【Windows 10】Microsoft Excel 2016が空白画面で開くときの原因と解決策まとめ
Microsoft Excel 2016には、さまざまな不具合に関するユーザーからの報告が寄せられています。その中でも特に報告が多かったのが、「保存済みのブック(ワークブック)を開くと真っ白な状態で表示される」という問題です。報告によると、スプレッドシートを保存してファイルを閉じた後、次に開こうとした際にグレーの空白画面が表示され、中身が何も見えなくなってしまうとのことです。

この問題の原因としては、Microsoft Excelのインストール破損、Excelの起動時設定など、いくつかの要因が考えられます。一見深刻な問題に思えますが、実際にはそうではありません。本記事で紹介する簡単な対処法を実行するだけで、ほとんどの場合は解決できます。まずは、この問題が発生する主な原因から確認していきましょう。
Windows 10でMicrosoft Excel 2016が空白で開く主な原因
この問題の引き金となる要因は複数あります。以下に、特によくある原因を挙げます。
- Microsoft Excelのインストール破損:最も多い原因は、Excel本体のインストールが破損しているケースです。この場合は、インストールの修復機能を使えば簡単に改善できます。
- 起動時の設定(スタートアップ設定):Excelの起動時に読み込まれる設定も、問題の原因になり得ます。起動時設定が保存されているフォルダは、この種のトラブルを引き起こしやすいことで知られています。
- Microsoft Excelの各種設定:DDE(Dynamic Data Exchange)やハードウェアアクセラレーションなどの設定も原因となることがあります。これらのオプションはトラブルの元になりやすい一方で、対処自体は非常に簡単です。
原因のおおよその見当がついたところで、具体的な解決策に進みましょう。以下の対処法は、記載されている順番に試すことをおすすめします。そうすることで、より早く問題を解決できる可能性が高まります。
解決策1:ハードウェアアクセラレーションを無効にする
一部のケースでは、グラフィックカード向けのハードウェアアクセラレーション機能により、Excelがファイルのデータを正しく読み込めず、空白表示されることがあります。この場合、ハードウェアアクセラレーションを無効化することで問題を解消できます。手順は以下の通りです。
- Microsoft Excelを起動します。
- 「ファイル」をクリックし、「オプション」を選択します。
- 「詳細設定」タブに移動し、「ディスプレイ」セクションまでスクロールします。
- 「ハードウェアアクセラレータによる画像効果を無効にする」にチェックが入っていることを確認して、「OK」をクリックします。

- 改めてファイルを開いてみてください。
解決策2:「DDEを使用する他のアプリケーションを無視する」オプションをオフにする
DDE(Dynamic Data Exchange)が有効になっていることが原因で問題が発生する場合もあります。DDEは、システム上の他のアプリケーションがExcelの項目を利用できるようにする仕組みです。この問題を修正するには、「DDEを使用する他のアプリケーションを無視する」オプションがオフになっていることを確認してください。手順は以下の通りです。
- Microsoft Excelを開き、「ファイル」をクリックします。
- 「オプション」を選択し、「詳細設定」タブに切り替えます。
- 下へスクロールして「全般」セクションを見つけます。
- 「DDEを使用する他のアプリケーションを無視する」のチェックが外れていることを確認します。

- 「OK」をクリックし、問題が解決したかどうか確認してください。
解決策3:XLSTARTフォルダの中身を空にする
前述の通り、Excelの起動時設定が問題の原因になっている場合があります。起動時設定は「XLSTART」というフォルダに保存されています。このフォルダの中身を空にすると設定がリセットされ、問題が解決することがあります。フォルダの場所と手順は以下の通りです。
- エクスプローラーを開きます。
- 次に、アドレスバーに以下を貼り付けます。
%appdata%\Microsoft\
- 「Excel」フォルダを見つけて開きます。

- その中にある「XLSTART」フォルダに移動し、フォルダ内のすべてのファイルをデスクトップなど別の場所に移動させます。
- 完了したら、再度Excelファイルを開いて、問題が解決したか確認しましょう。
解決策4:Microsoft Excelを修復する
上記の方法で問題が解決しない場合は、Microsoft Excelのインストールが破損している可能性があります。その場合は、インストールの修復を行いましょう。以下の手順で簡単に実行できます。
- Windowsキー + X を押し、リストから「アプリと機能」を選択します。
- 「アプリと機能」ページでMicrosoft Excelを検索します。Microsoft Officeをご利用の場合は、そちらを検索してください。
- 該当項目を選択して「変更」をクリックします。
- まず「クイック修復」を実行し、問題が解決するか確認します。

- 解決しない場合は「オンライン修復」を実行してください。こちらで問題が修正されるはずです。
上記のどの方法でも解決しない場合は、開こうとしているドキュメント自体が有効で、正常にアクセス可能な状態であることを確認してください。ファイルが移動または削除されていると、当然ながら開くことはできません。
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