Microsoft Excelで時間を加算・合計する方法|24時間を超える場合の表示設定も解説
Excelで作業時間を合計したい場面は意外と多くあります。例えば、1週間にわたって特定のプロジェクトに断続的に取り組んだ場合、給与計算のためには7日間すべての作業時間を合算する必要があります。手書きや電卓でも計算はできますが、Microsoft Excelを使えばもっと簡単かつ正確に集計できます。この記事では、Microsoft Excelで時間を加算(合計)する方法をわかりやすく解説します。

Excelで時間を加算・合計する方法
ここでは、次の2つのケースに分けて説明します。
- 合計が24時間未満になる場合
- 合計が24時間を超える場合
1. 合計が24時間未満の場合
まず、データの合計が24時間未満になるケースでの時間の足し方を見ていきましょう。以下の手順に従ってください。
- Microsoft Excelを起動します。
- 合計を表示したいセルを選択し、SUM関数(オートSUM)で合計式を入力します。
- Enterキーを押します。
それぞれの手順を詳しく見ていきます。
1] Microsoft Excelを起動し、対象のスプレッドシートを開きます。ここではサンプルデータを使用して解説します。

2] 次に、合計時間を表示したいセルを選択し、以下の数式を入力してEnterキーを押します。
=SUM(B2:B7)

この数式では「B2:B7」が、B2セルからB7セルまでのすべての値を合計することを意味しています。実際に入力する際は、ご自身のシートのデータ範囲に合わせてセル番地を変更してください。
あわせて読みたい:Excelで行と列を入れ替える方法
2. 合計が24時間を超える場合
先ほどの例は、合計が24時間未満になるデータでした。今度は、合計が24時間を超えるサンプルデータで試してみましょう。実は、合計の数式自体は同じです。異なるのは、セルの表示形式(書式設定)を変更する点だけです。
以下の手順に従ってください。
- Microsoft Excelを起動します。
- 合計時間を表示したいセルを選択し、オートSUM機能で合計式を入力します。
- Enterキーを押します。
- セルの表示形式を変更します。
それぞれの手順を詳しく見ていきます。
1] Microsoft Excelを起動し、対象のスプレッドシートを開きます。

2] 合計時間を表示したいセルを選択し、以下の数式を入力します。
=SUM(B2:B7)

数式中の「B2:B7」は、ご自身のスプレッドシートのデータに合わせて適宜置き換えてください。
3] 上のスクリーンショットのように、このままでは正しい結果が表示されません。そこで、正しい合計時間を表示するためにセルの書式設定を行います。まず対象のセルを選択し、「ホーム > 書式 > セルの書式設定」の順にクリックします。あるいは、選択したセルを右クリックして「セルの書式設定」を選んでも構いません。すると設定用のウィンドウが開きます。

4] 「分類」ボックスで「ユーザー定義」を選択し、「種類」ボックスで「[h]:mm:ss」を選択します。最後に「OK」をクリックして設定を保存すると、正確な合計時間が表示されます。

このユーザー定義の書式は、時刻を「HH:MM:SS」形式で表示します。秒を表示したくない場合は、書式「[h]:mm:ss」から「ss」の部分を削除してください。

以上で完了です。
まとめ
Excelでの時間の合計は、SUM関数を使うだけで簡単に行えます。ただし、合計が24時間を超える場合は、セルの表示形式を「[h]:mm:ss」に変更しないと正しい値が表示されない点に注意しましょう。勤怠管理やプロジェクトの工数管理など、日常業務でぜひ活用してください。
関連記事
- Excelで時間差(経過時間)を計算する方法
- Microsoft Excelでカレンダーを作成する方法

-
Microsoft Outlookをカスタマイズする方法|快適に使いこなすための便利設定まとめ
本記事では、Microsoft Outlookを自分好みにカスタマイズするためのヒントをご紹介します。ユーザーごとに求める機能は異なるため、Outlookには多彩な設定オプションが用意されています。これらは「ファイル」メニューからアクセスでき、自分の使い方に合わせて自由に調整することが可能です。 Microsoft Outlookをカスタマイズする方法 「ファイル」>「オプション」から利用できる数多くの機能の中でも、特におすすめしたい設定項目を以下にまとめました。 ライブプレビューを有効にする 「全般」カテゴリにあるこのオプションをオンにすると、書式スタイルにマウスカーソルを合わせたと
-
Excelでフィルターを追加する4つの方法【ショートカットキー・解除方法も解説】
Excelのフィルターは、指定した値だけを表示できる非常に便利な機能です。フィルターで絞り込んだ結果に対して、表示されているセルだけを編集・コピー・グラフ化・印刷することも可能です。この記事では、Excelにフィルターを追加する4つの方法をわかりやすく解説します。 練習用ワークブックのダウンロード 以下のリンクからExcelファイルをダウンロードすれば、実際に操作しながら学習できます。 Excelのフィルターとは? Excelのフィルター(オートフィルターとも呼ばれます)は、リボンの「データ」タブ内にある「並べ替えとフィルター」グループに含まれる機能です。セル範囲やExcelのテーブルに対