Windows 10でWindowsファイアウォールの問題を解決する5つの方法

Windowsファイアウォールは、Windows 10に標準搭載されているセキュリティ機能の一つで、不正アクセスやマルウェアによる攻撃からPCを守る重要な役割を担っています。有害なプログラムやアプリがウイルスやマルウェアにシステムを感染させるのを防ぎ、PCにとっての「最初の防御壁」とも呼ばれる存在です。そのため、Windowsファイアウォールが常に有効になっていることを確認しておくことをおすすめします。
Windowsファイアウォールとは?
ファイアウォールとは、あらかじめ定められたセキュリティルールに基づいて、ネットワークに出入りする通信を監視・制御するネットワークセキュリティシステムです。外部ネットワークと自分のコンピューターの間の「防壁」として機能し、信頼できると判断された通信のみを通過させ、信頼できない通信をブロックします。また、許可されていないユーザーがコンピューター内のリソースやファイルにアクセスするのを防ぐ効果もあります。PCを安全に保つためには、ファイアウォールは欠かせない機能と言えるでしょう。
しかし、ファイアウォールが有効化できなくなったらどうすればよいのでしょうか?実際、多くのユーザーがこの問題に直面し、システムのセキュリティを心配しています。Windowsファイアウォールの問題は、0x80004015、イベントID 7024、エラー1068など、さまざまなエラーコードとして現れることがあります。これらのエラーに遭遇した場合は、この記事で紹介する対処法を順番に試してみてください。
Windows 10のファイアウォールの問題を解決する手順
作業を始める前に、万が一の事態に備えて復元ポイントを作成しておきましょう。
方法1: Windowsファイアウォールのトラブルシューティングツールを使用する
最も簡単な解決策の一つは、Microsoft公式サイトからWindowsファイアウォールのトラブルシューティングツールをダウンロードして実行することです。
- Windowsファイアウォールのトラブルシューティングツールをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、ダイアログボックスが表示されます。
- 「次へ」ボタンをクリックして続行します。
- 画面の指示に従ってトラブルシューティングツールを実行します。
- 問題なく完了したら、ツールを閉じて構いません。
トラブルシューティングツールで問題が解決しない場合は、「詳細情報の表示」をクリックして、修正されなかったエラーの内容を確認しましょう。エラーの詳細がわかれば、次の対処法に進みやすくなります。
方法2: Windowsファイアウォールの設定を初期状態に戻す
トラブルシューティングツールで解決できない場合、ファイアウォールの設定自体が破損している可能性があります。その場合は、設定を初期状態に戻すことで問題が解決することがあります。ただし、リセット後はアプリごとのファイアウォール許可設定をやり直す必要がある点に注意してください。
- Windowsの検索バーに「コントロールパネル」と入力し、検索結果からコントロールパネルを開きます。
- 「システムとセキュリティ」を選択します。
- 「Windows Defender ファイアウォール」をクリックします。
- 左側のメニューから「既定値の復元」リンクをクリックします。
- 再度「既定値の復元」ボタンをクリックします。
- 「はい」をクリックして変更を確定します。
ファイアウォール経由でアプリを許可する方法
- Windowsの検索バーからコントロールパネルを開きます。
- 「システムとセキュリティ」→「Windows Defender ファイアウォール」の順にクリックします。
- 左側のメニューから「Windows Defender ファイアウォール経由のアプリまたは機能を許可」をクリックします。
- 「設定の変更」をクリックします(管理者権限が必要です)。
- 許可したいアプリやサービスにチェックを入れます。
- ローカルネットワーク内での通信を許可する場合は「プライベート」に、インターネット経由の通信を許可する場合は「パブリック」にもチェックを入れます。
- 内容を確認したら、「OK」をクリックして保存します。
方法3: システムをウイルススキャンする
ウイルスは、デバイス間を急速に広がる悪意のあるソフトウェアです。インターネットワームなどのマルウェアに感染すると、Windowsファイアウォールに不具合が生じることがあります。PC内に悪意のあるコードが潜んでいる可能性もあるため、信頼性の高いウイルス対策ソフトでシステム全体をスキャンすることをおすすめします。Malwarebytes Anti-Malwareなどの無料ツールを活用するのも有効な手段です。
方法4: Windows Defender ファイアウォールサービスを再起動する
まずはファイアウォールサービスの再起動を試みましょう。何らかの原因でサービスが正常に動作していない場合、再起動によって問題が解消されることがあります。
- Windowsキー + Rを押し、「services.msc」と入力してEnterキーを押します。
- サービス一覧から「Windows Defender ファイアウォール」を探します。
- 右クリックして「再起動」を選択します。
- 再度右クリックして「プロパティ」を開きます。
- スタートアップの種類が「自動」に設定されていることを確認します。
方法5: Windowsファイアウォール認証ドライバーを確認する
Windowsファイアウォール認証ドライバー(mdsdrv.sys)が正常に動作しているかどうかを確認してください。ファイアウォールが正しく機能しない原因が、このドライバーにあるケースもあります。
- Windowsキー + Rを押し、「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押し、デバイスマネージャーを開きます。
- 「表示」タブから「非表示のデバイスの表示」を選択します。
- 「Windows ファイアウォール認証ドライバー」(金色の歯車アイコン)を探します。
- ダブルクリックしてプロパティを開きます。
- 「ドライバー」タブに切り替え、スタートアップの種類が「要求」に設定されていることを確認します。
- 「適用」→「OK」の順にクリックして変更を保存します。
- PCを再起動して変更を反映させます。
まとめ
この記事では、Windows 10でWindowsファイアウォールの問題を解決するための5つの方法を紹介しました。トラブルシューティングツールの実行から、設定の初期化、ウイルススキャン、サービスの再起動、ドライバーの確認まで、段階的に試すことで問題の原因を特定しやすくなります。それでも解決しない場合は、コメント欄でお気軽にご質問ください。
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