Excelでバレットジャーナルを作成する方法【手順を徹底解説】
この記事では、Excelを使ってバレットジャーナル(BuJo)を作成する方法を詳しく解説します。バレットジャーナルとは、ToDoリスト・日々のタスク・月間目標・将来の計画などを一元管理し、時間をより効率的に活用するための仕組みです。この記事の手順に従えば、自分好みにカスタマイズできるバレットジャーナルをExcel上で作れるようになります。
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バレットジャーナルとは?
バレットジャーナルとは、簡単に言えば「日記+タスク管理ツール」です。日次・週次・月次・将来のToDoを整理し、管理しやすい形にまとめるための手法です。この概念は2013年にライダー・キャロル(Ryder Carroll)によって考案されました。当初は「過去を記録し、現在を整理し、未来を計画するための、デジタル時代のアナログシステム」として紹介されました。その後、ExcelやOneNote、Googleスプレッドシートなど、さまざまなデジタルプラットフォームでも活用されるようになり、世界中で人気を集めています。
シンプルなバレットジャーナルは、次の4つのコアモジュールで構成されます。
- インデックス:全体の目次
- フューチャーログ:将来の予定
- マンスリーログ:月間の予定とタスク
- デイリーログ:日々の記録
各ログには短い箇条書き形式でエントリーを記録します。エントリーは3つの基本カテゴリに分類されます。「タスク」は点(・)、「イベント」は丸(○)、「ノート」はダッシュ(-)で表します。さらに、特定のエントリーを重要視したい場合は、記号の前にアスタリスク(*)を付けることができます。これを「シグニファイア」と呼びます。
月末には新しいマンスリーログを作成し、前のログから完了したタスクの記号に取り消し線を引きます。不要になったエントリーも取り消し線で削除済みとして印を付けます。また、記号の上に「<」を付けると予定済みタスク、「>」を付けると繰り越しタスク、「/」を付けると進行中のタスクを意味します。

Excelでバレットジャーナルを作成する手順
以下の手順に沿って、Excelでバレットジャーナルを作成していきましょう。
📌 ステップ1:フューチャーログを作成する
まず最初に、将来の予定を記録する「フューチャーログ」を作成します。
⇒ セルサイズを調整する
- ワークシート名を「Future Log」に変更します。次に、セルA1左上の三角形(全選択ボタン)をクリックしてシート全体を選択します。その状態で列の境界線をドラッグし、列幅を20ピクセルに設定します。同様に行の高さも20ピクセルにすると、すべてのセルが正方形になります。

⇒ 見出しを入力する
- セルB2に「Future Log」と入力し、フォントサイズを見出しらしく大きくします。必要に応じて複数のセルを結合すると、見出しをきれいに中央揃えできます。

⇒ 日付とバレット記号の入力欄を作る
- 次に、下の画像のように日付とバレット記号をカスタマイズする入力セクションを作成します。記号は挿入 >> 記号から追加できます。必要であれば、さらに多くの記号を下に追加しておきましょう。

⇒ 月間カレンダーを生成する
- ここから1か月分のカレンダーを作成します。まず、セルAC2に次の数式を入力してください。セルを結合してフォントサイズを大きくすると、見栄えが良くなります。
=IF($AM$5=1,$AM$3,$AM$3&"-"&$AM$3+1)

- 続いて、B4:H4のセルを結合し、セルB4に次の数式を入力します。
=DATE(AM3,AM5,1)

- Ctrl + 1キーを押して「セルの書式設定」ダイアログボックスを開き、ユーザー定義の表示形式として dddd 'yy を適用します。

- 次に、罫線と塗りつぶし色を設定し、フォントを太字にします。続けて、B5:H11のセルにユーザー定義書式 d を適用し、罫線を引きます。そしてセルB5に次の数式を入力すると、下図のような結果が得られます。
=CHOOSE(1+MOD($AM$7+1-2,7),"S","M","T","W","T","F","S")

- フィルハンドルを右方向へドラッグし、数式内の+1の部分を1ずつ増やしていきます。これで曜日の頭文字がすべて表示されます。

- 次に、セルB6に次の数式を入力します。
=IF(WEEKDAY(B4,1)=$AM$7,B4,"")

- 続けて、セルC6に次の数式を入力します。
=IF(B6="",IF(WEEKDAY($B4,1)=MOD($AM$7,7)+1,$B4,""),B6+1)

- フィルハンドルを右方向へドラッグします。このとき、右隣のセルほどMOD関数の「数値」引数を1ずつ増やす必要があります。また、$B4の参照がずれないように数式も修正してください。

- 次に、セルB7に次の数式を入力します。
=IF(H6="","",IF(MONTH(H6+1)<>MONTH(H6),"",H6+1))

- 続けて、セルC7に次の数式を入力し、フィルハンドルを右方向へドラッグします。
=IF(B7="","",IF(MONTH(B7+1)<>MONTH(B7),"",B7+1))

