【解決策】PrintScreenキーが反応しない・スクリーンショットが撮れないときの直し方
PrintScreen(印刷画面)キーは、デスクトップに表示されている内容をキャプチャしたいユーザーに人気のある機能です。キーボードのPrintScreenキーを押すと、スクリーンショットがクリップボードに保存され、ペイントなどのアプリケーションに自由に貼り付けることができます。

しかし、一部のユーザーから「パソコンでPrintScreen機能が使えなくなった」という報告があります。原因としては、キーボード用の正しいドライバーがインストールされていない、サードパーティ製プログラムとの干渉など、いくつかの可能性が考えられます。この記事では、この問題に対する具体的な解決策を順番に紹介します。
解決策1:バックグラウンドで動作しているプログラムを停止する
OneDrive、切り取り&スケッチ(Snipping Tool)、Dropboxなどのバックグラウンドプログラムが、スクリーンショット機能を妨げている場合があります。これらのアプリにはWindowsの標準機能を上書きする機能が備わっているためです。まずは該当しそうなプログラムを一つずつ終了し、そのたびにスクリーンショットが撮れるかどうかを確認して、原因となっているアプリを特定しましょう。原因となるアプリが判明したら、PrintScreen機能を使いたいときだけそのアプリを閉じておけばOKです。また、セーフモードで起動すればスタートアップ時にすべてのアプリの起動を防げるため、問題の根本原因を突き止めるのに役立ちます。
さらに、クラウドサービス(OneDriveやDropboxなど)の画像フォルダにスクリーンショットが自動保存されていないかも確認してください。多くのクラウドサービスには、スクリーンショットをクラウド上に保存するオプションが用意されています。
Movavi Photo Editorなどの画像編集アプリもPrintScreenのコマンドを横取りすることがあるため、該当していないかチェックしましょう。また、不要になったファイルが保存されている以下のフォルダの中身を削除してみてください。
C:\Users\user\Pictures\Screenshots
その後、PrintScreenキーが正常に動作するかどうかを確認します。
注意:通常起動時にコンピューターと一緒に立ち上がる不審な「サービス」を排除するために、クリーンブートを試すのも有効です。
解決策2:PrintScreenキーを正しく押せているか確認する
特にノートパソコンの場合、PrintScreen機能を使う前に追加で押す必要があるキーが存在します(多くの場合「Fn」キー)。そのキーを押しながらPrintScreenキーを押すことで、スクリーンショットを取得できます。このキーはメーカーや機種によって異なるため、自分のキーボードをよく観察して該当するキーを探してください。

また、海外製のノートパソコンで英語配列のデフォルトキーボードを使用しているケースもあります。この場合は、キーボードの各キーの刻印と実際に入力される文字が一致しているかを確認しましょう。もしズレがある場合は、周辺のキーを試して実際のPrintScreenキーを見つける必要があります。オンスクリーンキーボードを活用するのも一つの方法です。
解決策3:キーボードドライバーを更新する
キーボードのドライバーが正しくないことも、PrintScreen機能が使えない原因になります。この問題は特にノートパソコンで発生しやすく、すべてのキーを正常に動作させるには適切なドライバーのインストールが必要です。
PCメーカーの公式サイトにアクセスし、必要なドライバーをダウンロードしてください。ドライバーをアクセスしやすい場所に保存したら、以下の手順に進みましょう。
- Windowsキーを右クリックし、表示された一覧からデバイスマネージャーを選択します。

デバイスマネージャーは、「Windows + R」で「ファイル名を指定して実行」を開き、「devmgmt.msc」と入力することでも起動できます。
- キーボードを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。

- 新しいウィンドウが開き、ドライバーを手動で更新するか自動で更新するかを尋ねられます。「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索」を選択します。

- ダウンロードしたドライバーが保存されているフォルダまで移動して選択すると、Windowsが必要なドライバーをインストールします。インストール完了後、パソコンを再起動して問題が解決したか確認しましょう。
解決策4:代替手段を使う
上記の方法で解決しない場合でも、画面をキャプチャする手段は他にも多数あります。ここでは、最も便利で信頼性の高い代替方法を紹介します。
- 切り取り&スケッチ(Snipping Tool):ほとんどのWindowsに標準搭載されているツールです。画面の中から必要な部分だけを自由に選択してキャプチャし、そのまま保存できる優れた機能を提供します。「Windows + S」を押して「snipping tool」と検索し、アプリを起動しましょう。

- Windows + PrintScreenキーを同時押し:このコマンドを使うと、現在表示中の画面が自動的にキャプチャされ、PNGファイルとして「Pictures\Screenshots」フォルダに保存されます。待ち時間なく瞬時に画面を撮影でき、一枚ずつ保存作業をする必要がない便利な方法です。ノートパソコンでは「Fn + Windowsキー + PrintScreen」を押します。Fnキーの位置や名称は機種によって異なる場合があります。

