【解決】Outlookが「プロファイルを読み込み中」で固まる問題の対処法(2010・2013・2016・365対応)
Outlookが「プロファイルを読み込み中」で止まる現象とは
Windows 10環境で、Outlookが正常に起動できなくなるトラブルが多く報告されています。この問題は2007年版からMicrosoft 365(旧Office 365)に至るまで幅広いバージョンで発生し得るもので、2010・2013・2016などでも同様の症状が確認されています。
典型的なパターンは次のとおりです。まずOutlookをインストールして初期設定を行うと、初回は問題なく起動します。しかし一度閉じてから再度起動すると、画面に「プロファイルを読み込み中(Loading Profile)」と表示されたまま進まなくなり、強制終了するまでその状態が続きます。環境によっては「Outlookを起動できません」というエラーが表示され、そもそも起動しないケースもあります。

現在この問題にお困りの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。以下では、実際に多くのWindows 10ユーザーが復旧に成功した対処法をまとめています。その前に、まず原因として頻出する項目を確認しておきましょう。
- 破損したOutlookプロファイル
- ナビゲーションウィンドウの不具合
- PST/OSTデータファイルの破損
- 互換モードで起動している
- 管理者権限が付与されていない
- アドインの不具合
原因の候補が把握できたら、以下の対処法を上から順番に試していきましょう。いずれかの手順で問題が解決するはずです。
注意: 各手順に進む前に、まずOfficeのインストール自体に不具合がないか確認してください。Officeスイートをアンインストールして再インストールし、Outlookを起動してみてください。それでも改善しない場合は、以下の対処法へ進みます。
方法1:管理者としてOutlookを実行する
地味な対処に見えますが、この方法だけでOutlookが復旧したユーザーは少なくありません。Windows 10での効果が特に確認されていますが、古いOSでも試す価値はあります。Outlook.exeを右クリックし、「管理者として実行」を選択するだけです。

注意: デスクトップのアイコンを右クリックしても「管理者として実行」が表示されない場合があります。その際は C:\Program Files\Microsoft Office\Office14\15\16(お使いのバージョンに応じたフォルダ) を開き、そこにある実行ファイルを右クリックしてください。
方法2:互換モードの設定を無効にする
Windows 10がなぜかOutlookを「Windows 7互換モード」で起動しようとすることがあり、これが原因で固まるケースがあります。実際、互換モードをオフにしたことで問題が解消したとの報告があります。以下の手順で確認・無効化しましょう。
- Outlookのインストール先フォルダを開き、Outlook.exeを右クリックして「プロパティ」を選択します。

注意: 既定のインストール先はC:\Program Files\Microsoft Office\Office14\15\16(バージョンにより異なる)です。 - 「互換性」タブを開き、「互換モードでこのプログラムを実行する」のチェックを外します。「適用」をクリックして設定を保存します。

- 同じ実行ファイルからOutlookを起動し、「プロファイルを読み込み中」の画面を通過できるか確認します。
方法3:ナビゲーションウィンドウをリセットする
Outlookの左側に表示されるナビゲーションウィンドウは、メール・カレンダー・タスク・連絡先への素早いアクセスを可能にする便利な機能ですが、不具合を起こすとOutlookの起動を妨げることがあります。幸い、コマンド一つで既定の状態に戻せます。手順は以下のとおりです。
- Outlookを完全に終了させます。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「outlook.exe /resetnavpane」と入力してEnterを押します。

- ナビゲーションウィンドウが既定の状態に戻り、Outlookが起動します。
方法4:機内モードでOutlookを起動する
一時的な回避策ですが、効果を実感したユーザーが多い方法です。Outlookの初回起動時にネットワーク接続を遮断することで、「プロファイルを読み込み中」の画面を突破できることがあります。ここでは簡単に操作できる機内モードを使います。
- Outlookと関連するダイアログをすべて閉じます。
- 画面右下のネットワークアイコンをクリックします。

- 「機内モード」ボタンをクリックして有効にします。

- Outlookを起動し、「プロファイルを読み込み中」の画面を通過するまで待ちます。通過できたら、再びネットワーク設定を開いて機内モードを解除します。数秒後、メール・連絡先・カレンダーの読み込みが始まるはずです。
方法5:セーフモードで起動し、アドインを無効化する
アドインはOutlookの機能を拡張してくれる便利な存在ですが、一部のアドインは不具合を起こして起動を妨げることがあります。セーフモードで起動するとすべてのアドインが読み込まれないため、「プロファイルを読み込み中」の原因がアドインかどうかを切り分けられます。
セーフモードで正常に起動できたら、全アドインを無効化して通常モードで再起動し、原因のアドインを特定します。手順は以下のとおりです。
- Outlookが完全に終了していることを確認します。
- Windowsキー + R を押し、「outlook.exe /safe」と入力してEnterを押すと、セーフモードで起動します。

