Windowsでデバイスドライバーを読み込めない「コード38」エラーの原因と対処法
プリンターやスキャナーなどの外部デバイスをWindows 11/10に接続すると、通常はUSBポートなどを通じて自動的にドライバーがインストールされるか、付属メディアからユーザー自身がドライバーをインストールします。いずれの場合も、ドライバーがシステムに読み込まれた後、デバイスを使用できるようになります。しかし、環境によっては、デバイスのプロパティやデバイスマネージャーに以下のようなエラーが表示されることがあります。
前回のデバイスドライバーのインスタンスがまだメモリに存在するため、Windowsはこのハードウェア用のデバイスドライバーを読み込めません。(コード 38)

コード38エラーとは何か
デバイスマネージャーで「Windowsはデバイスドライバーを読み込めません(コード 38)」というエラーが表示された場合、以前のドライバーのインスタンスがまだメモリ上に残っていることを意味します。通常、デバイスを使用するたびにドライバーはメモリに読み込まれ、使用後には解放されます。しかし、OSが不要なドライバーを読み込んだり、ドライバーの解放に失敗したりすると、このエラーが発生します。
主な原因として以下が考えられます。
- 古いバージョンのドライバーがシステムに残ったままになっている
- USBドライバーが最新の状態に更新されていない
- サードパーティ製ソフトウェアがインストールに干渉している
まず試したい基本の対処法:PCの再起動
最も簡単な解決策は、Windows 11/10のPCを再起動することです。再起動によってメモリ上のすべてのデータが完全に解放され、システムがクリーンな状態で立ち上がります。これだけで問題が解消するケースも少なくありません。
それでも改善しない場合は、以下の対処法を順番に試してみてください。
1. 古いドライバーをアンインストールし、最新版を再インストールする
このエラーは、プリンターやスキャナーのドライバー読み込み時に特に発生しやすい傾向があります。理由の一つは、これらの機器ではソフトウェアとドライバーがCD/DVDなどの外部メディアにまとめて提供されることが多く、ユーザーがパッケージをインストールした時点で、すでにメーカーから新しいバージョンがリリースされている可能性があるためです。
その場合は、以前インストールしたドライバーパッケージを一度アンインストールし、メーカーの公式サイトから最新のドライバーをダウンロードしてインストールし直しましょう。
2. ハードウェアとデバイスのトラブルシューティングツールを実行する
Windowsに標準搭載されている「ハードウェアとデバイス」のトラブルシューティングツールは、接続されているハードウェア(特に外部デバイス)に関連する問題を自動的に検出し、可能であれば修復してくれます。
実行手順は以下の通りです。
スタート > 設定 > 更新とセキュリティ > トラブルシューティング を開き、一覧から「ハードウェアとデバイス」のトラブルシューティングツールを実行してください。
3. USBドライバーを再インストール・更新する

USBドライバーはデバイスマネージャーから更新できます。Win + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、devmgmt.mscと入力してEnterキーを押すと、デバイスマネージャーが起動します。
一覧からUSB関連の項目を展開し、各ドライバーを右クリックして「ドライバーの更新」を選択してください。必要に応じて、ドライバーのアンインストール後にPCを再起動し、自動的に再インストールさせる方法も有効です。
4. クリーンブート状態で起動する
サードパーティ製ソフトウェアが干渉している可能性がある場合は、クリーンブート状態でシステムを起動すると効果的です。これは、類似のドライバーを使用する別のプログラムが起動時に同じ問題を引き起こしていないかを確認するためです。クリーンブート状態であれば、さらに手動でトラブルシューティングを行うこともできます。
補足:メモリ整合性の設定をオフにする
上記の方法でもドライバーを読み込めない場合は、Windowsセキュリティの「メモリ整合性(コア分離)」設定をオフにしてみると、問題が解決することがあります。
コード38エラーはドライバーの管理に関わる問題ですが、多くの場合は再起動やドライバーの入れ替えで解消できます。焦らず順番に対処していきましょう。
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