補足:「Alt + PrintScreen」を押すと、アクティブなウィンドウのみをクリップボードにコピーでき、後からペイントなどのアプリに貼り付けることも可能です。
解決策5:キーボードのハードウェアトラブルシューティングツールを実行する
Windowsには、よくある問題を診断・修復するためのトラブルシューティングツールが多数組み込まれています。もし問題の原因がキーボードの誤った設定にあるなら、内蔵のハードウェアトラブルシューティングツールを実行することで解決できるかもしれません。
- Windowsキーを押し、「トラブルシューティング」と入力して、表示された一覧からトラブルシューティング設定をクリックします。

- ウィンドウ右側のペインを下にスクロールして「キーボード」を探します。
- 「キーボード」をクリックし、「トラブルシューティングツールの実行」をクリックします。

- 画面に表示される指示に従ってトラブルシューティングを完了させた後、PrintScreenコマンドが正常に動作するか確認してください。
うまくいけば、PrintScreenコマンドを問題なく使えるようになるはずです。それでも改善しない場合は、別のキーボードや外付けキーボードを試したり、フルスクリーンモードではなくウィンドウモードでスクリーンショットを撮ってみてください。
解決策6:オペレーティングシステムのアップデートを確認する
場合によっては、システムにインストールされた不具合のあるWindows Updateやカーネルが原因でPrintScreenの問題が発生していたり、Windows設定の誤った構成やシステムファイル・設定情報の破損によってエラーが引き起こされていたりすることがあります。
そこで、利用可能なWindows Updateをスキャンしてインストールし、システムを正常な状態に戻すことで、PrintScreenの問題も解決できる可能性があります。手順は以下の通りです。
- 左下のスタートボタンをクリックしてWindows Updateを開きます。検索ボックスに「Update」と入力し、結果の一覧から「Windows Update」または「更新プログラムのチェック」をクリックします。
- または、「Windows + I」を押してWindowsの設定を開くこともできます。
- 設定画面で「Update and Security(更新とセキュリティ)」をクリックし、左側のメニューから「Windows Update」を選択します。

- 「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックし、Windowsが最新の更新プログラムを検索するのを待ちます。

- 重要な更新プログラムが利用可能である旨のメッセージが表示されたら、クリックして内容を確認し、ダウンロードまたはインストールする更新プログラムを選択します。
- 一覧の中から重要な更新プログラムをクリックして詳細を確認し、インストールしたい更新プログラムのチェックボックスにチェックを入れます。
- 「更新プログラムのインストール」をクリックします。
- システムが自動的に更新プログラムのインストールを開始します。
- インストール後に問題が解決したかどうかを確認してください。
注意:アップデート処理中にパソコンの電源を切ったり、バッテリーを消耗させてシャットダウンしたりしないでください。そうするとオペレーティングシステムが破損し、再フォーマットでしか修復できなくなる可能性があります。
解決策7:F-Lockキーを確認する
F-Lockキーは、PC互換キーボードに搭載されているトグルキーの一種で、F1~F12キーのセカンダリ(副)機能の有効/無効を切り替えるために使われます。Caps Lockと似ており、F1~F12キーに使用中のプログラムで定義された標準機能を「強制」する働きがあります。F-Lockキーを押して離すとF1~F12キーの標準機能が有効になり、もう一度押すと標準機能が無効になって代わりにセカンダリ機能が使えるようになります。現在ではF-Lockキーを搭載したキーボードはごく少数で、代わりにFnキーが搭載されており、必要に応じて個別にF1~F12キーのセカンダリ機能を呼び出せる仕組みになっています。
キーボードにF ModeキーやF Lockキーがある場合、Windows 10でPrintScreenキーが動作しないのはこれらのキーが原因かもしれません。こうしたキーはPrintScreenキーを無効化できるためです。その場合は、F-ModeキーまたはF-Lockキーを再度押してPrintScreenキーを有効にしてください。
解決策8:PrintScreenキーの代替ホットキーを設定する
どうしてもPrintScreenキーを動作させられない場合は、別のキーやマクロに同じ機能を割り当てるという回避策を試せます。ここでは、サードパーティ製ツールを使ってこの機能を実現する方法を紹介します。
- Screen Print Platinumをダウンロードします。
- ダウンロードが完了したら実行ファイルをクリックしてインストールを開始し、画面の指示に従ってアプリケーションのセットアップを完了させます。
- Screen Print Platinumのメニューから「Setup(セットアップ)」ボタンをクリックし、「Screen Print」を選択します。
- 設定ウィンドウ下部にある「Hotkeys(ホットキー)」ボタンをクリックします。
- 次に「Enable Hotkeys(ホットキーを有効にする)」にチェックを入れ、Global Capture Hotkeyのドロップダウンから任意のキー(例:「P」)を選択します。
- 同じくGlobal Capture Hotkeyの項目で「Ctrl と Alt」にチェックを入れます。
- 最後に「Save(保存)」ボタンをクリックすると、「Ctrl + Alt + P」がPrintScreenキーの代わりとして割り当てられます。

