【解決済み】Windows 10でエラー0xc00d4e85「別のアプリがサウンドを制御しています」と表示されたときの対処法9選
既定のアプリだけでなく、サードパーティ製の動画アプリを使ってマルチメディアファイルを再生したいと考えるWindows 10ユーザーは少なくありません。しかし、いざ動画や音楽を再生しようとすると、「エラー0xc00d4e85:別のアプリが現在サウンドを制御しています。ここで聴くにはそのアプリを閉じて、もう一度お試しください」というエラーが表示され、再生できないケースがあります。
このエラーは、何らかのアプリケーションがスピーカーを排他的に制御しているために、音声や動画アプリから音が出なくなっている状態を意味します。Windows Updateが原因ではないかと感じるユーザーもいますが、実際には誤ったオーディオ設定や、互換性のないオーディオドライバーが原因となることもあります。
以下では、エラー0xc00d4e85を解消するための9つの方法を順番にご紹介します。
目次
- 解決策1: Windows Audioサービスを再起動する
- 解決策2: タスクを終了する
- 解決策3: アプリによるデバイスの排他制御を無効にする
- 解決策4: オーディオデバイスを無効化して再度有効化する
- 解決策5: オーディオドライバーを更新する
- 解決策6: オーディオのトラブルシューティングツールを実行する
- 解決策7: MS Officeアップロードセンターを一時停止する
- 解決策8: Windows Updateを実行する
- 解決策9: KB2962407更新プログラムをアンインストールする
解決策1:Windows Audioサービスを再起動する
Windows Audioサービスが正常に動作していることは、このエラーを防ぐうえで非常に重要です。まずはこのサービスを再起動し、スタートアップの種類を「自動」に設定しましょう。
1. 検索ボックスに「サービス」と入力し、表示された結果をクリックします。
2. 一覧から「Windows Audio」を探します。サービスが実行中の場合は右クリックして「再起動」を選択し、停止している場合は「開始」をクリックします。
3. 再度右クリックして「プロパティ」を開き、スタートアップの種類を「自動」に変更して「適用」をクリックします。
設定後、問題が解決したかどうかを確認してください。
解決策2:タスクを終了する
「Windows Audio Device Graph Isolation」や「audiodg.exe」が、別のアプリがサウンドを制御しているというエラーの原因になることがあります。特にHP製PCのユーザーからは、audiodg.exeなどのプロセスがエラーを引き起こすという報告が多数寄せられており、これらのタスクを終了することで改善が期待できます。
1. タスクバーの空いている場所を右クリックし、「タスク マネージャー」を選択します。
2. 「詳細情報」をクリックします。
3. 「Windows audio device graph isolation」と「audiodg.exe」を見つけて選択し、「タスクの終了」をクリックします。
その後、アプリをもう一度起動して、音声が復活しているか確認してください。
なお、HP以外のPCでは、タスク マネージャーの一覧にaudiodg.exeが表示されないことがあります。その場合は、以下の手順でaudiodg.exeを終了できます。
4. 検索ボックスに「audiodg」と入力し、検索結果を右クリックして「ファイルの場所を開く」を選択します。
5. 一覧にある「audiodg」を右クリックし、「削除」を選択します。
解決策3:アプリによるデバイスの排他制御を無効にする
オーディオデバイスの設定で「アプリケーションにこのデバイスの排他制御を許可する」が有効になっていると、エラー0xc00d4e85が発生することがあります。この場合は、該当する設定を無効にするだけで解決できる可能性があります。
1. タスクバーのスピーカーアイコンを右クリックし、「サウンドの設定」または「再生デバイス」を選択します。
2. 使用中のオーディオデバイスを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
3. 「詳細」タブを開き、「アプリケーションにこのデバイスの排他制御を許可する」のチェックを外して「OK」をクリックします。
設定を変更したら、もう一度再生を試して問題が解決したか確認してください。
解決策4:オーディオデバイスを無効化して再度有効化する
オーディオデバイスを一度無効化してから再度有効化することで、デバイスをリフレッシュさせ、問題を解決できる場合があります。
1. スタートメニューを右クリックし、「デバイス マネージャー」を選択します。
2. 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」を展開し、対象のオーディオデバイスを右クリックして「デバイスの無効化」を選択します。
警告画面が表示されたら「はい」をクリックします。
3. 数分待ってから、同じデバイスを再度右クリックし、「デバイスの有効化」を選択します。
デバイスの再起動後、エラーが消えているはずです。解決しない場合は、次の解決策に進みましょう。
解決策5:オーディオドライバーを更新する
オーディオドライバーの更新も有効な解決策のひとつです。更新方法は主に3つあります。
方法1:デバイス マネージャーで更新する
