Microsoft Wordで編集制限を設定する方法【勝手な編集を防ぐ手順を解説】
文章の校正作業では、別の視点を持つ人によるチェックが欠かせません。しかし中には、書き手の同意を得ないまま文書へ直接修正を加えてしまう校正者もいます。何時間もかけて完成させた原稿のキャッチコピーが、校正者によって数分で削除されてしまうと、がっかりしてしまう方も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解決してくれるのが、Wordに標準搭載されている「編集制限」という機能です。この機能を活用すれば、校正者などによる不要な編集や書式変更をしっかりと制限できます。
Microsoft Wordで編集制限を設定する手順
1. 「校閲」タブを開く
まず、編集制限を設定したい文書を開き、リボンインターフェースにある「校閲」タブを選択します。

2. 「編集制限」を選択する
次に、「保護」グループの中から「編集制限」をクリックします。選択すると、画面に編集制限の設定エリアが表示され、ここでさまざまなオプションを指定できるようになります。

3. 許可する編集の種類を指定する
「編集制限」の見出し直下にある「次の種類の編集のみを許可する」というチェックボックスにチェックを入れます。

この画面では、文書に対する書式の制限も併せて設定可能ですが、こちらは必須の項目ではありません。特にこだわりがなければ、初期状態のままにしておいて問題ありません。
4. 編集モードを選択する
続いて、ドロップダウン矢印をクリックし、表示された一覧から希望するオプションを選びます。他の人に一切の変更を許可したくない場合は、「変更不可(読み取り専用)」を選択しましょう。
ただし、多くの方におすすめなのは「コメント」オプションです。これを選ぶと、閲覧者は文書そのものを直接変更できなくなりますが、必要に応じてコメント形式で修正案を提案できるようになります。校正業務との相性が非常に良い設定です。

5. 保護を開始する
設定内容に問題がなければ、「はい、保護を開始します」ボタンをクリックし、数秒間待ちます。

すると、「保護の開始」という小さなウィンドウが画面に表示されます。ここでは、文書への制限をパスワードで保護するかどうかを選択できます。パスワードを設定しておけば、第三者が勝手に保護を解除することも防げるため、より安全に運用できます。

まとめ
以上で設定は完了です。これらの設定を施しておけば、校正者はコメントや改善提案を自由に残せる一方で、文書への直接編集を試みても失敗するようになります。大切な原稿を意図しない改変から守りたい方は、ぜひこの「編集制限」機能を活用してみてください。
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