低下する。
Chrome
- VPNサービスにはサードパーティ製拡張機能が必要。
広告ブロッカーと同様に、Operaは内蔵VPNを備えた唯一の主要ブラウザです。サブスクリプション不要で利用でき、Chromeとは異なりサードパーティ製拡張機能も必要ありません。このVPNには便利な機能が多数あります。例えば、プライベートブラウジングウィンドウでの使用、物理的な位置情報のマスキング、Cookieのブロックなどが可能です。ただし、高度なセキュリティを得る代償として、速度とパフォーマンスが低下するというトレードオフがあります。
バッテリーへの影響:Operaが優位
Opera
- バッテリーセーバーモードにより、Chrome比で最大1時間の稼働時間延長を実現。
Chrome
- Chromeの起動中はRAMへの負荷が大きくなる。
Chromeがメモリを大量に消費する理由は、単なる検索エンジンにとどまらないためです。Chromeは、多彩なマルチメディア体験を提供するためのサービスや拡張機能の集合体と言えます。しかし、それらのサービスや拡張機能の一つひとつがRAMと処理速度に影響を与えます。
Operaは「バッテリーセーバー」と呼ばれる機能によって、より長時間のブラウジングを可能にします。この機能は、ブラウザ使用中に不要なプラグインを一時的に無効化し、バックグラウンドアクティビティを抑えることで動作します。さらに、バッテリーセーバーはPCのバッテリー残量を監視し、20%を切ると警告してくれます。
動画視聴:Operaのポップアウトウィンドウが快適
Opera
- 動画を別のポップアウトウィンドウで視聴できる。
Chrome
- サードパーティ製拡張機能でピクチャーインピクチャー表示が可能。
Operaには「Video Pop-Out」という統合機能があります。オンライン動画の視聴中に、閲覧中のウェブページの上に重ねて表示できるフローティングウィンドウで動画を見るオプションを選択できます。
Chromeでも、Chromeウェブストアから入手できる「Google Picture-in-Picture」拡張機能を使えば、同様の体験が可能です。ただし、この拡張機能はデスクトップ版のChromeでのみ動作する点に注意してください。
最終評価:どちらを選んでも損はない
ほとんどの人にとって、Chromeは十分に良い選択肢です。Google製デバイスのデフォルトブラウザであり、使いやすさに加え、Chromeウェブストアで提供される数千種類の拡張機能やテーマによる高いカスタマイズ性を誇ります。特にGmail、Drive、Docs、Sheetsなど、Googleエコシステムのアプリを愛用している方には最適です。無料のGoogleアカウントを作成すれば、すべてのデバイス間で情報を同期できます。
一方、古いPCを使用している方や、インターネット接続が遅いと感じている方には、Operaを試してみる価値があります。Chromiumエンジンをベースとしているため、Chrome向けに設計された多くの拡張機能やアドオンを利用できながら、デバイスのメモリへの負荷は軽めです。さらに、Turbo機能はウェブサイト上のデータを圧縮することでブラウジングを高速化します。ノートパソコンユーザーがバッテリー持ちを少しでも延ばしたい場合にも、Operaは良い選択となるでしょう。
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