Windowsで「以前のドライバーのインスタンスがまだメモリにあるため、デバイスドライバーを読み込めません」(コード38)エラーを解決する5つの方法
USBポート経由でUSBメモリ、プリンター、スキャナーなどの外部デバイスをWindows 7/8/10に接続したのに、デバイスが正常に動作しないことがあります。デバイスマネージャーで確認すると、「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」や「不明なデバイス」の中に、接続した外部デバイスが表示される場合があります。
そのデバイスを右クリックしてプロパティを開くと、次のようなエラーメッセージが表示されます。
「このハードウェアのデバイスドライバーを読み込めません。以前のドライバーのインスタンスがまだメモリにあるためです。(コード 38)以前のバージョンのドライバーがまだメモリに存在するため、ドライバーを読み込めませんでした。」
例えば、ノートパソコンにWindows 10をインストールした直後は問題なく動作していたのに、0xC000038EというUSBドライバーエラーのせいで、USBメモリが読み取れなくなったというケースもあります。
「以前のバージョンのドライバーがまだメモリにあるため、ドライバーを読み込めません」とはどういう意味?
通常、Windowsシステムでは、外部デバイスをUSBで接続すると、自動的にドライバーがインストールされ、Windowsと外部デバイスをつなぐ役割を果たします。同時に、ドライバーは使用前にメモリへ読み込まれます。
つまり、Windowsのコード38「以前のバージョンのドライバーがまだメモリに存在するため、ドライバーを読み込めません」というエラーが表示されるのは、古いドライバーのインスタンスがメモリ上に残っていることが原因です。そのため、Windowsはこのハードウェア用のデバイスドライバーを読み込むことができません。
「以前のドライバーのインスタンスがまだメモリにあるため、Windowsがこのハードウェアのデバイスドライバーを読み込めません」エラーの解決方法
USBポート経由で外部デバイスを接続した後に「Windowsがデバイスドライバーを読み込めません」というエラーが発生する場合、最も疑わしいのはUSBドライバーです。そこで、まずはUSBドライバーを再インストールして更新し、デバイスマネージャーのエラーコード38が解消するかどうか試してみましょう。
また、ハードディスクが特定の条件下でオフになるように設定されていると、Windows 7/8/10がメモリ内のドライバーを読み込まずに外部デバイスを動作させようとして、問題が起こる可能性があります。さらに、Windows標準のトラブルシューティングツールを使って、このハードウェアエラーを修復することもできます。
解決策一覧:
- 解決策1: USBドライバーをアンインストールして更新する
- 解決策2: Shiftキーを押しながらシャットダウンする
- 解決策3: ハードディスクの電源を切らない設定にする
- 解決策4: ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツールを実行する
- 解決策5: Windowsをクリーンブートする
解決策1: USBドライバーをアンインストールして更新する
「以前のバージョンのドライバーがまだメモリに存在するため、ドライバーを読み込めません」という警告が表示されている場合は、まずUSBドライバーが古くなっていたり破損していたりしないかを確認し、新しいドライバーを再インストールしましょう。
ここでは、デバイスマネージャーでUSBドライバーをアンインストールし、その後、最新のドライバーを自動的にインストールすることで、素早く正確にドライバーを更新します。
手順1: デバイスマネージャーでUSBドライバーをアンインストールする
1. デバイスマネージャーを開きます。
2. デバイスマネージャー > ユニバーサル シリアル バス コントローラーまたはその他のデバイスで、USBドライバーを右クリックし、デバイスのアンインストールを選択します。
USBドライバーをアンインストールしたら、定番のドライバーツールDriver Boosterを使って、最新のUSBドライバーを自動的にインストールしてみてください。このツールを使えば、デバイスドライバーを自動でインストールできます。
もちろん、時間に余裕があり、パソコンに詳しい方は、メーカーの公式サイトから最新版のUSBドライバーをダウンロードして、手動でインストールすることも可能です。
手順2: USBドライバーを自動的に更新する
デバイスマネージャーでUSBドライバーを更新しているユーザーもいますが、デバイスマネージャーでは適切なUSBドライバーが見つからないこともあります。そんなときは、USBドライバーを自動的に更新する方法がおすすめです。
Driver Boosterは、プロ仕様のドライバー検索・ダウンロードツールです。このツールを使えば、不足しているドライバーや古いドライバーを自動的に検出し、ワンクリックでまとめて更新できます。
1. Driver Boosterをダウンロード、インストールして起動します。
