【Windows】BAD_POOL_CALLER(不正なプール呼び出し)エラーの原因と解決方法
「BAD_POOL_CALLER(不正なプール呼び出し元)」エラーは、Windowsで発生する代表的なブルースクリーンオブデス(BSOD)エラーの一つです。主な原因は古いドライバーや破損したドライバーですが、最近接続した新しいハードウェアやインストールしたソフトウェアがきっかけになるケースも少なくありません。
BAD_POOL_CALLERエラーの主な原因
- ハードディスクの物理的な破損や障害
- 古い・破損した・互換性のないデバイスドライバー
- ウイルスやマルウェアへの感染
- レジストリ情報の破損
- メモリ(RAM)の故障または破損
まず試したい簡単な対処法
- ウイルス対策ソフトでシステム全体のウイルス・マルウェアスキャンを実行する
- Intel Driver Update Utilityなどを活用してドライバーを最新版に更新する
- CCleanerやMalwarebytesをインストールして実行する
- Windows Updateで保留中のアップデートをすべて適用する
- システムの復元機能を使って問題発生前の状態に戻す
対処方法は「Windowsが正常に起動できる場合」と「起動できない場合」の2パターンに分かれます。起動できない場合は、レガシー詳細ブートメニューを有効にして、セーフモードで起動できるように設定しておきましょう。
BAD_POOL_CALLERエラーの解決方法
方法1:システムファイルチェッカーとチェックディスクを実行する
1. 詳細ブートメニューからPCをセーフモードで起動します。
2. セーフモードでWindowsキー + Xキーを押し、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
3. 以下のコマンドを入力し、それぞれEnterキーを押して実行します。
sfc /scannow chkdsk /f C:
4. 処理が完了したらコマンドプロンプトを閉じます。
5. 次に、Windowsの検索バーに「memory」と入力し、「Windowsメモリ診断」を選択します。
6. 表示された選択肢の中から「今すぐ再起動し、問題を確認する」を選びます。

7. PCが再起動し、メモリエラーの有無が自動的にチェックされます。これにより、ブルースクリーン(BSOD)エラーの原因となっているメモリ上の問題を診断できる可能性があります。
8. 再起動後、問題が解決しているかどうかを確認します。
方法2:Memtest86でメモリテストを行う
次に、サードパーティ製ソフトウェア「Memtest86」を使用します。Windows環境の外で動作するため、メモリエラーの可能性をより徹底的に排除できます。
注意:作業を始める前に、別のPCにアクセスできることを確認してください。ソフトウェアをダウンロードし、USBメモリやディスクに書き込む必要があるためです。また、Memtest86は完了まで時間がかかるため、夜間に実行しておくのがおすすめです。
1. USBフラッシュドライブをPCに接続します。
2. Windows用のMemtest86 Auto-installer for USB Keyをダウンロードしてインストールします。
3. ダウンロードしたイメージファイルを右クリックし、「ここに展開」を選択します。
4. 展開後、フォルダを開いてMemtest86+ USB Installerを実行します。
5. 接続済みのUSBドライブを選択してMemtest86を書き込みます(この操作でUSBドライブはフォーマットされるため、中身のデータにはご注意ください)。

6. 書き込みが完了したら、そのUSBメモリをBAD_POOL_CALLERエラーが発生しているPCに挿入します。
7. PCを再起動し、USBフラッシュドライブからの起動が選択されていることを確認します。
8. Memtest86が自動的に起動し、システムのメモリ破損テストが始まります。

9. すべてのテストに合格すれば、メモリは正常に動作していると判断できます。
10. 一部のテストで失敗した場合、Memtest86はメモリの破損を検出します。これは、BAD_POOL_CALLERのブルースクリーンエラーが不良または破損したメモリに起因していることを意味します。
11. BAD_POOL_CALLERエラーを修正するには、不良メモリセクターが見つかった場合、RAMを交換する必要があります。
方法3:ドライバー検証ツール(Driver Verifier)を実行する
この方法は、セーフモードではなく通常どおりWindowsにログインできる場合にのみ有効です。実行前に必ずシステムの復元ポイントを作成しておきましょう。そのうえで、ドライバー検証ツールを実行することで、BAD_POOL_CALLERエラーの原因となっているドライバーを特定できます。
まとめ
以上の手順で、BAD_POOL_CALLERエラー(不正なプール呼び出し元)を解決できるはずです。それでも問題が解決しない場合や、本記事について不明な点がある場合は、コメント欄でお気軽にお尋ねください。
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