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Microsoft Support and Recovery Assistantの使い方|Office・Outlook・Windowsのトラブルを自動修復

Microsoft Support and Recovery Assistant(SaRA)は、Office 365アプリ、Outlook、OneDrive、Windows、Dynamics 365など、Microsoft製品に関するさまざまな問題の解決を支援する無料の公式ツールです。問題を自動的に修復できない場合でも、次に取るべき手順を提案し、必要に応じてMicrosoftサポートへの問い合わせ方法まで案内してくれます。本記事では、このツールの基本的な使い方と主な機能について詳しく解説します。

Microsoft Support and Recovery Assistantとは

まず、Microsoft公式サイトからMicrosoft Support and Recovery Assistant(SetupProd.exe)をダウンロードしてインストールしてください。ツールの使用にはインターネット接続が必要です。

Microsoft Support and Recovery Assistantの使い方|Office・Outlook・Windowsのトラブルを自動修復

ツールを起動すると、以下のような選択画面が表示されます。

Microsoft Support and Recovery Assistantの使い方|Office・Outlook・Windowsのトラブルを自動修復

このツールで解決できる主な問題は以下のとおりです。

  1. Windowsのライセンス認証、更新プログラム、アップグレード
  2. Officeのインストール、ライセンス認証、アンインストール
  3. Outlookのメールやフォルダーに関する不具合
  4. Outlook向けの高度な診断機能
  5. Dynamics 365
  6. OneDrive for Business
  7. Skype for Business
  8. Outlook on the web(ブラウザー版Outlook)
  9. Outlook for Mac
  10. モバイルデバイス

Windowsの問題を解決する

Windows 11/10については、以下のようなケースで役立ちます。

  1. Windowsをライセンス認証できない
  2. Windows Updateが正常に実行できない
  3. Windows 11/10に機能更新プログラムをインストールできない

Officeの問題を解決する

Officeについては、以下のような状況で利用できます。

  1. Officeのインストール時にエラーが発生する
  2. Officeをライセンス認証できない
  3. Officeをアンインストールしたい
  4. Skype for Businessにサインインできない
  5. スマートフォンでメールを受信できない
  6. Outlook on the webを開けない、またはサインインできない
  7. Dynamics 365 for Outlookをインストール・接続・有効化できない

筆者も以前、Officeのインストールで問題が発生した際に、このツールを使ってOfficeを正常にアンインストールすることができました。

「Office」を選択して「次へ」をクリックすると、しばらく待ってから次の画面が表示されます。

Microsoft Support and Recovery Assistantの使い方|Office・Outlook・Windowsのトラブルを自動修復

対象のOfficeソフトウェアを選択して「次へ」をクリックすると、アンインストールが開始されます。

Microsoft Support and Recovery Assistantの使い方|Office・Outlook・Windowsのトラブルを自動修復

作業中のファイルを保存したことを確認し、「次へ」をクリックして処理を進めます。

Microsoft Support and Recovery Assistantの使い方|Office・Outlook・Windowsのトラブルを自動修復

アンインストールが完了すると、PCの再起動を求められます。

Microsoft Support and Recovery Assistantの使い方|Office・Outlook・Windowsのトラブルを自動修復

再起動後、Officeが完全に削除されていることを確認できたため、そのまま新しいバージョンのOfficeをクリーンな状態でインストールすることができました。

ヒント: Office 365 DNS診断ツールも併せてチェックしてみてください。

Outlookの問題を解決する

Outlookについては、以下のような問題に対応しています。

  1. Outlookが起動しない
  2. OutlookでOffice 365メールを設定できない
  3. Outlookがパスワードを繰り返し要求する
  4. Outlookが「接続を試行しています…」と表示され続ける、または「切断」状態になる
  5. 共有メールボックスや共有予定表が使えない
  6. 予定表に問題がある
  7. Outlookが応答しなくなる
  8. Outlookが頻繁にクラッシュする
  9. メールを送受信できない、または目的のメールが見つからない

Microsoft Support and Recovery Assistantの「高度な診断」機能を使えば、Outlookの問題をさらに詳しく調査し、具体的な修復につなげることができます。

また、このツールはOutlook on the web、Outlook for Mac、モバイルデバイスの問題にも対応しており、Exchange OnlineおよびOutlook向けの高度な診断機能も含まれています。Microsoft Support and Recovery AssistantはMicrosoftの公式サイトからダウンロードできます。

関連記事: Microsoft Support and Recovery Assistantのコマンドライン版の使い方もあわせてご覧ください。

補足: OffCAT(Office Configuration Analyzer Tool)について

  1. Office Configuration Analyzer Tool(OffCAT)は、旧Outlook Configuration Analyzer Tool(OCAT)の後継ツールです。OffCATはOCATと同等の機能に加えて、より多くのOfficeプログラムをスキャンできる点が特徴でした。
  2. ただし、OffCATは2018年6月11日にMicrosoftダウンロードセンターから削除されています。現在は、OffCATのOutlookスキャン機能がMicrosoft Support and Recovery Assistant(SaRA)に引き継がれています。SaRAには、Outlook、Officeセットアップ、OneDrive for Businessなど複数のOfficeプログラムにおける特定の問題を識別して修正する機能など、数多くの改善が加えられています。Outlookの問題をスキャンする際にも、SaRAを活用できます。

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