「Microsoft Office Outlookを起動できません」エラーの対処法7選
ノートパソコンでMicrosoft Outlookを使っていたところ、突然問題に遭遇しました。環境はWindows 7 + Office 2010です。Outlookを起動しようとすると、次のようなエラーが表示されました。
Cannot start Microsoft Office Outlook. Cannot open the Outlook window.
(Microsoft Office Outlookを起動できません。Outlookウィンドウを開けません。)
それまでOfficeでトラブルに遭遇したことはなかったので、少し不思議な現象でした。直前にいくつかアプリをインストールし、Windows Updateも適用していましたが、それ以外は普段と変わらない状態でした。同じエラーでお困りの方は、以下の対処法を順番に試してみてください。
方法1:ナビゲーションペインの設定ファイル(プロファイル)の破損を修復する
Outlookには、ナビゲーションペインの設定を保存する「profilename.xml」というファイルがあります。このファイルが破損すると(ファイルサイズが0KBになっていることもあります)、Outlookが正常に起動しなくなることがあります。
ファイルの場所は以下の通りです。
- Windows XP:C:\Documents and Settings\Application Data\Microsoft\Outlook
- Windows Vista / 7:C:\Users\AppData\Roaming\Microsoft\Outlook
この問題を解決するには、ナビゲーションペインのファイルをリセットします。[スタート]→[ファイル名を指定して実行]を開くか(Windows 7の場合はスタートメニューの検索ボックスに「Run」と入力)、次のコマンドを実行してください。

その後、Outlookを再度起動して、問題が解消されたか確認しましょう。改善しない場合は、次の方法を試してください。
方法2:キャッシュExchangeモードを無効にする
オフィス環境でExchangeサーバーとOutlookを連携している場合、「キャッシュExchangeモード」が原因でこのエラーが発生することがあります。この機能はExchangeメールボックスのローカルコピーを保存するもので、常にネットワークに接続しているとは限らないノートPCでは便利ですが、常時接続のデスクトップPCでは不要な場合もあります。
ローカルキャッシュが必要ないなら、この機能をオフにすることでエラーが解消されるはずです。Outlook 2007 / 2010 / 2013 / 2016それぞれのバージョンで、[アカウント設定]からキャッシュExchangeモードのチェックを外してください。
また、Microsoft Exchangeを利用していなくても同様の「Exchange」関連エラーが出ることがあります。その場合もキャッシュモードを無効化すれば問題なく動作するようになります。
方法3:ScanPST.exeでPSTファイルを修復する
上記2つの方法で解決しない場合は、PSTファイル自体に問題がある可能性があります。その場合は、受信トレイ修復ツール「ScanPST.exe」を使うのが最善の選択肢です。Outlook 2003 / 2007 / 2010 / 2013 / 2016でのScanPSTの詳しい使い方は、以下のページを参考にしてください。
https://www.howto-outlook.com/faq/usingscanpst.htm
方法4:新しいプロファイルを作成する
プロファイルが破損している場合、新しく作り直すまでエラーが繰り返し発生します。[コントロールパネル]→[メール]→[プロファイルの表示]を開き、既存のプロファイルをすべて削除してから、新しいプロファイルを作成してください。
ただし、プロファイルを削除する前に、必ずPSTファイルのバックアップを取っておいてください。メールデータが失われる恐れがあります。

方法5:アドイン(拡張機能)を無効にしてOutlookを起動する
サードパーティ製のアドインが原因のケースもあります。アドインを読み込まずにOutlookを起動してテストしてみましょう。[ファイル名を指定して実行]ダイアログを開き、今度は次のコマンドを入力します。
outlook.exe /noextensions

これでOutlookが正常に起動する場合は、アドイン管理画面ですべてのアドインを一度無効化し、その後1つずつ有効に戻しながら、どのアドインが問題を引き起こしているのか特定してください。
方法6:Outlook Connectorの再インストール
OutlookでWindows Live Hotmailを設定しようとしている場合、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
Cannot start Microsoft Outlook. Cannot open the Outlook window. The set of folders cannot be opened. An unexpected error has occured. MAPI was unable to load the information service msncon.dll. Be sure the service is correctly installed and configured.
これはOutlook Connectorの問題です。一度アンインストールしてから、最新版を再インストールしてください。ダウンロードは以下から可能です。
- 32ビット版:https://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=24677
- 64ビット版:https://office.microsoft.com/en-us/outlook/microsoft-office-outlook-hotmail-connector-overview-HA010222518.aspx
Hotmailユーザーの方は、これで確実に問題が解決するはずです。
方法7:デフォルトゲートウェイの設定を確認する
意外かもしれませんが、PCにデフォルトゲートウェイが設定されていない場合にも、このエラーが発生することがあります。理由ははっきりしませんが、実際に関係があるようです。幸い、Microsoftが適切なレジストリキーを追加してくれる「Fix It」ツールを提供しているので、それを利用すれば簡単に修復できます。
https://support.microsoft.com/en-us/help/913843/error-messages-when-you-try-to-connect-outlook-2007-to-exchange-server
上記のいずれかの方法で問題が解決することを願っています。それでも解決しない場合は、ご使用のOfficeのバージョン、OS、その他の詳細情報を添えてコメント欄にお知らせください。
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