【Windows 10/11】「Windowsの準備をしています」で固まる・進まないときの対処法6選
ノートパソコンやデスクトップPCの電源を入れたり切ったりした際、「Windowsの準備をしています。コンピューターの電源を切らないでください」という画面から一向に進まず、Windows 10やWindows 11がフリーズしてしまうことがあります。この状態は非常にストレスが溜まりますが、適切な対処法を実践すれば解決できます。
目次:
- 「Windowsの準備をしています」にかかる時間の目安
- PCが「Windowsの準備をしています」で止まり続ける原因
- 「Windowsの準備をしています」で固まる問題を解決する6つの方法
「Windowsの準備をしています」にかかる時間の目安
通常、Windows 10のアップデート完了までに必要な待ち時間は、更新すべきプログラムの数によって異なります。更新対象のプログラムが多いほど時間も長くなるため、2〜3時間程度であれば許容範囲と言えます。
問題になるのは、PCを再起動するたび、またはWindows 10をインストールするたびに「Windowsの準備をしています」のループに陥り、2日以上経っても同じ画面から動かないようなケースです。この場合は何らかの不具合が起きている可能性が高いため、以下の対処法を試してみましょう。
PCが「Windowsの準備をしています」で止まり続ける原因
多くの場合、「Windowsの準備をしています」の問題は、PCの電源オン・オフ時やWindowsアップデート中に発生し、いわゆるフリーズ(凍結)トラブルの一種に分類されます。また、Windowsの更新・インストール・アップグレードの最中にこの画面で固まるケースもあります。
こうした場面で問題が発生する主な理由は以下の通りです。
- Windowsが処理を完了するのに時間が必要になっている
- 互換性のないドライバーが存在する
- システムファイルが破損している
- システム自体に不具合がある
これらの原因を踏まえ、本記事では「Windowsの準備をしています」の問題を効率的に解消する方法を詳しく紹介します。
「Windowsの準備をしています」エラーの解決策
ハードウェアとソフトウェアの両面から、以下の方法でトラブルシューティングを行いましょう。画面が固まっている間は多くの操作ができないため、上から順番に一つずつ試していくのがおすすめです。
解決策一覧:
- 方法1:しばらく待つ
- 方法2:PCを強制シャットダウンする
- 方法3:ネットワークに再接続する
- 方法4:ドライバーを更新する
- 方法5:システムファイルチェッカー(SFC)を使う
- 方法6:システムの復元を行う
方法1:しばらく待つ
地味な対策に思えるかもしれませんが、サインイン画面に表示される「Windowsの準備をしています」の問題に対しては、これが最善の解決策になることもあります。
バックグラウンドで動作しているプログラムやタスクが、時間とメモリ(RAM)を必要としている場合があります。そのため、まずは最長2〜3時間ほど様子を見て、Windows 10/11に変化が現れるかどうか確認しましょう。その間は、PC上でどんなプロセスが動作しているか把握しておくと安心です。
例えば、HDDやSSDのアクセスLEDを観察してみてください。LEDが点滅していればディスクが使用中であることを意味し、それが「Windowsの準備をしています」の画面が続いている理由かもしれません。
ディスク活動に異常がなく正常に動作していれば、他の原因を疑って次の対処法に進みましょう。
方法2:PCを強制シャットダウンする
長時間待っても反応がない場合は、画面上に「電源を切らないでください」という警告が表示されていても、強制的に電源を切るしかありません。
電源ボタンを30秒ほど長押しして、PCを強制的にシャットダウンしてください。その後、USBメモリ、外付けDVDドライブ、マイク、ヘッドホンなど、PCに接続されている外部デバイスをすべて取り外します。ノートパソコンの場合は、電源ケーブルとバッテリーも取り外しましょう。
シャットダウン後、電源ケーブルとバッテリーを接続し直して再度起動します。今度は「Windowsの準備をしています」の画面で止まることなく、Windows 10が正常に起動するはずです。
方法3:ネットワークに再接続する
強制シャットダウン後も「Windowsの準備をしています」の画面が続く場合は、Wi-Fiや有線LAN(Ethernet)が正常に機能しているか確認しましょう。
