macOS Sierraの起動可能なUSBインストーラーを作成する方法【初心者向けステップバイステップガイド】
起動可能なmacOS Sierra USBインストーラーがあれば、さまざまな場面で大いに役立ちます。macOS Sierraをクリーンインストールしたい場合、複数台のMacに同じインストーラーを使い回してセットアップしたい場合、起動しなくなったMacを復旧させたい場合、あるいはシステムのトラブルシューティングを行いたい場合など、柔軟に対応できるのが大きなメリットです。
この記事では、起動可能なmacOS Sierra USBメモリの作成手順から、そのUSBからSierraをインストールする方法まで、順を追ってわかりやすく解説します。
事前準備:必要なもの
作業を始める前に、以下の点を確認しておきましょう。
- macOS Sierraのインストーラーは約5GBあるため、8GB以上の容量を持つUSBメモリを用意してください。
- 作成過程でUSBメモリはフォーマットされ、中のデータはすべて消去されます。必ず事前にバックアップを取っておきましょう。
ヒント:時間と効率を重視するなら、iBoysoft DiskGeekerを使って起動可能なmacOS Sierra USBインストーラーを作成するのがおすすめです。
このmacOS起動用USB作成ソフトなら、macOS Sierraに対応しているかどうかにかかわらず、あらゆるMac上でDMGファイルから起動可能なUSBインストーラーを作成できます。数クリックだけで実用的なmacOS Sierra起動用USBドライブが完成し、ターミナルで手作業を行う場合に比べて、大幅な時間短縮になります。
方法1:iBoysoft DiskGeekerで起動可能なUSBを作成する(簡単・おすすめ)
iBoysoft DiskGeekerでmacOS Sierra用の起動可能なUSBを作成するには、以下の手順に従ってください。
- ステップ1:macOS SierraのDMGファイルをダウンロードします。
- ステップ2:macOS起動用USB作成ソフト(iBoysoft DiskGeeker)を無料ダウンロードして起動します。
- ステップ3:macOS Sierraインストーラーの保存先となるUSBメモリを選択し、「起動ディスクを作成(Create boot disk)」をクリックします。

- ステップ4:「起動ディスクを作成」>「イメージを参照(Browse Images)」をクリックし、ダウンロード済みのmacOS Sierra DMGファイルを選択します。

- ステップ5:「OK」をクリックしてディスクの消去を確定します。すると、起動可能なmacOS Sierraインストーラーが自動的に作成されます。

方法2:ターミナルを使って手動で起動可能なUSBを作成する
手作業で起動ディスクを作成したい場合は、macOS Sierraに対応したMacを用意し、以下の4つのステップを進めてください。
- ステップ1:macOS Sierraインストーラーをダウンロードする
- ステップ2:外付けUSBメモリを消去する
- ステップ3:ターミナルでmacOS Sierra 10.12の起動可能なUSBを作成する
- ステップ4:USBからSierraをインストールする
ステップ1:macOS Sierraインストーラーをダウンロードする
Appleは現在も、インストールが必要なユーザーのためにmacOS SierraのDMGファイルを提供しています。リンク先からmacOS Sierraインストーラーをダウンロードしましょう。ダウンロード後、「Install macOS」という名前のDMGファイルをダブルクリックし、内包されているPKGファイルをダブルクリックして、画面の指示に従ってmacOS Sierraインストーラーをアプリケーションフォルダにインストールします。

アプリケーションフォルダを開き、「Install macOS Sierra.app」が登録されていることを確認してください。

ステップ2:外付けUSBメモリを消去する
インストーラーの準備ができたら、次はUSBメモリを整えます。この操作で選択したUSBメモリ内のデータはすべて消去されるため、注意してください。
- ディスクユーティリティを開きます。
- 「表示」>「すべてのデバイスを表示」をクリックします。
- USBドライブを選択し、「消去」をクリックします。

