PythonでHermite_e級数を積分する方法|hermeint()関数の使い方を解説
Hermite_e級数(確率的エルミート多項式級数)を積分するには、PythonのNumPyライブラリが提供する hermite_e.hermeint() メソッドを使用します。この記事では、hermeint() の各パラメータの意味と、実際のコード例を使った具体的な使い方をわかりやすく解説します。
hermeint()メソッドのパラメータ
hermite_e.hermeint() メソッドは、以下の6つのパラメータを受け取ります。
第1パラメータ:c
Hermite_e級数の係数を格納した配列です。cが多次元の場合、異なる軸はそれぞれ異なる変数に対応し、各軸の次数は対応するインデックスによって決まります。
第2パラメータ:m
積分の階数(何回積分するか)を指定します。正の整数である必要があり、デフォルト値は1です。
第3パラメータ:k
積分定数です。下限 lbnd における第1積分の値がリストの最初の要素、第2積分の値が2番目の要素、というように対応します。k == [](デフォルト)の場合、すべての積分定数はゼロに設定されます。m == 1 の場合は、リストの代わりに単一のスカラー値を指定することも可能です。
第4パラメータ:lbnd
積分の下限です。デフォルト値は0です。
第5パラメータ:scl
スカラー値です。各積分の実行後、積分定数を加算する前に、結果に対して scl が乗算されます。デフォルト値は1です。
第6パラメータ:axis
積分を行う軸を指定します。デフォルト値は0です。
実装手順
まず、必要なライブラリをインポートします。
import numpy as np
from numpy.polynomial import hermite_e as H
次に、係数の配列を作成します。
c = np.array([1,2,3])
作成した配列を表示します。
print("Our Array...\n",c)配列の次元数を確認します。
print("\nDimensions of our Array...\n",c.ndim)配列のデータ型を確認します。
print("\nDatatype of our Array object...\n",c.dtype)配列の形状を確認します。
print("\nShape of our Array object...\n",c.shape)最後に、hermite_e.hermeint() メソッドを使ってHermite_e級数を積分します。
print("\nResult...\n",H.hermeint(c))コード例全体
import numpy as np
from numpy.polynomial import hermite_e as H
# 係数の配列を作成
c = np.array([1,2,3])
# 配列を表示
print("Our Array...\n",c)
# 次元数を確認
print("\nDimensions of our Array...\n",c.ndim)
# データ型を確認
print("\nDatatype of our Array object...\n",c.dtype)
# 形状を確認
print("\nShape of our Array object...\n",c.shape)
# hermeint()メソッドでHermite_e級数を積分
print("\nResult...\n",H.hermeint(c))
実行結果
Our Array...
[1 2 3]
Dimensions of our Array...
1
Datatype of our Array object...
int64
Shape of our Array object...
(3,)
Result...
[1. 1. 1. 1.]
このように、係数 [1, 2, 3] のHermite_e級数を積分すると、結果として [1. 1. 1. 1.] という新しい係数配列が得られます。積分により多項式の次数が1つ上がるため、出力の配列長は入力より1つ大きくなっている点にも注目してください。
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