- 最後に、B7〜H7を選択したままフィルハンドルを下方向へドラッグすると、カレンダーが完成します。

⇒ バレット記号のドロップダウンを追加する
- 次に、J4〜AI11の範囲を下図のように結合して整形します。その後、J4:J11とX4:X11の範囲を選択します。

- データ >> データの入力規則を選択します。

- 「データの入力規則」ダイアログボックスの「設定」タブで、入力値の種類として「リスト」を選択します。「元の値」欄の矢印ボタンを使って範囲AM12:AM18を指定し、「OK」をクリックします。

- これで、セルのドロップダウンからバレット記号を選んでエントリーを記録できるようになります。

⇒ フューチャーログを完成させる
- セルB2〜AI2に太い下罫線を追加します。その後、他の月のカレンダーも生成してフューチャーログを完成させましょう。
- まず、範囲B4:AI11をコピーしてセルB13に貼り付けます。次に、セルB13の数式を次のように変更します。さらに「表示」タブから目盛線のチェックを外すと、下図のような結果になります。
=DATE(YEAR(B4+42),MONTH(B4+42),1)

- あとは、範囲B13:AI20をコピーしてその下に貼り付ける操作を繰り返せば、残りのすべての月のカレンダーが作成できます。
📌 ステップ2:マンスリーログを作成する
- まず、Future Logシートから範囲AL1:AN19をコピーし、Monthly LogシートのセルAL3に貼り付けます。
- 次に、B2〜AJ2のセルを結合し、セルB2に次の数式を入力します。入力後、太い下罫線を適用しましょう。
=UPPER(TEXT(DATE(AM5,AM7,1),"mmmm yyyy"))

- タスク用のバレット記号ドロップダウンを、範囲B5:B10とT5:T10に挿入します。

- 範囲B12:F12を選択して結合します。その後、フィルハンドルを右方向へドラッグし、1週間分(7日分)の結合セルを作成します。
- 続けて、セルB12に次の数式を入力し、フィルハンドルを右方向へドラッグします。
=CHOOSE(1+MOD($AM$9+1-2,7),"SUN","MON","TUE","WED","THU","FRI","SAT")

- コピーした数式は修正が必要です。MOD関数の「数値」引数を、それぞれのセルで1ずつ増やしてください。

- その後、各日に割り当てるセル数を増やす以外は、先ほどと同じ要領で月間カレンダーを作成します。今回はフィルハンドルでドラッグせず、数式を手動でコピーして、同じように修正していきます。

📌 ステップ3:ウィークリーログを作成する
- まず、新しいワークシートを作成し「Weekly Log」という名前を付けます。次に、Monthly Logシートから範囲AL3:AM21をコピーし、Weekly Logシートの同じ位置に貼り付けます。
- 続けて、先ほどと同じ方法で日付と曜日を作成します。後で見出しを追加するため、上部にスペースを空けておきましょう。

- 次に、セルB6に次の数式を入力します。
=$B$4-(WEEKDAY(C$3,1)-($AM$7-1))-IF((WEEKDAY($B$4,1)-($AM$7-1))<=0,7,0)+1

- 続けて、セルC6に次の数式を入力し、フィルハンドルを右方向へドラッグします。
=B6+1

- 次に、セルB7に次の数式を入力します。
=H6+1

- 続けて、セルC7に次の数式を入力し、フィルハンドルを右方向へドラッグします。
=B7+1

- 次に、範囲B7:H7を選択してフィルハンドルを下方向へドラッグすると、カレンダーが完成します。条件付き書式を適用すると、さらに見やすくなります。

- 次に、セルAM11に次の数式を入力します。
=INDEX(B6:B11,AM9,1)

- 続けて、B2〜AI2のセルを結合し、そこに次の数式を入力します。
=UPPER(TEXT(AM11,"MMMM D")&" - "&TEXT(AM11+6,"d"))

- 次に、日々のタスク用に下図のようにセルを整形します。そして、セルK4に次の数式を入力し、表示形式を d に設定します。
=AM11

- 続けて、セルT4に次の数式を入力します。同様の数式を他のセルにも入力すれば、1週間すべての日付が表示されます。
=K4+1

- 次に、セルN4に次の数式を入力し、他の対応する空白セルにもコピーします。
=UPPER(TEXT(K4,"ddd"))

- 最後に、先ほどと同じくデータの入力規則を使って、タスク用のバレット記号ドロップダウンを作成すれば完成です。

注意点
- 数式内のセル参照は慎重に確認してください。適切なセル参照を使用しないと、期待どおりの結果が得られません。
- テンプレートをダウンロードして、数式や書式設定を実際に確認しながら作業すると、流れをつかみやすくなります。
まとめ
以上で、Excelでバレットジャーナルを作成する方法を習得できました。ご不明な点やご意見・ご提案がありましたら、ぜひコメント欄でお知らせください。ExcelDemyブログでは、Excelに関するその他の記事も多数公開しています。今後ともお楽しみに。学びを止めないでください!
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