- ドライブ名を「MyVolume」と入力します。
- フォーマットは「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選択します。
- 方式は「GUIDパーティションマップ」を選択します。
- 「消去」をクリックします。
ステップ3:ターミナルでmacOS Sierra 10.12の起動可能なUSBを作成する
これで、ターミナルからmacOS Sierra起動用USBを作成する準備が整いました。構文エラーを防ぐため、コマンドは入力せずに正確にコピー&ペーストしてください。
- ターミナルを起動します。
- 以下のコマンドをターミナルに貼り付けて、Enterキーを押します。(インストーラーの名前に注意してください。「Install macOS Sierra.app」という名前でない場合は、アプリケーションフォルダに表示されている実際の名前に合わせてコマンドを修正してください。)
sudo /Applications/Install\ macOS\ Sierra.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MyVolume --applicationpath /Applications/Install\ macOS\ Sierra.app --nointeraction
(下の画像では「&&say」コマンドが追加されていますが、起動ディスクの作成には必須ではありません。)
- 管理者パスワードを入力してEnterキーを押します。(セキュリティのため、パスワードは画面に表示されません。)
- 確認メッセージが表示されたら、「Y」と入力してドライブのフォーマットを承認し、Enterキーを押します。
- ターミナルに「Install media now available at "Volumes/Install macOS"」と表示されたら、USBメモリの完成です。
もし起動可能なmacOS Sierra USBドライブを作成できない場合は、「Macで起動可能なUSBインストーラーを作成できないときの対処法」のガイドを参考に修正してください。
ステップ4:USBからSierraをインストールする
最後のステップは、macOS SierraのUSBからMacを起動し、目的に応じて内蔵ドライブまたは外付けドライブにインストールすることです。
以下の適切な手順に従って、起動可能なmacOS Sierra USBインストーラーからMacを起動してください。
macOS Sierra USBインストーラーからの起動方法:
Intel搭載Macの場合:(T2チップ搭載Macをお使いの場合は、スタートアップセキュリティユーティリティで外部メディアまたはリムーバブルメディアからの起動が許可されていることを確認してください。)
- Macの電源を切ります。
- 電源ボタンを押し、すぐにOptionキーを押し続けます。
- 起動可能なボリュームが表示される暗い画面になったら、キーを放します。
- 起動可能なmacOS Sierraインストーラーを選択し、画面上の矢印をクリックします。

Apple Silicon搭載Macの場合:
- Macの電源を完全に切ります。
- 電源ボタンを、Macが起動して起動オプションが読み込まれるまで押し続けます。
- macOS Sierra 10.12の起動可能なUSBを選択し、「続ける」をクリックします。
その後、以下の手順でmacOS Sierraをインストールできます。
USBからSierraをインストールする方法:
以上が、DMGファイルからmacOS Sierra 10.12の起動可能なUSBを作成する方法です。ぜひ他の方にもシェアしてください!
Windows 11/10/8/7でmacOS Sierra起動用USBを作成するには?
起動可能なmacOS Sierra USBインストーラーを作成できるMacを持っていない場合は、TransMacなどのツールを使えばWindows PCでも作成可能です。このツールを使えば、macOS SierraのDMGファイルを外付けUSBドライブに書き戻して、起動可能な状態にすることができます。
詳細については、こちらのガイドもご覧ください:「Windows 10/11/8/7からmacOS起動可能なUSBを作成する方法」
-
【チュートリアル】MacBook Air/Proでメッセージを削除する方法【完全ガイド】
毎日のようにメッセージを送受信している方も多いのではないでしょうか。Macの「メッセージ」アプリは、やり取りした会話をすべて自動的に保存します。写真や動画、音声ファイルなどが添付されたメッセージが蓄積されると、ストレージ容量を大幅に圧迫してしまいます。Macの空き容量を確保したいなら、不要なメッセージを削除するのが効果的です。また、「個人情報を含む機密性の高いメッセージを削除したい」「Macを売却するために履歴を全消去したい」「スパムメッセージを整理してMacを快適に保ちたい」といったニーズもあるでしょう。この記事では、MacBook Air/Proでメッセージを削除するさまざまな方法を詳しく
-
MacBook Proの起動が遅い原因と対処法|起動時間を最適化する6つのヒント
Macの起動にかかる時間は、ハードウェア構成や自動起動項目の数にもよりますが、一般的には10〜30秒程度です。たとえば、フラッシュストレージ(SSD)を搭載したMacは、HDD(ハードディスクドライブ)搭載モデルよりも大幅に速く起動します。 過去にZolloTechが、SSD搭載のMacBook ProとHDD搭載モデルの起動時間を比較するテストを実施しました。その結果、SSD搭載のMacBookは完全に起動するまでわずか22秒だったのに対し、HDD搭載モデルは49秒かかったのです。 つまり、SSD搭載のMacBookは従来のHDDよりもはるかに高速だということが明白です。古いMacB