2. スキャンボタンをクリックします。
3. ユニバーサル シリアル バス コントローラーを見つけ、USBドライバーを探して更新します。
USBドライバーの再インストールが完了したら、プリンターなどの外部デバイスをUSBポート経由でWindows 7/8/10に再接続し、今度はWindowsがデバイスドライバーを正常に読み込めるかどうか確認しましょう。
解決策2: Shiftキーを押しながらシャットダウンする
この方法は一見無関係に思えますが、「以前のバージョンのドライバーがまだメモリに存在するため、ドライバーを読み込めません」というエラーに悩まされていた多くのユーザーに効果がありました。シャットダウンをクリックしながら、同時に「Shift」キーを押し続けるだけです。この操作により、パソコンがリフレッシュされ、Windowsシステムを新しい状態で起動できるようになります。
これにより、デバイスドライバーが正常に読み込まれ、Windows 10/8/7で外部デバイスが動作するようになることがあります。また、単純な再起動だけで、デバイスマネージャーのエラーコード38が解消されるケースもあります。
解決策3: ハードディスクの電源を切らない設定にする
ドライバー自体は正常に動作しているのに、ハードディスクの設定に問題があるために、「以前のバージョンのドライバーがまだメモリに存在します」というエラーメッセージが表示される可能性もあります。この場合は、トラブルの原因となり得る「ハード ディスクの電源を切る」設定を無効にしましょう。
1. 検索ボックスに「電源」と入力し、検索結果の「電源とスリープの設定」をクリックします。
2. 電源とスリープの画面で、右側のペインから電源の追加設定をクリックします。
3. バランスや高パフォーマンスなど、使用中の電源プランの横にあるプラン設定の変更をクリックします。
4. ウィンドウ中央の詳細な電源設定の変更を選択します。
5. ハード ディスク > 次の時間が経過後ハード ディスクの電源を切るを探し、バッテリー駆動と電源に接続の両方をなしに変更します。
6. 適用とOKをクリックして変更を保存します。
ハードディスクが正常に動作するようになれば、USBポート経由で外部デバイスを接続しても、「以前のバージョンのドライバーがまだメモリに存在するため、ドライバーを読み込めません」というエラーは表示されなくなるはずです。
解決策4: ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツールを実行する
ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツールは、さまざまなハードウェアの問題を診断・修復できるWindows標準機能です。デバイスマネージャーのエラーコード38によって、Windows 10/8/7で外部デバイスが動作しない場合は、この内蔵ツールを実行してみましょう。
1. 検索ボックスに「トラブルシューティング」と入力し、Enterキーを押します。
2. トラブルシューティング画面の右側で下にスクロールし、ハードウェアとデバイスを見つけて、トラブルシューティングツールの実行をクリックします。
トラブルシューティングツールの処理が完了するまで待ちます。その後、ツールにハードウェアの問題を自動修復させるか、指示に従って自分で「Windowsがハードウェアのデバイスドライバーを読み込めません」という問題を修正してください。
解決策5: Windowsをクリーンブートする
Windows 10/8/7のクリーンブートとは、最小限のドライバーとスタートアッププログラムだけでWindowsを起動することです。これにより、バックグラウンドで動作するプログラムが干渉しているかどうかを特定できます。
サードパーティ製ソフトウェアがシステムに悪影響を与え、「以前のドライバーのインスタンスがまだメモリにあるため、Windowsがこのハードウェアのデバイスドライバーを読み込めません。(コード 38)」というエラーを引き起こしており、上記の解決策がどれも効果がない場合は、クリーンブートを試してみましょう。簡単に言えば、Windowsのクリーンブートとは、すべてのスタートアップ項目を無効化することです。
1. 検索ボックスに「msconfig」と入力し、検索結果の「システム構成」をクリックします。
2. システム構成ウィンドウの全般タブで、スタートアップの選択にチェックを入れ、スタートアップの項目を読み込むのチェックを外します。
3. スタートアップタブで、タスク マネージャーを開くをクリックします。
もちろん、手順2で変更を保存したうえで、他の方法でタスクマネージャーを開いても構いません。
4. タスクマネージャーのスタートアップタブで、スタートアップ項目を右クリックして無効化を選択します。
これですべてのスタートアップ項目が無効になります。Windowsシステムを再起動し、スキャナーなどの外部デバイスをUSBポート経由で接続して、デバイスマネージャーにエラーコード38がまだ表示されるか、外部デバイスが正常に動作するかどうかを確認しましょう。
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