C++で最初のn個の自然数の立方和を求めるプログラム
はじめに
整数 n が与えられたとき、「最初の n 個の自然数の立方和」を求めるのが本記事の目的です。つまり、1 から n までの各自然数を 3 乗し、その結果をすべて合計する必要があります。
任意の n に対して、結果は次の式で表されます。
13 + 23 + 33 + … + n3
例えば n = 4 の場合、答えは 13 + 23 + 33 + 43 の合計となります。
入力例1
4
出力例1
100
説明
1^3 + 2^3 + 3^3 + 4^3 = 100
入力例2
8
出力例2
1296
説明
1^3 + 2^3 + 3^3 + 4^3 + 5^3 + 6^3 + 7^3 + 8^3 = 1296
問題を解くためのアプローチ
ここでは、for ループ・while ループ・do-while ループなど、どのループ構文でも実装できるシンプルな反復処理(イテレーティブ)の手法を採用します。手順は以下の通りです。
- i を 1 から n まで順に繰り返す。
- 各 i について、その値の 3 乗(i × i × i)を計算する。
- 計算した 3 乗の値を合計用変数 sum に加算していく。
- ループ終了後、sum を返す。
- 結果を出力する。
アルゴリズム
開始
ステップ 1 → 最初の n 個の自然数の立方和を計算する関数を宣言する
int series_sum(int total)
int sum = 0 を宣言
int i = 1 から i <= total の間、i++ しながらループ
sum += i * i * i を設定
ループ終了
return sum
ステップ 2 → main() 内で
int total = 10 を宣言
series_sum(total) を呼び出す
終了サンプルコード
#include <iostream>
using namespace std;
// 数列の立方和を計算する関数
int series_sum(int total){
int sum = 0;
for (int i = 1; i <= total; i++)
sum += i * i * i;
return sum;
}
int main(){
int total = 10;
cout<<"sum of series is : "<<series_sum(total);
return 0;
}実行結果
上記のコードを実行すると、以下の出力が得られます。
sum of series is : 3025
補足:数学的な公式を使う方法
反復処理以外にも、有名な数学公式を利用すれば O(1) の計算量で求められます。
13 + 23 + … + n3 = { n(n+1)/2 }2
この公式によれば、最初の n 個の自然数の和(n(n+1)/2)を 2 乗したものが立方和に一致します。大きな n を扱う場合やパフォーマンスが重要な場面では、こちらの公式ベースの実装も検討するとよいでしょう。
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