MatplotlibでX軸ラベルのスペースを調整する方法
MatplotlibでX軸ラベルの表示スペースを広げたい場合は、subplots_adjust()メソッドの引数に間隔(spacing)の値を指定することで簡単に実現できます。グラフ下部の余白を調整することで、X軸ラベルが見切れることなく、きれいに表示されるようになります。
手順
図のサイズを設定し、サブプロット間および周囲のパディングを調整します。
figure()メソッドを使用して、新しい図を作成するか、既存の図をアクティブにします。
NumPyを使ってxとyのデータポイントを作成します。
plot()メソッドでxとyをプロットします。
xlabel()メソッドを使い、LaTeX形式の数式でX軸ラベルを設定します。
subplots_adjust()メソッドを使用して、X軸ラベル用のスペースを増減させます。
show()メソッドで図を表示します。
コード例
import numpy as np
from matplotlib import pyplot as plt
plt.rcParams["figure.figsize"] = [7.50, 3.50]
plt.rcParams["figure.autolayout"] = True
fig = plt.figure()
x = np.linspace(-2, 2, 10)
y = np.exp(x)
plt.plot(x, y)
plt.xlabel("$\\bf{y=e^{x}}$")
spacing = 0.100
fig.subplots_adjust(bottom=spacing)
plt.show()
解説
この例では、指数関数 y = e^x をプロットし、X軸ラベルとして太字のLaTeX数式を設定しています。ポイントとなるのは以下の2行です。
spacing = 0.100 fig.subplots_adjust(bottom=spacing)
bottomパラメータは、図の下端からサブプロット領域までの距離を図全体の高さに対する割合(0〜1)で指定します。デフォルト値は0.11程度ですが、この値を大きくするとX軸ラベルのためのスペースが広がり、小さくすると狭まります。上記の例では0.100を指定していますが、ラベルが長い場合や複数行にわたる場合は、0.15〜0.3程度に増やすと良いでしょう。
なお、figure.autolayoutをTrueに設定している場合、自動レイアウト機能が働くため、subplots_adjust()による手動調整が反映されないことがあります。その場合はautolayoutを無効化してから調整してください。また、tight_layout()やconstrained_layoutといった自動調整機能を活用する方法もあります。
出力結果

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