プライベートホストメール用にMicrosoft Outlookを設定する方法【サーバー設定ガイド】
Microsoft Outlookは、メールの送受信に利用できる最も優れたクライアントの一つです。メールを読んだり送信したりするには、利用しているメールホスティングプロバイダーの送信サーバーおよび受信サーバーの設定情報を把握しておく必要があります。多くの場合、自動構成機能を使用すれば、Microsoft Outlookがこれらの設定を自動的に検出してくれます。しかし、自動設定が失敗した場合は、手動でアカウントを構成しなければなりません。
プライベートホストメールサービス向けのMicrosoft Outlookの設定方法
この記事では、プライベートホストメールサービス向けにMicrosoft Outlookを設定する方法について解説します。MS Outlookを手動で設定する際には、以下の情報が必要です。
- メールアドレス(メールID)
- そのメールIDのパスワード
- そのメールサービスプロバイダーの送信サーバー(SMTP)名
- そのメールサービスプロバイダーの受信サーバー(POP/IMAP)名
- 受信サーバーのポート番号
- 送信サーバーのポート番号
- ポートに暗号化が必要かどうか、必要な場合はSSLやTLSなどどの種類の暗号化が求められるか
なお、ポート番号と暗号化方式は、アカウント設定画面の「詳細設定」タブで指定します。

Gmail、Yahoo!メール、Hotmailなどの有名なメールサービスであれば、設定情報は簡単に入手でき、Microsoft Outlookもこうしたアカウントを自動的に構成できます。まれに自動設定に失敗することもありますが、その場合は手動設定用のサーバー情報が必要になります。また、GoDaddyなどのメールホスティング事業者が提供するプライベートメールサービスを利用している場合も、手動での設定が必要です。ここでは、プライベートホストメールサービスの主なサーバー設定例を見ていきましょう。

GoDaddyホストメール向けのMS Outlook設定
GoDaddyの場合、旧式のメールアカウントではサーバー名がsecureserver.netとなっています。つまり、メールはsecureserver.net上でホストされており、設定するアカウントの種類に応じてPOPまたはIMAPを選択して追加するだけで済みます。旧式のメールアカウントの場合、設定は以下のようになります。
- 受信サーバー:pop.secureserver.net または imap.secureserver.net
- 送信サーバー:smtp.secureserver.net
- 暗号化方式:なし
一方、新しいGoDaddyのアカウントでは、secureserver.netの前に国コードを付ける必要があります。たとえば、英国(UK)で登録した場合、メールIDはuk.secureserver.net上でホストされる可能性があります。この場合の設定は次のとおりです。
- 受信サーバー:pop.uk.secureserver.net または imap.uk.secureserver.net
- 送信サーバー:smtp.uk.secureserver.net
- 受信ポート番号:110
- 受信時の暗号化:なし
- 送信ポート番号:25
- 送信時の暗号化:なし
同様に、アジア地域で登録している場合は、メールIDがasia.secureserver.net上でホストされ、受信メールサーバーはpop.asia.secureserver.netまたはimap.asia.secureserver.netとなります。
その他のプライベートメールサービスプロバイダーの場合
それ以外のプロバイダーについては、通常、メールホスティング事業者のカスタマーサポートから詳細な設定情報を入手できます。ただし、自分のウェブサイトのドメイン名を試してみるのも一つの方法です。たとえば、メールIDをmywebsite.com上でホストしている場合、設定は以下のようになる可能性があります。
- 受信サーバー:pop.mywebsite.com または imap.mywebsite.com
- 送信サーバー:smtp.mywebsite.com
- 受信ポート番号:110
- 受信時の暗号化:なし
- 送信ポート番号:25
- 送信時の暗号化:なし
上記の方法でうまくいかない場合は、ドメイン登録業者またはメールサービスプロバイダーに問い合わせて、プライベートホストメール向けのMicrosoft Outlook設定に必要な要件を確認してください。
OutlookはPOPとIMAPのどちらに対応しているのか?
Outlookは、メールサーバーが対応していれば、POPとIMAPの両方の規格をサポートしています。ただし、実際にどちらを使えるかは、サーバー側の構成によります。メールサーバーがPOP3しか提供していない場合は、IMAPを使用することはできません。近年のほとんどのメールサービスはIMAPに対応しており、IMAPを使えばOutlookとサーバー間でメールが同期されるため、メールを失う心配がなくなります。
SMTPサーバーアドレスとは何か?
SMTPとは「Simple Mail Transfer Protocol(シンプルメールトランスファープロトコル)」の略で、メールの送受信を可能にする仕組みです。SMTPのアドレスとポート番号は通常、メールサーバーの管理元から確認でき、設定を確定する前に接続テストを行うことも可能です。

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