SQL ServerのDATENAME関数とは?使い方を構文と実行例つきで徹底解説
この記事では、SQL Serverの日付・時刻処理関数「DATENAME()」の使い方について、具体的な構文と実行例を交えながら詳しく解説します。実際のコード例を目にすることで、関数の動作を視覚的に理解し、確実に使いこなせるようになります。
DATENAME関数とは
DATENAME関数は、引数として渡した日付・時刻の値から、指定した要素(年、月、日、四半期、時、分、秒、ミリ秒など)の値を取得して返す関数です。戻り値は文字列型(ASCII)になります。
基本構文
SQL ServerでDATENAME関数を使用する際は、次の構文を使用します。
DATENAME(datepart, date)
パラメータの説明:
- datepart(時間の種類):取得したい日付・時刻の要素です。指定できる値は以下のとおりです。
- date(対象の日付):値を取り出したい元となる日付・時刻の値です。
| 指定できる値 | 説明 |
|---|---|
| year, yyyy, yy | 年 |
| quarter, qq, q | 四半期 |
| month, mm, m | 月 |
| dayofyear | 年間通算日 |
| day, dy, y | 日 |
| week, ww, wk | 週 |
| weekday, dw, w | 曜日 |
| hour, hh | 時 |
| minute, mi, n | 分 |
| second, ss, s | 秒 |
| millisecond, ms | ミリ秒 |
使用上の注意点
- DATENAME関数は、結果を文字列値として返します。
- 同じ結果を整数値で返すDATEPART関数もありますので、用途に応じて使い分けてください。
- DATENAME関数は、SQL Server 2017、SQL Server 2016、SQL Server 2014、SQL Server 2012、SQL Server 2008 R2、SQL Server 2008、SQL Server 2005以降の各バージョンで利用可能です。
使用例
それでは、DATENAME関数の具体的な使用例をいくつか見ていきましょう。
SELECT DATENAME(year, '2019/04/28');
-- 結果: '2019'
SELECT DATENAME(yyyy, '2019/04/28');
-- 結果: '2019'
SELECT DATENAME(yy, '2019/04/28');
-- 結果: '2019'
年の取得には「year」「yyyy」「yy」のいずれを指定しても同じ結果が得られます。
SELECT DATENAME(month, '2019/04/28');
-- 結果: 'April'
SELECT DATENAME(day, '2019/04/28');
-- 結果: '28'
SELECT DATENAME(quarter, '2019/04/28');
-- 結果: '2'
月を指定した場合は、月名が文字列で返される点に注目してください。4月28日は第2四半期に該当するため、「quarter」を指定すると「2」が返ります。
SELECT DATENAME(hour, '2019/04/28 09:49');
-- 結果: '9'
SELECT DATENAME(minute, '2019/04/28 09:49');
-- 結果: '49'
SELECT DATENAME(second, '2019/04/28 09:49:12');
-- 結果: '12'
SELECT DATENAME(millisecond, '2019/04/28 09:49:12.726');
-- 結果: '726'
このように、DATENAME関数を使えば日付や時刻から必要な要素だけを簡単に文字列として抽出できます。レポート作成やログ解析など、日付データを扱う場面でぜひ活用してみてください。
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