- Outlookプロファイルの確認を求められたら、指示に従って進めます。
- 「ファイル」タブを開き、「オプション」をクリックします。

- 「アドイン」タブを開き、「管理」のドロップダウンメニューから「COMアドイン」を選択して「設定」をクリックします。

- 表示されたすべてのアドインのチェックを外して無効化し、「OK」を押してOutlookを閉じます。

- Outlookを通常どおり再起動し、初期画面を通過できるか確認します。成功したら、「ファイル > オプション > アドイン」に戻り、アドインを一つずつ再有効化して、原因となっているものを特定しましょう。
方法6:受信トレイ修復ツール(SCANPST.exe)でデータファイルを修復する
もうひとつ有効とされるのが、受信トレイ修復ツール(SCANPST.exe)を使って個人用フォルダのPSTファイルを修復する方法です。
- Outlookを完全に終了させます。
- C:\Program Files 配下を開き、エクスプローラー右上の検索ボックスでSCANPST.exeを検索します。

- ScanPST.exeをダブルクリックして起動し、「参照」をクリックしてPSTファイルのパスを指定します。既定の保存場所は
ドキュメント\Outlook ファイルフォルダです。PSTファイルを読み込んだら「開始」をクリックします。

- スキャン完了後、検出された不整合の数を示すダイアログが表示されます。「修復前にスキャン済みファイルのバックアップを作成する」にチェックを入れ、「修復」をクリックします。

- 修復が完了したらOutlookを再度起動し、初期読み込み画面を通過できるか確認します。
方法7:新しいOutlookプロファイルを作成する
破損したプロファイルが原因である可能性を排除するため、新しいメールプロファイルを作成して起動を試みましょう。
- Outlookを終了します。
- Windowsキー + R を押し、「control mlcfg32.cpl」と入力してEnterを押します。

- 「プロファイルの表示」をクリックします。

- 「追加」ボタンをクリックして新しいプロファイルを作成し、任意の名前を付けます。

- 自動メールアカウント設定を使ってメールアドレスやパスワードを入力し、アカウントを構成します。

- 新しいプロファイルの設定が完了したら、メール設定の画面に戻り、既定のプロファイルとして指定します。「常にこのプロファイルを使用する」を選択し、リストから新しいプロファイルを選んで「適用」をクリックします。

- Outlookを起動し、問題が解消されたか確認します。
方法8:.NET Frameworkの更新プログラムをアンインストールする
直近の.NET Frameworkの更新プログラムをアンインストールしたところ、Outlookが再び正常に起動するようになったという報告があります。手順は以下のとおりです。
- Windowsキー + R を押し、「appwiz.cpl」と入力してEnterを押します。

- 一覧を下にスクロールしてMicrosoft .NET Frameworkを探し、4.5.2関連の更新プログラムをアンインストールします。

方法9:バックグラウンドアプリケーションを終了する
一部の常駐アプリケーションがOutlookが必要とするファイルを掴んでいると、このエラーが発生することがあります。以下の手順で該当アプリを特定して終了させましょう。
- 次のフォルダに移動します。
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Microsoft\Outlook
- フォルダ内にあるファイルの名前変更を試みます。
- 名前変更に成功した場合は、この手順は不要です。
- 一方、名前変更時にエラーが出る場合は、そのファイルが他のアプリケーションによって使用中である可能性があります。
- 該当アプリケーションを完全に終了し、タスクマネージャーを開いてバックグラウンドでプロセスが残っていないかも確認します。
- アプリを終了した後、問題が解消されたかどうかを確認します。
方法10:Outlookプロファイルを削除する
長期間使用したOutlookプロファイルが破損し、リソースの読み込みを妨げているケースがあります。ここでは既存プロファイルをすべて削除して、問題が解消されるか確認します。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 「control」と入力してEnterを押すと、コントロールパネルが開きます。

- コントロールパネルで「ユーザーアカウント」をクリックし、続けて「メール」を選択します。

- プロファイル一覧から各プロファイルを順に選択し、「削除」をクリックします。
- 完了したら「適用」→「OK」の順にクリックします。
- 改めてWindowsキー + Rで「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 「regedit」と入力してEnterを押すと、レジストリエディターが起動します。