ルーターの電源プラグを抜くか、LANケーブルを取り外してインターネットから一度切断し、その後改めて接続し直してみてください。そのまま待機して、Windows 10のセットアップが完了し、「Windowsの準備をしています」のループが解消されるかどうかを確認します。
Wi-Fiや有線LANが正常に再接続されれば、Windows 10の構成やアップデートもスムーズに完了するでしょう。
方法4:ドライバーを更新する
なんとかPCを起動できた場合は、まずWindows 10用のドライバーをすべて最新版に更新することをおすすめします。古いドライバーや互換性のないドライバーが原因で、アップデート時に「Windowsの準備をしています」エラーが発生することがあるためです。
ただし、手作業で各メーカーのサイトからドライバーを探してダウンロードするのは手間がかかり、特にどのデバイスドライバーが原因かわからない場合には困難です。
そこでおすすめなのが、ドライバー自動更新ツールのDriver Boosterです。300万以上のドライバーデータベースを備えており、クリック操作だけで全ドライバーを更新できます。不足しているドライバーや破損したドライバーも検出できるため、Windows 10で「Windowsの準備をしています」エラーが繰り返される問題の根本的な解決にも役立ちます。
1. Driver Boosterをダウンロードし、Windows 10/11にインストールします。インストール後、アイコンをダブルクリックしてプログラムを起動しましょう。
2. スキャンをクリックすると、Driver Boosterが全デバイスをスキャンし、必要なドライバーを検出します。
3. 今すぐ更新をクリックします。これにより、グラフィックカード、サウンドカード、ネットワークアダプターなどのドライバーが自動的にダウンロード・更新されます。
最新のドライバーが適用されれば、ドライバーの非互換性による問題は解消され、再起動のたびに「Windowsの準備をしています」で固まることもなくなります。
方法5:システムファイルチェッカー(SFC)を使用する
ウイルス感染などが原因でシステムファイルが破損し、「Windowsの準備をしています」の問題が発生している場合は、Windows標準搭載の修復ツール「システムファイルチェッカー(SFC)」を実行しましょう。
1. 検索ボックスにコマンドプロンプトと入力し、検索結果を右クリックして管理者として実行を選択します。
2. コマンドプロンプトに sfc/scannow と入力し、Enterキーを押してSFCを実行します。
すると、ツールがシステムファイルのスキャンを開始し、破損したファイルが見つかった場合は自動的に修復してくれます。問題のあるファイルが修正されれば、Lenovo、Dell、ASUSなどのPCでも「Windowsの準備をしています」の問題は発生しなくなります。
方法6:システムの復元を行う
ここまでの方法でも改善しない場合、問題がWindows 10/11のシステム自体にある可能性があります。その場合はシステムの復元を試みましょう。
システムの競合を避けるため、PCのリセットやアップデートの際に「Windowsの準備をしています」で固まらない時点までシステムを戻すのが効果的です。
まず、重要なデータをバックアップしてから、システムの復元機能を有効にします。
1. 検索ボックスに回復ドライブの作成と入力し、Enterキーを押します。
2. 次へをクリックして回復ドライブの作成に進みます。
このとき、回復ドライブにシステムファイルをバックアップしますにチェックを入れてください。
3. 次に、システム保護タブを開き、保護の設定欄にある利用可能なドライブの中からドライブを選択して構成をクリックします。
ここではローカルディスク(C:)を選択します。
4. 復元の設定でシステム保護を有効にするを選択し、最大使用量を調整します。「Windowsの準備をしています」の問題が解消されるまで、十分な容量を確保しておきましょう。
最後に、適用→OKをクリックして設定を保存します。
設定完了後、システムの復元を実行することで、「Windowsの準備をしています」で固まる問題に対処できるようになります。それでも問題が解消しない場合は、Windows 10を出荷時の状態に初期化(工場出荷時リセット)するか、以前のバージョンのシステムに戻すことを検討してください。
まとめ: 今後、ノートパソコンやデスクトップPCで「Windowsの準備をしています。コンピューターの電源を切らないでください」という画面に遭遇したら、本記事で紹介した6つの対処法を順番に試してみてください。
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