【Windows 10】SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLEDエラーの原因と4つの解決策
SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLEDエラーとは
Windows 10で発生する「SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED(システムスレッド例外が処理されない)」は、ブルースクリーン(BSOD)と呼ばれる深刻なエラーの一つです。突然発生することがあり、一度表示されるとWindowsにログオンできなくなる場合があります。このエラーは主に起動時に発生し、最も一般的な原因は互換性のないドライバー(特にグラフィックカードドライバー)です。
ブルースクリーンが表示される際、環境によって異なるエラーメッセージが表示されます。代表的な例は以下の通りです。
SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED (nvlddmkm.sys)

または
SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED (wificlass.sys)

最初のエラーは「nvlddmkm.sys」というファイルが原因です。これはNVIDIAのディスプレイドライバーファイルであり、互換性のないグラフィックカードドライバーがブルースクリーンを引き起こしていることを示しています。2つ目のエラーの原因「wificlass.sys」はワイヤレス(Wi-Fi)ドライバーファイルです。いずれの場合も、問題のあるファイルに対処することでエラーを解消できます。
修正作業では回復環境からコマンドプロンプトを使用するため、まずはその開き方を確認しておきましょう。
回復環境からコマンドプロンプトを開く方法
a) Windowsインストールメディアまたは回復ドライブ/システム修復ディスクを挿入し、言語の設定を選択して「次へ」をクリックします。

b) 画面下部の「コンピューターを修復する」をクリックします。

c) 「トラブルシューティング」を選択し、続けて「詳細オプション」を選択します。

d) 一覧から「コマンドプロンプト」を選択します。

または、インストールメディアや回復ディスクがない場合の方法(非推奨):
- ブルースクリーンが表示された状態で、電源ボタンを使ってPCを強制終了します。
- Windowsロゴが表示された瞬間に電源を入れ、すぐに電源を切ります。
- 手順2を数回繰り返すと、Windowsが自動修復(リカバリーオプション)を表示します。
- リカバリーオプション画面で「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」の順に選択します。
Windows 10でSYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLEDエラーを修正する4つの方法
方法1:問題のあるドライバーをアンインストールする
- 上記のいずれかの方法でコマンドプロンプトを開き、次のコマンドを入力します。
bcdedit /set {default} bootmenupolicy legacy - Enterキーを押すと、従来形式の詳細ブートメニューが有効になります。
- 「exit」と入力してコマンドプロンプトを閉じ、PCを再起動します。
- 再起動中にF8キーを連打し、「詳細ブートオプション」画面を表示します。
- 詳細ブートオプションで「セーフモード」を選択してEnterキーを押します。

- 管理者権限のあるアカウントでWindowsにログオンします。
- エラーの原因ファイルがすでに分かっている場合(例:wificlass.sys)は手順11へ進みます。不明な場合は次へ進んでください。
- 「WhoCrashed」をダウンロードしてインストールします。
- WhoCrashedを実行すると、SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLEDエラーを引き起こしているドライバーを特定できます。
- 解析結果の「Probably caused by(原因と思われる項目)」欄を確認します。ここにドライバー名(例:nvlddmkm.sys)が表示されます。

- ファイル名が判明したら、検索エンジンでそのファイルに関する情報を調べます。
- たとえばnvlddmkm.sysはNVIDIAのディスプレイドライバーファイルであり、これが問題の原因です。
- Windowsキー + Rを押し、「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押すと、デバイスマネージャーが開きます。

- デバイスマネージャーで問題のあるデバイスを探し、ドライバーをアンインストールします。
- この例ではNVIDIAのディスプレイドライバーが該当するため、「ディスプレイアダプター」を展開し、「NVIDIA」を右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択します。

- アンインストールの確認画面が表示されたら「OK」をクリックします。
- PCを再起動し、メーカーの公式サイトから最新のドライバーをインストールします。
方法2:問題のあるドライバーファイルの名前を変更する
- 対象ファイルがデバイスマネージャーのどのドライバーにも紐づいていない場合は、冒頭で紹介した方法でコマンドプロンプトを開きます。
- 以下のコマンドを順に入力し、それぞれEnterキーを押します。
C:
cd windows\system32\drivers
ren FILENAME.sys FILENAME.old 
- 「FILENAME」の部分は実際の問題ファイル名に置き換えます。この例では「ren nvlddmkm.sys nvlddmkm.old」となります。
- 「exit」と入力してPCを再起動し、エラーが解消されたか確認します。改善しない場合は次の方法へ進みます。
方法3:システムの復元を実行する
- Windowsインストールメディアまたは回復ドライブ/システム修復ディスクを挿入し、言語の設定を選択して「次へ」をクリックします。
- 画面下部の「コンピューターを修復する」をクリックします。
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」の順に選択します。
- 最後に「システムの復元」をクリックし、画面の指示に従って復元を完了させます。

- PCを再起動してエラーが解消されたか確認します。改善しない場合は次の方法へ進みます。
方法4:ブラウザーのハードウェアアクセラレーションを無効にする
この方法はSYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLEDエラーへの根本的な対策としては推奨されません。上記の方法をすべて試しても依然として頻繁にブルースクリーンが発生する場合の対処としてのみ実行してください。
- Google Chromeを開き、設定画面に移動します。
- 「詳細設定を表示」をクリックし、「システム」セクションまでスクロールします。

- 「使用可能な場合はハードウェア アクセラレータを使用する」のチェックを外し、Chromeを再起動します。

- Mozilla Firefoxを開き、アドレスバーに「about:preferences#advanced」と入力します。
- 「使用可能な場合はハードウェアアクセラレーションを使用する」のチェックを外し、Firefoxを再起動します。

- Internet Explorerの場合は、Windowsキー + Rを押して「inetcpl.cpl」と入力し、「OK」をクリックします。

- インターネットのプロパティウィンドウで「詳細設定」タブを選択します。
- 「GPU レンダリングの代わりにソフトウェア レンダリングを使用する」にチェックを入れます。

- 「適用」→「OK」の順にクリックし、Internet Explorerを再起動します。
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以上で、Windows 10のSYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLEDエラーの修正作業は完了です。それでも解決しない場合や、本記事について疑問点がある場合は、お気軽にコメント欄でお知らせください。このガイドが役に立ったら、SNSでの共有もぜひお願いします。家族や友人のエラー解決にもつながります。
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