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Microsoft Support and Recovery Assistantの高度な診断機能でOutlookの問題を解決する方法

Officeスイートの利用中に発生するさまざまな問題を解決するために、Microsoftは「SaRA(Support and Recovery Assistant)」と呼ばれる便利なツールを提供しています。このツールは複数のスキャンを実行し、Officeアプリで発生する問題を診断・修復するために設計されています。もしMicrosoft OutlookなどのOfficeアプリが正常に動作しない場合は、Microsoft Support and Recovery Assistant高度な診断(Advanced Diagnostics)機能を使って問題を修正できます。

Microsoft Support & Recovery Assistantで高度な診断を使用する手順

Outlookアカウントが期待どおりに動作せず、問題が発生している場合は、高度な診断セクションを使用してOutlookの既知の問題をスキャンし、構成に関する詳細なレポートを作成できます。作業の流れは以下の3つのステップです。

  1. 問題が発生しているアプリを選択する
  2. Outlookのスキャン結果を確認する
  3. 結果を共有する

なお、Microsoft Support and Recovery Assistantのダウンロード、インストール、利用にはインターネット接続が必要です。

1. 問題が発生しているアプリを選択する

SaRAをローカルコンピューターにダウンロードしたら、Microsoftアカウントでサインインし、「高度な診断(Advanced diagnostics)」を選択して「次へ(Next)」をクリックします。

問題が発生しているアプリを選択してください」という画面が表示されたら、「Outlook」を選んで「次へ」ボタンを押します。

続いて、問題が発生しているマシンを使用しているかどうかの確認を求められたら、「はい(Yes)」を選択し、再度「次へ」をクリックします。

新しいウィンドウが開いたら、アカウント情報を入力して「次へ」を押します。アカウントがOffice 365によって検証されると、スキャン処理が開始されます。

スキャンの進行中には、「確認中(Checking)」という見出しの下に回転するドットが表示されたウィンドウが現れます。この処理には数分かかる場合があります。スキャンが完了すると、「Outlookの構成情報の収集が完了しました」というメッセージが表示されます。

2. Outlookのスキャン結果を確認する

スキャンレポートには、次の3つのタブが表示されます。

  • 検出された問題(Issues found)
  • 詳細ビュー(Detailed View)
  • 構成の概要(Configuration Summary)

それぞれのタブで、Microsoft Outlookの構成の概要を確認できます。タブを選択し、任意の問題をクリックして展開すると、より詳細な説明が表示されます。各説明には、問題を解決するための手順を網羅したサポート記事へのリンクが添付されています。

検出された問題(Issues Found)

最初の「検出された問題」タブでは、スキャン中に検出された構成上の問題の一覧を確認できます。

詳細ビュー(Detailed View)

「詳細ビュー」タブの情報は、ヘルプデスク担当者やIT管理者といった上級ユーザー向けの内容です。情報はツリー形式で表示され、ノードをクリックすることで展開や折りたたみが可能です。クライアント側からOutlookの問題を診断できるだけでなく、このタブではExcel、PowerPoint、WordなどのMicrosoft Officeアプリの重要な構成情報も収集されます。関連情報を表示するには、ツリービューの「その他(Miscellaneous)」セクションを展開してください。

構成の概要(Configuration Summary)

「構成の概要」タブに含まれるスキャンの詳細は、定期的に収集・分析された構成設定のスナップショットを表しています。

文字が小さくて読みにくい、目が疲れると感じる場合は、スキャン結果をブラウザーで表示できます。「ブラウザーで結果を表示(View results in my browser)」をクリックすると、確認後に3つのタブすべてを含む完全なスキャンレポートが既定のブラウザーに表示されます。ブラウザー表示の「詳細ビュー」はSaRAウィンドウとは異なり、検索オプションが利用できる点が特徴です。

3. スキャン結果を共有する

SaRAでは、スキャン結果をMicrosoftと共有することもできます。

Office 365アカウントをお持ちの場合

Office 365のアカウントを使用してSaRAにサインインした場合、ファイルをMicrosoftに送信できます。Microsoftのサポート エンジニアと協力して支援を受ける際に役立ちます。ファイルを送信するよう選択した場合、それらは安全にアップロードされます。

Office 365アカウントをお持ちでない場合

Office 365でサポートされていないアカウントでサインインしたユーザーには、Microsoftへファイルを送信するオプションは表示されません。それでもファイルを共有したい場合は、ログファイルをヘルプデスク担当者などと共有することになります。その際は「すべてのログを表示(See all logs)」をクリックして、SaRAが作成したすべてのログが格納されたフォルダーを開きます。あとは、このフォルダーからファイルをコピーし、Outlookの問題解決を手伝ってくれる相手に共有しましょう。

最後に補足しておくと、SaRAはOffice 365やオンプレミス環境のOutlook問題の修正専用ツールではありません。Dynamics、OneDrive、Skype for Businessのトラブルシューティング用オプションも備えています。

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