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Microsoft Excelでトレンドライン(近似曲線)を追加・書式設定する方法

既存のデータにトレンドラインを追加すれば、データ全体の傾向を簡単に把握できます。Microsoft Excelにはこの機能が標準で搭載されており、データの全体的なパターンや今後の方向性を予測して表示することが可能です。この記事では、Office Excelでトレンドラインを追加する手順をわかりやすくご紹介します。

Excelワークシートにトレンドラインを追加する

Excelにおけるトレンドライン(近似曲線)とは、データの一般的な傾向(上昇・下降、増加・減少など)を一本の線で表したものです。これを活用することで、大量のデータでも素早く解釈できるようになります。トレンドラインは、縦棒グラフ、折れ線グラフ、散布図など、さまざまな種類のグラフに追加できます。

ここでは、以下の4つのステップに沿って解説していきます。

  1. グラフを作成する
  2. トレンドラインを追加する
  3. トレンドラインの書式を設定する
  4. 移動平均線を追加する

なお、本記事で紹介する手順は Office 2019 / 2016 / 2013 の各バージョンに対応しています。

1. グラフを作成する

まず、グラフ化したいデータをシートに入力します。

次に、そのデータ範囲を選択し、「挿入」タブをクリックします。

おすすめのグラフ」カテゴリの中から任意のグラフを選ぶと、データのプレビューが表示されます。気に入ったグラフが見つからない場合は、「すべてのグラフ」をクリックすると、利用可能なすべてのグラフの種類を確認できます。

2. トレンドラインを追加する

Microsoft Excelでトレンドライン(近似曲線)を追加・書式設定する方法

グラフを作成したら、そのグラフを選択します。するとグラフの右上に「+」アイコンが表示されるので、これをクリックします。

Microsoft Excelでトレンドライン(近似曲線)を追加・書式設定する方法

オプションの一覧を下にスクロールし、「近似曲線」にチェックを入れます。

さらに右側の矢印をクリックすると詳細オプションが開くので、目的に合った種類を選択してください。

注意:「近似曲線」のオプションが表示されるのは、複数のデータ系列を含むグラフを選択しており、かつ個別のデータ系列を選択していない場合のみです。

3. トレンドラインの書式を設定する

再び「+」ボタンをクリックし、「近似曲線」を選択して一覧を下へスクロール、「その他のオプション」を選びます。

書式設定ウィンドウが表示されたら、ドロップダウンリストから該当する近似曲線の項目を選択します。

Microsoft Excelでトレンドライン(近似曲線)を追加・書式設定する方法

デフォルトでは線形近似曲線が挿入されますが、用途に応じて以下の種類から選択できます。

  • 指数
  • 線形
  • 対数
  • 多項式
  • べき乗
  • 移動平均

また、「前方」と「後方」のフィールドに値を設定すると、実データの範囲を超えて将来や過去の傾向を予測(外挿)表示できます。トレンドラインの書式設定は、データを統計的に分析・測定するための有効な手段です。

4. 移動平均線を追加する

トレンドラインを移動平均線として表示したい場合は、次の手順で設定できます。

まず、グラフ内の任意の場所をクリックします。

Microsoft Excelでトレンドライン(近似曲線)を追加・書式設定する方法

書式」タブに切り替え、「現在の選択範囲」グループのドロップダウンリストから近似曲線の項目を選択します。

続いて、「選択対象の書式設定」をクリックします。

Microsoft Excelでトレンドライン(近似曲線)を追加・書式設定する方法

近似曲線の書式設定」ウィンドウが開いたら、「近似曲線オプション」から「移動平均」を選択します。必要に応じて期間(ポイント数)を指定してください。
※移動平均近似曲線のポイント数は、系列の合計ポイント数から指定した期間の数を差し引いた値になります。

以上の手順で、Excelのグラフにトレンドラインを追加でき、データから読み取れる情報にさらなる深みを持たせることができます。売上推移や業績分析など、傾向を可視化したい場面でぜひ活用してみてください。

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