- 次のレジストリキーへ移動します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Profiles
- ここにも残っているプロファイルをすべて削除します。
- Outlookを起動すると、資格情報でのサインインを求められ、新しいプロファイルが作成されます。
- 問題が解消されたか確認しましょう。
方法11:古いOfficeのレジストリキーを削除する
古いバージョンのMicrosoft Officeから新しいバージョンへアップグレードした際、以前のインストールのレジストリキーが残っていることがあります。ここではそのキーを削除して、問題が残らないか確認します。
- Microsoft OutlookとOfficeのすべてのインスタンスを終了します。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 「regedit」と入力してEnterを押します。

- レジストリエディターで次の場所へ移動します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office
- 以前のバージョンのOfficeに関連するキーを削除し、前述の方法に従って新しいOutlookプロファイルを作成します。
- 問題がまだ発生するか確認しましょう。
方法12:IPアドレスの解放と更新
「プロファイルを読み込み中」の画面で固まっている間にIPアドレスを解放し、起動後に再取得することで改善するケースがあります。これは一種の回避策ですが、誤ったIP構成によるエラーの軽減に役立ちます。
- Outlookを起動し、「プロファイルを読み込み中」の画面で固まるのを待ちます。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 「cmd」と入力し、Ctrl + Shift + Enterを押して管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。

- Outlookの画面が固まっている間に、次のコマンドを入力してEnterを押します。
ipconfig /release
- Outlookの画面が読み込みを再開したら、すぐに次のコマンドを入力してEnterを押します。
ipconfig /renew
- Outlookの「すべてのフォルダーを送受信」をクリックし、問題が解消されたか確認します。
方法13:ハードウェアアクセラレーションを無効にする
ハードウェアアクセラレーションが有効になっていると、アプリケーションの一部コンポーネントが正しく読み込まれないことがあります。ここでは管理者としてOutlookを起動したうえで、ハードウェアアクセラレーションを無効化します。
- デスクトップのOutlook.exeアイコンを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
- アプリケーションが正常に起動するのを待ちます。
- Outlookで「ファイル」→「オプション」の順に選択します。
- 「詳細設定」をクリックし、「表示」の項目を探します。
- 「ハードウェアアクセラレータを使用する」のチェックを外します。

- 問題が解消されたか確認しましょう。
代替方法:レジストリから無効化する
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 「regedit」と入力してEnterを押します。

- レジストリエディターで次の場所へ移動します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Common
- ここに新しいキーを作成し、「Graphics」という名前を付けます。
- Graphicsキーを選択して右クリックし、「新規」から「DWORD (32ビット) 値」を選択します。

- 値の名前を「DisableHardwareAcceleration」とし、値のデータを「1」に変更します。
- レジストリエディターを閉じ、問題が解消されたか確認します。
その他の一般的な対処法
- Windows資格情報マネージャーに保存されているメールアドレスやパスワードの情報をすべて削除します。
- Gmailのセキュリティ設定を確認し、Outlookによる同期が許可されていることを確かめます。
- Officeのインストール状態とOutlookの設定に矛盾がないかを確認します。
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【解決済み】Outlookでルールを作成できない「レジストリまたはインストールの問題により操作が失敗しました」エラーの直し方(Outlook 2010/2013/2016)
ある日、クライアントから「Outlookでルールを作成しようとすると、『レジストリまたはインストールの問題により操作が失敗しました。Outlookを再起動してもう一度お試しください。問題が解決しない場合は再インストールしてください』というエラーが表示され、ルールを作成できない」という相談を受けました。この問題は、Outlook 2016でルール→ルールの作成、またはルールと通知の管理をクリックした際に発生します。 「レジストリまたはインストールの問題により操作が失敗しました」というエラーについて調査したところ、この問題は以下のセキュリティ更新プログラムをインストールした後のOutlook 2
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Outlook 365・2016・2013・2010で不在時の自動返信(不在アシスタント)を設定する方法
休暇中は、何の心配もなく存分に楽しみたいものですよね。しかし、オフィスを離れている間に重要なメールへタイムリーに対応できなくなってしまうのではないかと、つい不安になるものです。そんなときにおすすめなのが、Outlookの「不在時の自動返信」を設定しておくことです。不在期間や復帰日、緊急時の連絡先、代理の担当者などを、クライアントや同僚へ自動的に知らせることができます。また、個人のGmailやYahoo!メールでも同じように設定しておけば、家族や友人もあなたと連絡が取れずに心配する必要がありません。Outlookの「不在時アシスタント」機能を活用すれば、毎日の仕事がぐっと楽になると思いませんか?