Pythonで4次元配列の逆を取得する方法【numpy.linalg.tensorinv()の使い方】
Pythonで4次元配列の逆(テンソルの逆行列)を計算するには、numpy.linalg.tensorinv()メソッドを使用します。このメソッドの戻り値は、tensordot演算 tensordot(a, b, ind) に対する「逆」となるテンソルです。つまり、浮動小数点精度の範囲内で tensordot(tensorinv(a), a, ind) は、tensordot演算における「単位テンソル」として機能します。
メソッドは a の tensordot 逆を返し、その形状は a.shape[ind:] + a.shape[:ind] となります。
主なパラメータ
- a(第1引数):「逆」を求める対象のテンソル。形状は「正方」である必要があります。つまり、
prod(a.shape[:ind]) == prod(a.shape[ind:])を満たす必要があります。 - ind(第2引数):逆和に関与する先頭インデックスの数。正の整数を指定する必要があり、デフォルト値は 2 です。
実行手順
まず、必要なライブラリをインポートします。
import numpy as np from numpy.linalg import inv
次に配列を作成します。numpy.eye() は、対角成分が1でそれ以外が0の2次元配列を返します。
arr = np.eye(4*6)
作成した配列の形状を変更します。
arr.shape = (4, 6, 8, 3)
配列を表示します。
print("Our Array...\n",arr)次元数を確認します。
print("\nDimensions of our Array...\n",arr.ndim)データ型を取得します。
print("\nDatatype of our Array object...\n",arr.dtype)形状を取得します。
print("\nShape of our Array object...\n",arr.shape)4次元配列の逆を計算するために、numpy.linalg.tensorinv() メソッドを使用します。
print("\nResult...\n",np.linalg.tensorinv(arr))コード例全体
import numpy as np
from numpy.linalg import inv
# 配列を作成
# numpy.eye() は対角成分が1、それ以外が0の2次元配列を返します
arr = np.eye(4*6)
# 作成した配列の形状を変更
arr.shape = (4, 6, 8, 3)
# 配列を表示
print("Our Array...\n",arr)
# 次元数を確認
print("\nDimensions of our Array...\n",arr.ndim)
# データ型を取得
print("\nDatatype of our Array object...\n",arr.dtype)
# 形状を取得
print("\nShape of our Array object...\n",arr.shape)
# 4次元配列の逆を計算するために numpy.linalg.tensorinv() を使用
print("\nResult...\n",np.linalg.tensorinv(arr))出力結果
※出力は非常に長いため、ここでは主要な部分を抜粋して示します。
Our Array...
[[[[1. 0. 0.]
[0. 0. 0.]
[0. 0. 0.]
[0. 0. 0.]
[0. 0. 0.]
[0. 0. 0.]
[0. 0. 0.]
[0. 0. 0.]]]
...(中略:対角成分に1が配置された単位テンソル構造)...
Dimensions of our Array...
4
Datatype of our Array object...
float64
Shape of our Array object...
(4, 6, 8, 3)
Result...
[[[[1. 0. 0. 0. 0. 0.]
[0. 0. 0. 0. 0. 0.]
[0. 0. 0. 0. 0. 0.]
[0. 0. 0. 0. 0. 0.]]]
...(中略)...
[[[0. 0. 0. 0. 0. 0.]
[0. 0. 0. 0. 0. 0.]
[0. 0. 0. 0. 0. 0.]
[0. 0. 0. 0. 0. 1.]]]]まとめ
- 4次元配列の逆を求めるには
numpy.linalg.tensorinv()を使用します。 - 戻り値の形状は
a.shape[ind:] + a.shape[:ind]になります。 - 入力テンソルは「正方」条件(
prod(a.shape[:ind]) == prod(a.shape[ind:]))を満たしている必要があります。 indパラメータのデフォルト値は 2 です。
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