- 「Ctrl + Alt + P」を同時に押して、PrintScreen機能が動作するか確認します。
- これで問題が解決したかどうかをチェックしてください。
解決策9:OneDriveの設定を変更する
Microsoft OneDriveはMicrosoftが運営するファイルホスティングサービス(OfficeのWeb版の一部)ですが、OneDriveの一部の設定がPrintScreenの問題を引き起こしていることが判明しています。以下の手順に従って設定を調整しましょう。
- タスクバー右下にあるOneDriveアイコンを右クリックし、「設定」をクリックします。

- 続いて「バックアップ」をクリックします。
- 「キャプチャしたスクリーンショットをOneDriveに自動的に保存する」オプションにチェックを入れます。
注意:すでにチェックが入っている場合は、一度チェックを外してから、改めてチェックを入れ直してください。 - 設定を保存した後、問題が解決したかどうかを確認します。
解決策10:ハードウェアを点検する
稀に、使用しているキーボード自体の不調が原因でこの問題が発生している可能性もあります。他の修正を試す前に、まずキーボードの故障の可能性を排除することが重要です。キーボードにハードウェア的な故障がある場合、ソフトウェアの設定をどれだけ変更しても、キーボードを交換しない限り機能を取り戻すことはできません。
そのため、キーボードを別のパソコンに接続するか、別のキーボードを自分のパソコンに接続して、機能が正常に働くか確認してみてください。別の環境で正常に動作するのであれば、現在使用中のキーボードが故障していることを意味するため、新しいものへの交換が必要です。必ずこの確認を行ってから他の対処法を試しましょう。
解決策11:レジストリエディターを変更する
レジストリエディターでは、レジストリキー・サブキー・値・値のデータの作成、編集、名前変更、削除や、REGファイルのインポート・エクスポート、バイナリハイブ形式でのデータ書き出しなどを行えます。最新のWindows Update以降、レジストリエディターに問題が生じている可能性もあるため、レジストリを修正してこの不具合を取り除きましょう。なお、Windows Pro以上にしかプリインストールされていないグループポリシーエディターと異なり、レジストリエディターはWindows Homeにも標準で搭載されています。
- 「Windows + R」を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力してEnterを押すと、レジストリエディターが起動します。

- レジストリエディターを開こうとすると、管理者権限の確認を求めるプロンプトが画面に表示されるので、許可して先へ進みます。
- 上部のアドレスバー(検索ボックス)に以下のパスを入力します:
COMPUTER\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer
- ウィンドウ右側のペインに「ScreenshotIndex」という名前のファイル(エントリ)があるか探します。すでに存在していれば何もする必要はありません。存在しない場合は、右側のペインの空欄を右クリックし、「新規」から「DWORD (32ビット) 値」を選択します。
- 新しく作成したファイルに「ScreenshotIndex」と名前を付け、ダブルクリックして開きます。16進数の値データは「4」に設定してください。
- 次に、以下のフォルダへ移動します:
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders
- 次のファイルを探して開きます:
{B7BEDE81-DF94-4682-A7D8-57A52620B86F}
- ファイルをダブルクリックし、値のデータが「%USERPROFILE%\Pictures\Screenshots」になっていることを確認します。ファイルが見つからない場合は、前述の手順と同様にDWORDではなく文字列値を作成し、同じ値を入力してください。注意:それでもうまくいかない場合は、手順6の値を4の代わりに695に変更して再度試してみてください。
最終的な回避策:PrtScnキーを押してもスクリーンショットが取れない場合の最後の手段として、「Fn + PrtScn」「Alt + PrtScn」「Alt + Fn + PrtScn」を同時に押してみてください。また、スタートメニューのアクセサリにある切り取りツール(Snipping Tool)を使ってスクリーンショットを撮ることもできます。
さらに、Windows 7をお使いで物理キーボードのPrtScキーが使えない場合は、仮想のオンスクリーンキーボード上のキーを試してください。スタートボタン > すべてのプログラム > アクセサリ > 操作センター(簡単操作)> オンスクリーンキーボードの順にクリックします。
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