Photoshopで筆圧が効かない!Windows 10/8/7での直し方を徹底解説
Adobe Photoshopは、写真編集やデジタルアートの合成、アニメーション制作、グラフィックデザインなど、プロ仕様のツールを備えた定番ソフトウェアです。しかし、この画像編集ツールを使用していると、さまざまなトラブルに遭遇することがあります。

たとえば、Photoshopをアップデートした後、Wacomタブレットのペン、Huionタブレットのペン、Clip Studio Paint用ペンなどで筆圧が効かなくなるという問題に直面するユーザーは少なくありません。また、インストール後に初めてPhotoshopを開いたときは筆圧が少し効いていたのに、次に開いた瞬間に筆圧が無効になってしまうケースもあります。
「ブラシ設定」で「ペン圧(筆圧)」を選択しても、Windows 10/8/7では筆圧が反映されないこともあります。さらに、「Photoshop 2020の新バージョンで筆圧が使えなくなった」という声も寄せられています。本記事では、Adobe Photoshopで筆圧が機能しない問題の解決方法を詳しく解説します。
Photoshopで筆圧が効かない原因とは?
Photoshop本体、またはPhotoshopが動作しているパソコン側に問題があると、筆圧が正しく機能しません。ソフトウェア側のエラーには、wintabファイルやPSUserConfig.txtファイルなどのプログラムファイルや設定の不具合が含まれます。
一方、パソコン側の問題としては、タブレットドライバーのエラーやシステムの競合が考えられます。これらの要因が組み合わさることで、Windows 10/8/7やMacで筆圧が機能しなくなるのです。
特に、多くのユーザーがWacomタブレットをPhotoshopで使用しているため、Wacomタブレットドライバーが見つからないといったタブレット自体の不具合が原因になることも多いです。以下の解決策を試して、Photoshopがタブレットの筆圧を認識しない問題を解決しましょう。
解決策一覧:
- 1:Photoshopとパソコンを再起動する
- 2:タブレットドライバーを更新する
- 3:PSUserConfig.txtのエラーを修正する
- 4:筆圧感度を再設定する
- 5:Windows Inkを使用する
解決策1:Photoshopとパソコンを再起動する
再起動だけで、Photoshopの筆圧トラブルが解消されることがあります。まずはPhotoshopを一度閉じて、再度開いてみてください。それでも改善しない場合は、パソコン自体を再起動してみましょう。
解決策2:タブレットドライバーを更新する
タブレットドライバーに不具合があると、Wacomタブレットが正常に動作せず、当然ながらペンもWindows 10上でうまく機能しません。その結果、Photoshopでペンを使っても筆圧が反応しないことがあります。まずはタブレットが正常に動作しているかを確認し、筆圧無反応の原因を取り除きましょう。
ここではDriver Boosterを使って、最新のWacomタブレットドライバーをダウンロードし、タブレットとペンを復旧させる方法をおすすめします。
1. Driver Boosterをダウンロード、インストールして起動します。
2. 「スキャン」をクリックします。

3. タブレットドライバーを見つけて、自動的に「更新」します。この方法で、WacomタブレットドライバーやXP-Penドライバーも更新できます。
タブレットの問題が解決すれば、更新されたドライバーによってPhotoshopでペンが反応しない問題も解消される可能性があります。
解決策3:PSUserConfig.txtのエラーを修正する
PSUserConfig.txtはPhotoshopの構成ファイルの一つです。プログラムの実行時に自動的に読み込まれ、操作をサポートします。描画や編集時に筆圧が効かない事態を防ぐため、このファイルのエラーを修正しておくとよいでしょう。
1. 検索ボックスに「エクスプローラー」と入力し、Enterキーを押します。
2. エクスプローラーで「ローカルディスク(C)\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Photoshop CC 2021\Adobe Photoshop CC 2021 Settings\」へ移動します。
なお、Photoshopを更新していない場合は、フォルダー名が「Adobe Photoshop CC 2019」や「Adobe Photoshop CC 2020」になっていることがあります。上記のファイルやフォルダーにアクセスできるよう、「隠しファイルの表示」を有効にしておいてください。
3. 「Adobe Photoshop 2021 Settings」フォルダー内で右クリックし、「新規作成」→「テキストドキュメント」を選択して、「PSUserConfig.txt」という名前を付けます。

4. 管理者権限で「コマンドプロンプト」を開きます。
5. 以下のコマンドを入力し、順番に実行します:
# WinTabを使用する
UseSystemStylus 0
コマンドを実行したら、Photoshopを起動して筆圧を使ってみてください。Windows 10で筆圧が有効になっているか確認できます。
解決策4:筆圧感度を再設定する
PhotoshopにおけるWacomペンの筆圧感度設定は、筆圧のパフォーマンスに直接影響します。写真編集時にWindows 10で筆圧をほとんど感じないほど感度が低く設定されている場合は、筆圧感度を再調整することで問題が解決することがあります。
場合によっては、筆圧感度の設定を変更するだけで、Photoshopで筆圧が効かない状態がすぐに解消されます。
1. Adobe Photoshopを開き、新しいドキュメントを作成します。
2. 左側のメニューからブラシツールを選択します。
3. 「ウィンドウ」>「ブラシ設定」を開きます。

4. 「シェイプダイナミクス」のチェックボックスにチェックを入れ、筆圧感度を有効にします。

5. 「コントロール」の設定で「ペン圧」を選択します。
再設定した筆圧感度で、Photoshop上に筆圧が反映されているかテストしてみてください。
解決策5:Windows Inkを使用する
Windows Inkは、デジタルペン(または指)による入力をサポートし、画面上への書き込みや描画を可能にする便利な機能です。Photoshopで筆圧が効かない場合は、描画や編集時にWindows Inkを活用することをおすすめします。
Windows Inkを有効にすると、Photoshopがペンの筆圧を感知できるようになり、Windows 10で筆圧が認識されない問題が解決することがあります。
1. 検索ボックスに「Windows Ink」と入力し、Enterキーを押して「Windows Ink ワークスペース」を開きます。
2. 「ペンと Windows Ink」の項目で、Wacomタブレットのプロパティを選択します。
3. 「ペン」の項目で、「Windows Ink を使用する」にチェックを入れます。

Windows Inkを利用することで、Windows 10上のPhotoshopで筆圧が効かない問題が解消されるかもしれません。これで、Photoshopでも快適に筆圧機能を活用できるようになります。
まとめると、Windows 10で写真編集を行う際にPhotoshopの筆圧が効かなくなるのはよくあるトラブルですが、本記事の手順に従えば、タブレットペンの問題は簡単に解決できます。
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