Windowsエラー
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> Windowsエラー

Windows 10 Creators Update(バージョン1703)が途中で止まる・フリーズする問題の解決方法

Windows 10は、Microsoftによって2015年7月にリリースされたOSです。その後、Microsoftは「Windows 10 Creators Update」と呼ばれるバージョン1703を公開しました。これまでのWindows 10のバージョンは1507、1511、1607です。自動更新が有効になっている環境では、Creators Updateが自動的に配信されます。

しかし、ユーザーからはアップデートに関するさまざまなトラブル報告が寄せられています。特に多いのが、インストールが23%、27%、75%など特定の進捗で止まり、数時間(体感では2〜10時間)経過した後に完全にフリーズしてしまうという問題です。最終的には「更新に失敗しました。以前のバージョンに戻しています」という通知が表示され、ロールバックが実行されます。

さらに厄介なのは、以前のバージョンへの復元後も問題が続くことです。システムが不安定になり動作が極端に重くなるうえ、復元中にWindowsがシステムの復元ポイントを削除してしまうため、復元ポイントを使った対処もできません。

この記事では、この問題を解決するために試せる5つの対処法を紹介します。

方法1:Windows Updateのトラブルシューティングツールを実行する

  1. Windowsキーを押しながらRキーを押し、「ファイル名を指定して実行」を開きます。「control panel」と入力してOKをクリックします。
  2. システムとセキュリティ」を選択します。
  3. セキュリティとメンテナンス」の下にある「コンピューターの一般的な問題のトラブルシューティング」をクリックします。
  4. トラブルシューティング」から「Windows Update」を選択します。
  5. トラブルシューティングツールの実行」をクリックします。

方法2:サードパーティ製ウイルス対策ソフトをアンインストールする

サードパーティ製のウイルス対策ソフトは、Creators Updateのインストール時に問題を引き起こすことが知られています。「プログラムの追加と削除」(アプリと機能)から、これらのソフトウェアを一時的にアンインストールしてから、再度アップデートを試みてください。アップデート完了後は、必要に応じて再インストールしましょう。

方法3:ファイアウォールを無効にする

ファイアウォールはネットワークの送受信トラフィックを制御する機能ですが、まれにアップデートやインストールの妨げになることがあります。以下の手順でファイアウォールを無効化できます。

  1. Windowsキーを押しながらRキーを押し、「control panel」と入力してOKをクリックします。
  2. Windows Defender ファイアウォール」を開きます。
  3. ウィンドウ左側の「Windows ファイアウォールを有効または無効にする」をクリックします。
  4. 使用しているネットワークプロファイル(プライベート、パブリック、ドメイン)を選択し、「Windows ファイアウォールを無効にする(推奨されません)」を選択します。

※作業完了後は、セキュリティ保護のため必ずファイアウォールを再度有効にしてください。

方法4:高速スタートアップを無効にする

高速スタートアップはWindows 10の起動速度を向上させる機能ですが、アップデートプロセスに干渉する場合があります。以下の手順で無効化できます。

  1. Windowsロゴ + Xキーを押します。
  2. 電源オプション」を選択します。
  3. 画面左側の「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。
  4. 現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックして、設定変更を可能にします。
  5. シャットダウン設定」の「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外します。

方法5:メディア作成ツールでISOイメージをダウンロードして手動アップグレードする

Windows 10のアップデートには2つの方法があります。1つはコントロールパネルや設定からWindows Updateを使用する方法、もう1つはMicrosoftのメディア作成ツール(Media Creation Tool)を使用する方法です。メディア作成ツールを使えば、PCの直接アップグレード、またはISOファイルをダウンロードしてUSBメモリに書き込んでからのクリーンインストールが可能です。

  1. ブラウザで https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10 にアクセスします。
  2. 今すぐツールをダウンロード」をクリックすると、メディア作成ツール(約17.5MB)がダウンロードされます。
  3. ダウンロードしたメディア作成ツールをダブルクリックし、「同意する」をクリックします。
  4. 別のPCのインストール メディアを作成する(USBフラッシュ ドライブ、DVD、またはISOファイル)」を選択します。
  5. 言語、アーキテクチャ、Windows 10のエディションを選択します。
  6. 次へ」をクリックします。
  7. 使用するメディアとして「USB フラッシュ ドライブ(4GB以上が必要)」を選択します。
  8. 次へ」をクリックします。
  9. リムーバブル ドライブ」を選択して「次へ」をクリックします。

メディア作成ツールの処理が完了したら、PCをUSBメモリから起動してアップデートを試みてください。同じ問題が発生する場合は、ISOファイルをマウントして中のsetup.exeを実行し、Creators Updateへのアップグレード手順に従ってください。

アップデートが遅く見えるポイントについて

インターネット接続の品質、転送データ量、PCの性能によっては、Windows 10のダウンロードとインストールに長い時間がかかることがあります。場合によっては24時間近くかかることもあるため、焦らずお待ちください。ハードドライブのアクセスランプが点滅しているうちは、まだ処理が進行している可能性が高いです。

特に以下の場面では、進捗バーの動きが大幅に遅くなり、停止したように見えることがあります。

  • 30〜39%付近の青い円が表示される黒い画面 ― Windows 10の動的更新プログラムをすべてダウンロードしている段階
  • 96%付近 ― Windowsがデータのバックアップを作成している段階
  • 「デバイスのセットアップには通常より少し時間がかかっていますが、すぐに準備が整います」というメッセージが表示されている段階

これらはMicrosoftのアップデートにおける一般的な挙動なので、進捗が止まって見えても、しばらく待つことで処理が完了することがあります。

  1. Windows 11のアップデートが止まる・固まる問題を解決する5つの方法

    Windowsはオペレーティングシステムとして多くのメリットを持っています。そのひとつが、開発元であるMicrosoftから継続的に提供されるアップデートです。Windows 11のPCがインターネットに接続されていれば、新機能の追加、デザインの刷新、既存バグや不具合の修正、安定性の向上など、さまざまな更新を受け取り続けることができます。ただし、アップデートが多すぎると感じるユーザーもいるようです。Windows 11でアップデートをダウンロードすると、通常は進行状況がパーセンテージで表示されます。このカウンターが止まってしまう――たとえば2時間以上「90%」のまま変化しない場合は、何らかの問

  2. Windows 10のアップデートが止まる・固まるときの対処法まとめ

    Windows 10は、おそらくこれまでで最も頻繁にアップデートが配信されるOSです。通常、Windowsシステムは重要なアップデートを自動的に適用するように設定されており、これらの更新はPCを脅威から守り、厄介なバグを防ぎ、システムをスムーズかつ効率的に動作させるために欠かせないものです。 しかし、Microsoftが定期的にリリースするアップデートは、途中で停止したりフリーズしたりすると、ユーザーを大いに困らせることがあります。更新が途中で止まってしまい、再開する手段がないように見えることもあるでしょう。 同じ問題に直面している方は、この記事を読んで、Windows Updateが止まった