「デバイス マネージャー」→「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」→対象の「オーディオデバイス」を右クリック→「ドライバーの更新」の順に進み、「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を選択します。
すると、システムが自動的に新しいバージョンのオーディオドライバーを検索してインストールしてくれます。画面の指示に従ってインストールを完了させてください。
方法2:ドライバーを手動でダウンロードして更新する
この方法では、デバイスメーカーの公式サイトから最新のオーディオドライバーをダウンロードし、自分でインストールします。デバイス マネージャーで現在使用中のオーディオドライバーの情報を確認し、公式サイトで必要なドライバーを検索してください。ダウンロード後、ファイルをダブルクリックしてインストールウィザードに従えば完了です。
例えば、お使いのオーディオデバイスがRealtek HD Audioの場合は、Realtekのサイトで詳細情報を入手できます。
この方法でドライバーを更新すれば、デバイス マネージャー経由の更新よりも、より快適なサウンドと映像体験が得られるでしょう。
方法3:Driver Boosterでドライバーを更新する
Driver Boosterは、最新ドライバーや不足しているドライバーのダウンロードとインストールを支援する専門ツールです。不足しているドライバーや更新が必要なドライバーを自動的に検出してくれるため、時間の節約になります。手順は以下の通りです。
1. Driver Boosterをダウンロードし、PCにインストールして起動します。
2. 「スキャン」をクリックします。
すると、ドライバーの更新が必要なデバイスや、ドライバーが不足しているデバイスが自動的に検出されます。
3. 「更新」をクリックし、「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」カテゴリからオーディオドライバーを更新します。
また、「今すぐ更新」を選択すれば、リスト内のすべてのドライバーを一括でダウンロードし、古いドライバーをまとめて更新することも可能です。
上記3つの方法の中から、ご自身に合ったものを選んでオーディオドライバーを更新してください。
解決策6:オーディオのトラブルシューティングツールを実行する
Windows標準のトラブルシューティングツールは、サウンド再生に関する問題の検出と修復に役立ちます。サウンドデバイスが別のアプリによって使用されている場合も、このツールの実行で解決できる可能性があります。
1. 「設定」→「更新とセキュリティ」→「トラブルシューティング」の順に開きます。
2. 「オーディオの再生」を選択し、「トラブルシューティング ツールの実行」をクリックします。
3. サウンド再生の問題が自動的に検出されます。
問題が見つかった場合は通知が表示されるので、「この修正を適用する」を選択して修復してください。
ヒント:
別の方法として、コマンドプロンプトを管理者として実行し、「msdt.exe /id AudioPlaybackDiagnostic」と入力することでも、オーディオ再生のトラブルシューティングツールを起動できます。
解決策7:MS Officeアップロードセンターを一時停止する
Microsoft Officeを使用している一部のユーザーからは、MS Officeアップロードセンターが原因でこの問題が発生するという報告があります。Officeユーザーでこのエラーに遭遇した場合は、アップロードセンターを一時停止してみてください。
アップロードセンターは、タスクバー右側の非表示アイコンの中で常駐していることがあります。アップロードを一時停止するだけで、サウンドが復活するケースがあります。
解決策8:Windows Updateを実行する
Windows Updateはさまざまな問題の解決に役立ちます。このエラーにも効果があるかもしれません。「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」→「更新プログラムのチェック」の順に進みましょう。
「更新プログラムのチェック」を選択すると、自動的に更新プログラムの確認とダウンロードが行われます。
ダウンロードが完了したら、この方法で問題が解決したかどうかを確認してください。
解決策9:KB2962407更新プログラムをアンインストールする
WindowsのKB2962407更新プログラムが、Windows 10の0xc00d4e85エラーに関係していることが判明しています。多くの場合、この更新プログラムをアンインストールすることでエラーを解消できます。以下の手順に従ってください。
1. 「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」→「更新の履歴」の順に開きます。
2. 「更新プログラムのアンインストール」を選択します。
3. 一覧から「KB2962407更新プログラム」を見つけて右クリックし、アンインストールします。
4. アンインストールが完了したら、パソコンを再起動します。
以上の9つの解決策は、サードパーティ製アプリの使用時にエラー0xc00d4e85「別のアプリがサウンドを制御しています」が発生した場合に試すことができます。この記事が、皆さんの問題解決の一助となれば幸いです。
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