コード32エラーの直し方:このデバイスのドライバー(サービス)が無効になっています
新しいソフトウェアをインストールしようとした際に、デバイスマネージャーに「このデバイスのドライバー(サービス)が無効になっています。別のドライバーがこの機能を提供している可能性があります。(コード32)」というエラーメッセージが表示されるという報告が多数寄せられています。
エラーメッセージの内容から、コード32エラーはドライバー関連のトラブルであると判断できます。原因としては、破損・古い・欠落しているドライバー、たとえばUSBデバイスドライバーやCD-ROMドライブのドライバーなどが考えられます。
さらに、レジストリで当該ドライバーのスタートアップの種類が「無効」に設定されている旨の警告が表示されることもあります。そのため、コード32エラーを解消するには、ドライバーとレジストリの両面から対処するのが効果的です。
解決策の一覧
- デバイスドライバーをアンインストールする
- デバイスドライバーを更新する
- レジストリ値を削除する
- ドライバーのレジストリ設定を変更する
解決策1:デバイスドライバーをアンインストールする
エラーメッセージにあるとおりデバイスドライバーが無効化されているため、問題のあるドライバー(USBデバイスドライバーやビデオアダプターなど)を一度アンインストールすることで、ドライバーとWindows 10との正常な通信を取り戻せる可能性があります。
ここでは、USBデバイスドライバーをアンインストールする手順を例に説明します。
- 検索ボックスで「デバイスマネージャー」と入力して開きます。
- ヒューマンインターフェイスデバイスを右クリックして展開します。
- ヒューマンインターフェイスデバイス配下の「USB 入力デバイス」を選択し、アンインストールをクリックします。
アンインストールの確認画面が表示される場合があります。その他のデバイスの下に表示されている問題のあるドライバー(ディスプレイドライバー、サウンドカードドライバー、マウスドライバー、キーボードドライバーなど)についても、同様にアンインストールできます。
その後、PCを再起動すると、Windows 10が自動的に新しいUSBデバイスドライバーをインストールしてくれます。
ただし、多くの場合、Windows 10は高度なドライバーやベンダー独自のカスタムドライバーまでは自動インストールしてくれないため、コード32エラーが解決しないケースもあります。
新しいドライバーのインストールに失敗した場合は、次の解決策2を参考に、最新のデバイスドライバーを手動で再インストールしてください。
解決策2:デバイスドライバーを更新する
コード45エラーとは異なり、コード32エラーの場合は、デバイスマネージャーやWindows 10自体が「新しいデバイスドライバーをインストールすべきタイミング」であることを教えてくれます。解決策1を参考にUSBデバイスドライバーなどをアンインストールした後は、適切な方法でドライバーを再インストールし、Windows 10のコード32エラーを根本的に解決しましょう。
自分でドライバーをダウンロード・インストールする時間やスキルがない場合は、Driver Boosterを活用してすべてのデバイスドライバーを自動更新するのがおすすめです。作業時間を大幅に節約できるうえ、Windows 10のコード32エラーも効果的に解消できます。
- Driver BoosterをPCにダウンロード、インストールして起動します。
- スキャンをクリックして、Windows 10上の欠落・旧式・破損・不良のドライバーを検出します。
- 今すぐ更新をクリックすると、Driver Boosterがすべてのドライバーを自動的に更新します。
また、どのドライバーが古いのか、あるいは互換性がないのかがすでに分かっている場合(グラフィックスドライバーやサウンドドライバーなど)は、該当するドライバーだけを個別に更新することも可能です。
その場合は、ソフトウェアやハードウェアの公式サイトからダウンロードするほか、ASUS、Lenovo、DellといったPCメーカーの公式サポートページから入手するのも有効です。
これらのサイトでは、互換性があり最新のデバイスドライバーをダウンロード・更新できます。その結果、コード32エラーを解消できるだけでなく、デバイス本来の高いパフォーマンスも享受できるようになります。
解決策3:レジストリ値を削除する
前述のとおり、コード32エラーはWindowsレジストリの不具合によっても発生することがあります。ここでは、UpperFilterとLowerFilterの値を削除する方法を紹介します。ただし、削除作業の前に、万一のデータ消失に備えて必ずレジストリのバックアップを取ってください。
- Win + Rキーを押してファイル名を指定して実行ダイアログを開きます。
- ボックスにregeditと入力し、Enterキーを押してレジストリエディターを起動します。
- 以下のパスへ移動し、UpperFilterとLowerFilterの値を探します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{4D36E965-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}
- UpperFilterとLowerFilterの値を右クリックして削除します。
環境によってはLowerFilterが存在しないこともあります。その場合は、UpperFilterさえ見つかれば、そちらだけを削除すれば問題ありません。
- はいをクリックして、UpperFiltersレジストリの削除を確定します。
- レジストリエディターを閉じ、PCを再起動します。
解決策4:ドライバーのレジストリ設定を変更する
コード32エラーは、レジストリエディター内のドライバーのStart値が誤った設定になっていることでも発生します。Start値を変更してみて、Windowsのコード32エラーが改善するかどうかを確認しましょう。
- レジストリエディターでHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Servicesへ移動します。
- Servicesの下から問題のあるドライバーを探し、右側ペインのStart値をダブルクリックします。
- ドライバーのStart値のデータを3から1に変更します。
- Windows 10を再起動します。
レジストリ設定を変更した後は、デバイスマネージャーを開き、「このデバイスのドライバーが無効になっています。別のドライバーがこの機能を提供している可能性があります。」というエラーがまだ表示されるかどうかを確認してください。
以上が、デバイスマネージャーのコード32エラーを修正するための主な解決策です。Windows 10で「このデバイスまたはサービスのドライバーが無効になっています」と表示されても慌てる必要はありません。本記事で紹介したいずれかの方法が、お使いの環境でのエラー解決に役立つはずです。
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